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014 後悔するけど、仕方ない

 ゴミを、廃棄食品を、食べてしまった...。



 だけど、すごく美味しかった。

 こんなにもお腹が満腹になるのは本当に久しぶりな気がする。少しのパンに、少しのお肉に、少しの野菜。

 お肉は幸いにも火が入っていて、今のところお腹にあたってない。


 家を出て以降、ずっとなかった、こんなにもたくさんのご飯。...種類も豊富で、味も良かった。

 実家の使用人のご飯は本当に恵まれていたんだ。貴族としてのご飯からの落差が大きかったから気づかなかったけれど、味も種類も量も多くて、本当にいいものだったんだ。




 けど、その幸福も長くは続かなくて。


 ゴミ箱から廃棄食品を食べるようになって少し経ったある日のこと。 

「おいこらああぁぁぁぁ!!!そこのガキ!止まれぇ!」

 ゴミ箱を漁っているのが見られた!はやく、早く逃げないと!

「おいごら!こんのっくそがきいい!」

 あ!この草むら!この高さなら隠れられる!

「あんのがき!どこに行きやがった!あいつの言う通り、盗っ人だったか!」


 ふー、撒いたっぽい?家もバレていないはずだけど、一応少し遠回りして家に帰ろう。



「うっ...。」

 お腹がぐるぐる言ってる。さすがに朝に食べた生魚が当たったかな...。


「うっ!おっ...。」

 いっ急いで帰ろう。やばい...



「ふー、間に合った。...一応もう一度雪で被せておこう。」

 まだ少しぐるぐるしているけど、とりあえず無事家に帰ることができたし、一度お腹が落ち着くまで寝よう。

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