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第1話 始まり

始まります

真っ暗だった視界がだんだんと明けてきて新たに視界に入ってきたのは『緑』だった。聖はキョロキョロと回りを見回した。


「なるほど、初めは始まりの町とかでは無いのか。これは始まりの町に行くまでに慣れろって事かな?そういや、チュートリアルも無かったな」


何かこの広大な草原に対しての感想の一つでも言えというものである。ていうか言え。


ブルッ


「うおっ、なんか感覚なんてないはずなのに寒気がしたぞ。...んっ、んん!あー、スゴイイイケシキダ〜」


...聖はとてもこの景色に感動をしたようだ。それはそうだ。聖が住んでいる所にはこういった場所が無いからだ。感動をするのも無理はない。


「そんじゃあ、この道なりに進むか。」




ガサッガサッ...ピョン!


「なんだ?ウサギ?にしてはなんで角が生えてんだ?」


ピョンピョン...ドンッ!


聖が呑気にウサギを見ているとウサギは聖を見つけた途端、聖の方に向かって突撃してきた。


「うおっ!」


聖は咄嗟に横に飛び、ギリギリでかわした。


「危なっ!ウサギ危なっ!なんだあのウサギ。あれ当たってたら俺貫かれてたぞ⁉︎チュートリアルってレベルじゃねえだろ。」


そう言いつつセイは武器を構えつつ、鑑定を発動させる

ーーーーーーーーーーーーーーーー


種族:一角ウサギ

職業:無し

スキル:『???』

『???』

ーーーーーーーーーーーーーーーー


(ふむ、見た目どおりの名前だな。スキルが見れないのは俺の鑑定のレベルが低いからか)


聖は盾を構え、剣をウサギに向ける。剣術と盾術によりなんとなく使い方がわかるのだ。両者はジリジリと間合いをうかがう。そして最初に動いたのは...


ドンッ!


ウサギだった


(きた!受け止めきれるか?ッ!)


ガッ!


(よし!しのいだ!ここで...これだ!)


ゴッ!


聖の盾スキル『シールドバッシュ』が発動した

それによりウサギは吹き飛ばされる。


(ん?なんだ?ウサギが動かない?...そうかこのシールドバッシュは一定確率で目眩状態にさせるのかなら!)


聖は走りだした。この好機を見逃す聖では無かった。そしてスキルを発動する


「スラッシュ!」


ザシュ


「キュッッ!」


それは頭に当たりクリティカルヒットが発動した。そして一角ウサギはピクリとも動かなくなり煙となって消えた。すると、消えた所には何かが落ちていた。


すると何か音がした


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

戦闘が終了しました

経験値が入ります

レベルが上昇しました

スキルレベルが上昇しました

職業:見習い剣士Lv3

サブ職業Lv2

スキル:剣術Lv2 盾術Lv2 鍛治Lv1 シールドバッシュLv2 スラッシュLv2 鑑定Lv1 直感Lv1 調合Lv1 テイムLv1 挑発Lv1


加護:全能神の加護

称号:全能神のお気に入り

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「おー、レベルが上がったなー。にしては職業レベルが2も上がるなんてな。やっぱり本職とサブとでは上がりやすさが違うみたいだな」


聖はふと、あるモノを発見した


「...んー?全能神の、加護?こんなの俺いつ貰ったんだ?」


そこで聖はある予想がたった


「もしかして、ヘルミーナ様って全能神だった、とか?」


...


「ま、まあくれたものはどうしようもないし、期待を裏切らないように頑張ろう~っと」


聖はチラリと全能神の加護と全能神のお気に入りの効果を見てみた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

加護:全能神の加護

効果:取得経験値1.5倍、身体能力強化1.5倍、幸運、隠蔽Lv10、無詠唱

称号:全能神のお気に入り

効果:動物、魔物、NPCからの好感度中上昇

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



...



「な、なんじゃこりゃあー〜ー!!」



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