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旅路Ⅱ-3【ライル】

僕の名前は、ライル。

勿論ゲーム内で使われるキャラクターネームなのは言うまでも無いだろうけど・・・念の為。


僕がリーダー達に助けられた理由は、情けない事だけど、帰還の為の車両を調達する目的で単独行動をしているプレイヤーを狙って車両を奪う事を頻繁にやっているこのゲーム独自のPKプレイヤー達を指す『車両狩り』に追われて窮余の策で救援を求める信号を出した事が切っ掛け。


リーダー達が持っていた車両は陸上戦闘艦ランドバトルシップという、発見数は片手で数えられる程しか無いが、強力な武装を保持している車両だったから驚き。


ふねの格納庫に車両毎回収されたんだけど、そこに待っていた女性に連れられてふねの共有スペースに向かっていった先でリーダーに出会ったんだ。


外見的には、僕より2、3歳年上な気がする。

背丈は僕より高くて、多分180㎝を越えてるんだと思う。

一応150㎝ギリギリの僕が見上げなければ顔が見えないからってのが理由。


その後は、僕から追い掛けてきていた『車両狩り』の事とその遭遇したおおよその時間を告げたんだよね・・・その後は、リーダがふねのAIに撃破指示を出した途端、外の映像が共有スペースに映し出されたんだよね。

そこからは怒濤どとうの展開でふねの側面に備わっているらしいレーザー機銃で外の『車両狩り』達は穴だらけになって死亡されられていたんだよ

しかも、装甲と装甲の隙間を狙った機銃掃射でさ・・・


全部が終った後は、ふねに外のプレイヤー達が使っていた車両の回収を任せて、僕らは自己紹介する事になったんだけど・・・


最初は勿論リーダーの「ジン」さんで、さっきも言った通り背の高い人だ。

顔付きは、普通としか言えない。けど落ち着き具合は同じ年齢の同性同士で比べたら、軍配?は「ジン」さんに上がると思う。

ブッチャケ、大人っぽいって言った方が早いかも?


で次に紹介されたのがヒカルさん。

なんだけど、「ジン」さんがヒカルさんを紹介しようとする直前に、バトルアニマルって呼ばれる戦闘用生物にもれた。

僕が「ジン」に振られてヒカルさんを見た時にはアニマル達がヒカルさんの近くに現れた。と、思ったら次の瞬間には埋もれてたんだよね


次に紹介されたのが、僕を格納庫からこの共有スペースまで案件してくれた女性ひとだった。

んだけど、紹介する為にイリスさんの名前を僕に告げる直前に後ろから抱き締められたんだよ!!

僕も、男っぽさは無さげ「自覚はある」だけど男としては嬉しいよ?

後ろから抱き締められた上に、頬擦りされたり撫で回されたのは、嬉しいと言えば嬉しいけどね・・・


ただ、男扱いされていな気がするのも確か。

リーダーの「ジン」さんも、どういえば良いのか困惑していたけどさ・・・


個人的な見た感じだと、イリスさんはパーティーのムードメーカー的な立ち位置だと思う。

ヒカルさんは・・・ふねのお母さん的な立ち位置かな?

ヒカルさんがその場にいるだけで、落ち着いた雰囲気になるのは『凄い』の一言。


最後はリーダーの「ジン」さん。

自身では暫定的なリーダーって言ってたけど、要所要所を的確に纏めて、指示を出す手際は何処で学んだのだろう?と思える位見事だ。

何日か「ジン」さんに連れられて艦内を案内されたんだけど、一番驚いたのは足音が一切無い事。

僕が履いているブーツよりもゴツいブーツを履いていたんだけど、一切足音が出ないんだよ!!

僕がどう静かに歩こうとしても、微かに音が鳴るのに、僕より重装のブーツで一切の足音が無いのだから、どうやって歩いているのか不思議位だ。


「ジン」さんは、お祖父さんに幼い頃から仕込まれた技術だから、容易に真似は出来ないと笑われたんだけど、不快には為らなかった。


後から、ヒカルさんとイリスさんから「ジン」さんは忍びのわざを受け継いでいると言われたんだけど、本気にしていなかった。

けど、冗談半分で聴いてみたら本当だったので余計驚いた。



その後、ベッドルームを与えられた上に僕の職種クラスを活用できる、工作室を自由に使って構わないという許可も貰えた。

「ジン」さんもたまに、この工作室を使っていると聞いた。

その際に、「ジン」さんが作った太刀を見せて貰う事が出来た。

勿論性能もだけど・・・


クラフターとして、何時かはそれを超える性能の武器を作り上げて「ジン」さんに使って貰いたい。

そう決心したのは誰にも言えない『僕だけ』の

秘密だ。


僕の心を読んだ訳ではないだろうけど、工作室を使いたいからと言ったら、立ち去ろうとした「ジン」さんに『期待してるぞ!』と言われてドキッ!としたのは言うまでも無い。

無いけど、なんか悔しい。


でも、パーティーの一員として認めて貰えたのは素直に嬉しい。

足手まといにだけは為らない様にしないとね?



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