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暗黒卿の魔国譚  作者: ブロンズ
最終章:勇者一行と大陸の夜明け

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第十八話:偶には退行してもいい




「ぐッ……!? バカ、な……。何故……、なぜ君たちが……!?」



 何なんだコレは。

 一体何がどうなってこんな状況になってやがる? 

 どうすれば良いんだ。



「―――姉さん」

「えぇ。よもや……いえ、まさか……」



 数人掛けのソファーにもたれるまま立ち上がれないでいる俺。

 哀れな老人を挟むように、今に要介護を立ち上がらせようとしているがごとく俺の両腕に己のソレを絡めて座っている英雄姉妹は、そのまま左右から囁くように俺の耳元で言葉を交わす―――。


 いや、確かに俺の身体ってズタズタの穴だらけだけど、流石に左右の耳まで一本道で繋がってないよ?

 トンネルじゃないよ?

 もしかして俺の身体コードレスの糸電話だと勘違いしてる?


 もちもちなの?

 それとも、これがハルカたちの言ってたえーえすえむあーるってやつなの……?



「―――まさか……ラグナ殿が、こんな……!」

「閣下……? 本当に、本気なのですね……? これで?」



 やめて、お願い、ゆるして。

 

 重ねて言おう。

 ソファーに座ったまま……「姉妹に押さえつけられた体勢のまま」、立ち上がれずにいる俺ちゃん。

 元より身体強化していない状態の俺の地力はほぼ只の人間……彼女たちからすれば赤子のようなもので。

 むしろ、今まで気が付かれなかったことの方が奇跡なんだよ。

 前にシンシアとジムとかバッティングセンター行った時なんかほぼほぼ覚悟してたんだが。

 

 幼少期からの知り合いで、憧れを抱いていたであろう男の本当の姿を知ってしまった姉妹。

 シンシアとマーレの反応は―――失望?

 ……いや、どうだ。 

 まるで電流が走ったようにビクリ……、或いはゾクゾク背筋を震わせる二人は……。



「ぁ……はっ、な、なんなのでしょう。この、感覚……」

「い、いけませんよ、姉さん。こんな……、こんな……、ふふっ」



 メスガキ……だと!?

 

 くそッ……冗談じゃねえぞ。

 こちとら君たち二人がこーーんなちみっちゃい時から大切に見守ってきたんだぞ。

 それが、姪っ子下克上だ?

 こんなの……、こんなのッ……。



 くッ―――嫌いじゃない。



 じゃねーーよ。

 本音漏らしてる場合か。



「今なら本当に何でもできるのですね?」

「その筈です。完全に効いているようですから……。流石はイザベラ様の開発した分解薬……。キース達で治験済みとは聞いていましたが……」



 それ治験ってか強制人体実験か何かだろ絶対!

 大人しくモルモットになるような育て方した覚えねえぞ。

 クロードとか、絶対只の実験で終わらせねえだろ。団員たちに乱暴されただろ! エ○同人みたいに! 今の俺みたいに!


 だれかーー!!

 見せ筋なのバレちゃった!

 百歳近くも年下の美人姉妹に良い様にされるおっさんにされちゃう!

 しなやかな細腕さんに力負けで滅茶苦茶にされちゃう!


 だれかーー、助けろーー! 

 女騎士に拘束プレイ―――……、されちゃう!

 逆だって!

 


「ふ……乱心したか? 君たち。今ならば全てが元通りになる。種族は違えど互いに変わらぬ心と言葉を持つ者同士、こんな真似はやめて冷静に言論で話し合えば……」



 悲鳴を押し殺して最大限に威厳を保った命乞い。

 おかしいって。

 盗賊団に捕まって「今ならまだ許してあげます」とか寝言ほざいてる女騎士じゃねえんだぞ。

 大切に見守ってきた姪っ子たちにこんなことされたら人間不信になるわ。



「閣下……。申し訳、ありません」

「ラグナ殿。全てが終わった後でいかなる罰もお受けするつもりです」



 終わった後なの?

 今じゃダメ?

 てかそれってナニ終えた後なの?

 その頃には俺ちゃん下手に弄繰り回されてお亡くなりになってたりしない?


 いっえーーい、シャックスくーん? アインハルト老見ってるぅーー?

 今からお宅の愛娘(お孫)ちゃん達に美味しく頂かれちゃいまーース。

 止めてほしかったら助けてくださーい……、マジで、お願い。

 


「そうはさせん、そうは……何故だ―――力、が……ぐッ」

「どうか抵抗なさらないでください、宮廷魔導士団の開発した魔素分解薬です。ほんの数時間程度ではありますが……」

「すぐに終わりますので……どうか」

「恐ろしく都合のいい産物を……!」



 パラレル時空やら二次創作作るなら大体「魔導士団がやらかして~」って言っておけば説明できるわけだ。 

 二次大戦のドイツ並みに便利な存在だな、畜生。

 


「碌な事をしないなあの組織は……。重ね、君たちの誇りはどうした……!」

「くっ、これもアインハルト家の為……」

「義務がありますので。私と姉さんの我が儘でアインハルトの血を絶やすわけにはいかぬのです。……閣下が悪いのです」



 最後にボソッと責任転嫁するな。


 騎士の(ほまれ)は死んだってか?

 「くっ」で始まるあのセリフ俺が言っていいか? いうよ?

 女じゃないけど騎士だし言って良いよね?


 てか何で途絶える前提なんだよ。

 クロウンス王家の女か? うぬら。

 おのれセラエノ。


 圧倒的飛び火はともかく、「恋愛結婚しかやーやーなの」とか言ってたら貴族の義務とかどうなんだよ。

 ローレランスもアインハルトも何でちゃんと分家作っておかねーんだよ、そこだよそもそも。


 国内最高位の貴族家が揃いも揃って子孫繁栄させねぇからこうなるんだろうが。

 いや、ローレランスは元々は分家筋だけどさぁ。


 流石の俺も年貢の納め時か。



「くッ、殺せ……!」

「「……………」」



 ………?



「―――ところでマーレ。ここからどうするかの考えはあるのですよね?」

「……。姉さん? そんなの私に聞かれても……」



 そして箱入り娘!!

 どうしてここまで周到な計画たてておいて一番大事な部分抜けてんの!?

 君たち座学でもトップの成績で―――いやそうだったこの子ら天然貴公子(エリゴス)の子孫だったわ!


 普段超が付く真面目な騎士様たちが無理してはっちゃけるとこうなるって典型例じゃねえか。

 君たち修学旅行で木刀買うタイプ?

 悪ふざけでナイフペロペロしちゃう系?

 

 ……まだか?



「こういった策謀こそ貴女の管轄ではないですか」

「何を勝手な事を。そもそも今回の件は―――」



「……二人共。先への踏み出し方が分からないのか」

「「!」」



「ラグナ殿……まさか」

「……。あぁ。君たちの熱には負けたよ。それがシンシアとマーレの心からの望みだというのならば……うむ。ここから先は私が仔細享受しよう」

「閣下……!!」

 


 ………。



「では、閣下……。私達はとうに覚悟など出来ていますので」

「どうか……お願いできますか?」



 チョロい。

 動かずして主導権を握れるとはな。

 彼女たち自身、本当に知識がないのではなく勝手がわからないから初手でどう動いて良いのか分からないというだけだ。

 だが、せめてもう少しだけ時間を……。



「では、まずはここに手を……、だな」

「ここ、に?」

「……こう、でしょうか」

「そうだ。次は適度な……、間違っても力を入れすぎないでくれ? ゆっくりと包み込むように手で握り―――むっ」

「あっ、力が強すぎましたか?」

「いや。上手いじゃないか。そのまま続けて―――」

「……。あの」



「「これ肩もみでは?」」



 あ~~、美人姉妹のダブル肩もみきもちえぇ。

 肩たたき券もなしにこんな贅沢な老後の楽しみ貰えるってマジです?

 やっててよかった暗黒卿。



「―――ラグナ殿」

「……閣下」



 怒り半々、悲しみ半々ってところか。

 そりゃあ真面目な彼女等が精一杯の勇気を出して行動したのに相手がいつまでも子供に対する扱いみたいな舐めた態度とってればそうもなるだろうな。


 ………。

 もう、そろそろ……か?



「―――ぁ、え……? これ、は?」

「……ぅ、あ……。この、症状、は―――分解薬の……!」

「助かったな」



 ビンゴ。



「やや焦ったぞ。君達ほどにもなれば効かないのかとすら思ったが―――ようやく効いて来てくれたか」

「まさか!?」

「閣下!?」



 ……ところで悪役だよな? これ。

 魔法少女やら戦隊ヒロインを篭絡する敵組織の幹部みたいになってる、しかも地上波では放映できないタイプのえっちい系。

 身体が硬直したかのように、力が抜けするりと俺の身体から離れていく二人の手を他所にようやく立ち上がる。



「説明を受けていた筈だ。魔素分解薬の効果は投与対象の魔素適合率、保有する魔力量に依存すると。確かに私を拘束するにはあの程度の投与量でも足りるが、反面効果も薄く、このように動き回りことくらいはできる。君たちと異なり―――な」

「「………!」」



 身体強化が出来ないからと言って、別に動けない訳じゃない。

 適合率が低いからこそ僅かな量で事足り、症状は軽く―――逆に、耐性が高すぎる故に一度効いてしまえば彼女等は身動きすら取れない。

 互いに薬を盛り合っていたってのはおかしな話だが……、ともかく拘束さえ解いてしまえばこっちのもんだ。


  

「ラグナ殿……、どうして」

「すまないな。君たち姉妹がアブナイ作戦を決行するかもしれないという話を複数の筋から仕入れていた」



 主に勇者とか……、あとベッドの上で?

 後者は吐かせたというかわからせ系のお仕置きしてたら勝手に喋ったというか。

 勿論、二人の飲み物に混ぜておいた遅効性の薬も彼女から仕入れた。



「使わなければそれが一番だったが、一口含んで理解した。やられた、とな。やり返すのは……まぁ止む無しだ」

「私達に効く薬、など……!」

「一種や二種では難しいだろう。時に、この国で一番魔導士団の投薬実験のデータを深く理解している者が誰か、君たちは知っているか」

「「―――――」」


 

 まぁ俺だが。

 この国どころか、この世界で一番薬物実験の被験者になった数が多いのが俺だ。

 全くの新種でなければ味見しただけで成分の予測も出来るし、毒素の分解も速い。

 実際に投薬されて身をもって理解したデータ……。

 


「当然、どれとどれを合わせる事で更に高い効果を与えられるかも知っている。食べ合わせ、とでもいうべきか。君たち、魔力が高い程に……或いは、特定の魔力性質を持つ者にだけ効くようにするのも、だ。そういう意味では双子というのは良いものだな。同じ薬が同程度の効果を及ぼせる」

「ぁ、う」

「そんな……」


 

「さて……。頼れる同僚、或いは信頼する部下……一角(ひとかど)一端(いっぱし)……。君たちを一人の大人と尊重すればこそ、私も我慢できた。だが―――このような道を外れた子供だまし」

「「……………」」

「悪だくみを実行するような子供には、子供用のお仕置きが必要か?」



 クククッ、抱き合うような形でガタガタ震えておるわ。

 あぁ、そうだとも。

 いけない子供たちには分からせが必要。

 

 まさかこんな非行、不誠実に走る子たちだったとは―――、いや。



「それは私とて同じだな。君たちから向けられてきたひたむきな好意に気付かぬふりをしていた、子供のような己と」

「―――ラグナ殿……?」

「私も君たちも、義務を果たさねばならない」

「な、何を―――ぁ、ん……? んんッ!?」

「な……! 姉さん!? か、閣下!!? これは―――んむッ!?」



 美しい真紅、そして蒼穹の瞳が見開かれ揺れる。

 果たして二人にはこれの経験すらないのか?


 ……本当はイヤだったんだがな。

 複数人同時にとか、創作上ではもてはやされるが本当にやる本人からすれば相手の女性への申し訳なさが……なんていうか、遊びでやってるみたいで嫌だった。

 フィーアもそこを汲んで三日の予定にしてくれていたんだろう。

 全て崩れたが。

 ってかもっと広い間隔取りません?

 三日って俺の身体考慮してないだろ。

 それともボロボロになって治してもらいに行ったところを最後にモグモグする完璧な計画なのか?

 

 

「さて。本来ならば、個別で真摯に向き合うのが筋というものだったのだろう。だが―――どうやら、君たちは何処までも二人で一人のようだ。ならば……私もそうさせてもらおう」

「……ぁ、閣下……」

「ラグナどの……? こんな……これは、子供への対応では……」

「そうだ。子供へはこんな事はすべきではない。もしやった愚か者がいるとするならば、軍の世話になるだろう。ゆえに、これは―――」



 ここからは大人の時間だ。 




   ◇




「すぅぅ……、―――スパァァ……」



 ………。

 


「かっか……、とても……」

「らぐなどの……」



 ちょっと激しく戦い過ぎた身体を労わるように薬を摂取―――やっぱり絵面がひどすぎる不思議。

 もくもく上がる煙を見送りやがて視線を落とせば、両脇から届くとろけるような声。

 先程のソファーと同じような様相で寝具に身を預け微睡む姉妹は、普段の凛々しさが反転したように甘く俺を呼ぶ。


 ………。


 うん―――、やったわ。

 俺ちゃん本当にクズ。

 昨日の今日だぞ? フィーアが隣で寝ててその日のうちにイザベラに会いに行ったの昨日だぞ?

 軍でも絶大な人気を博する貴族やら将軍たち上から喰ってる畜生いるってマジ?


 俺じゃなかったら今からでも王都どころか魔皇国が火の海になる。

 二人を敬愛する近衛と黒曜の二大騎士団が全力で殺しに来る。



「さて」



 それより何より……。


 ―――陛下に殺される!!

 今更ながらに考えてみて腹の底から冷たくなってきたわ。



「ぁ……、閣下……? お肌が冷たく……冷えてしまいますよ? 姉さん、私達が温めて……」

「良い考えですね。両脇から密着してみましょう。ぎゅーー」

「ぎゅ」

「……………」



 まいっか、死んでも。

 正直思い残す事そんなに多くない気がしてきた―――、血迷うな。

 一時の気の迷いで諦めんな。

 いや、だがこの状況を気の迷いという言葉で片付けるほど腐ってるつもりはない。

 一万歩ほど譲って、姉妹が独身貴族{比喩なし}になってしまっているのは俺の責任らしいからな。



「……私は長く君たちから向けられる好意に目を背けてきた」

「「そうですね」」

「……。君たち姉妹には我慢を強いてしまった。その責任は取るつもりだ」

「聞きましたかマーレ」

「えぇ、言質取りました……が、今はそれよりも……。この時間を。今この瞬間を」 

 


 平時決して見られないであろう副長の無邪気な破顔。

 彼女はだらりと垂れる俺の手を慎重に持ち上げると、やはり自分の頬へと導き。

 ……。

 撫でられ待ち?

 


「あ、……っふふ……っ」



 本当にマーレは好きらしいな、これが。

 だが、反対側の姉様はその様子に何処か違和感を覚えていらっしゃるご様子で。



「何かが……、何かが」



 金色の髪が流れ、魔族特有の長耳が上下する。 

 人間だった当時の俺のひそかな夢って、実は半妖精たちに囲まれたハーレムライフだったんだよな。

 一番好きなファンタジー種族エルフだったって……陛下にも秘密だ、墓まで持ってく。

 そもそも魔族って作品によって設定まちまちだから推しにするにも難しく―――。



「……。マーレ……? さては―――あなた……ラグナ殿に甘えるのはこれが初めてではありませんね!?」

「バレましたか。姉さんにしては聡いですね」

「何を悪びれもせずいけしゃあしゃあと! それではやはり不公平です!」

「ふっ。デートコースにジムを選ぶような姉さんには出来ませんか、このような真似は」

「なっ、何故それを!?」



 職権乱用か?

 幾らうちが情報を司る組織で、実質的な司令官とかいえ流石に姉妹のプライベートは……。

 


「むむ……」

「ぬぬ……」



 ところで俺挟んでやるのやめてもらっていいですか?

 身体能力で切り取るなら今って5メートル級のヒグマに挟まれた一般ピーポーなのよ。

 生まれた時からずっと二人で頑張ってきたのに男が原因で刺しつ刺されつはマジで勘弁してくれ。



「ならば私はこういう事が出来ますよ!」

「……な!」

「貴女には出来ないでしょうね」



 挟むのやめてほしいと思った端から非常に素敵な谷間に挟まれる腕。

 かの天堅以上に強固な物質など存在しえないと思ったが、この柔らかさは学説が覆るかもしれんな。



「ならこっちは―――」

「甘いです、その程度―――」

「―――――、―――!」

「―――! ―――――!」



 ……。

 本当に姉妹だな。

 一方が何かすればもう一方はさらに大胆に、それがあれば相手は更に……。

 どうやらバベルの塔の建設待ちらしく、にわかに騒がしくなる。

 この姉妹、姉さん(妹さん)はやってくれたぞって言ったら本当に何でもやってくれそうな危うさがあるな。 

 昔から分かってたが、一途さっていうか尽くす性質は種族特性。

 妖魔種を愛人、有角種を妻に貰うのが人生の幸福って説が軍部で流行るのも頷ける。


 だが……さて。

 流石の俺でも、ここ数日間色々あり過ぎて疲労困憊だ。

 そろそろ失礼して精の付くもの喰ってぐっすりと休みたいんだが、良いです?

 なんか怖いからフィーアに頼らず外にでも食いに……。


 

「かくなる上は……ラグナ殿」

「―――え?」

「えぇ、どちらがより上か。この場で閣下に判断していただきましょう。そして、確実にアインハルトの存続を……」

「君たち? わ、私は見ての通り身体が既に……」



 祖父母特攻の潤ついた目で見るな。

 作戦自体は穴だらけのくせにどうしていつも絶妙に相手が逃げられない状況に持ち込んでくる。

 そういうとこだぞ角の氏族。



「不確かな未来に縋るのではなく、今を全力で生きる。あなたの教えをここで活かします」

「今を。閣下がこうして無事なうちに、私たちは成し遂げるのです」

 


 いや逝くって。

 ええんか? 国家の英雄があまりに不名誉な死因を―――くッ、力つよッ!?



「閣下―――」

「ラグナ殿―――」




「「大好きです……!」」




 ………っふ。

 これが若さか……。

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組み合わせが天然姉妹と苦労人だからどこまでも締まらねぇ…
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