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旅へ-9

ログアウト前に、「始まりの町」への進行を停めて隠蔽ハインティング光学迷彩ステルスを行う様にシステム設定を行う。


探査機器の探知範囲レンジ内には彷徨ワンダリングモンスターは居ない様だ。

ただ、俺達がログインしていない状況で進行を行う様に設定していた場合、高額賞金首モンスターに遭遇する可能性があり、それにってフネが破壊される可能性も視野に入れておかなければならない。


AIに任せて於いても、負ける可能性は低いのだろうが、「絶対・完璧」という言い方は現実には存在しないと考えておくのは考え過ぎでは無い筈で・・・

故に、破壊される可能性は、ゼロではないと考えるのが筋道が通っているだろう。


「ウチは明日、回収した車両の整備終わらせるつもりやさかい、同じ時間にログインしようと思うてん。お二人さんはどないやの?」


と、イリスが明日の予定を尋ねてくる。

俺は・・・研究所に行く予定があるな?確か。

それが、長引く事が無ければ今回と同じ時間にログイン出来るだろう。


「っとぉ・・・多分、大丈夫だと思うんだけどねぇ・・・」


ヒカルが言葉を濁している。

習い事か何かが、伸びる可能性があるのかもしれないが、敢えて聞くのは男としてデリカシーの有無を問われる事になると思うので聞きはしない。


「用事が長引く事が無ければ、今回と同じ時間にログインしていると思う。が、長引いた場合メールで連絡する様にする。」


と、俺は二人に告げる。

二人に了承を貰うが、考えてみると俺自身には勿体ない位良いメンバーではないだろうか?と

思える。


ヒカル、イリスの二人は美醜の規準で言えば間違いなく美少女と言える容貌だろう。

身体付きには、両者に差があるのは許容範囲だと思える。

どちらがとは無いとは言わないでおく。


時として、女性の勘というのは馬鹿に出来ない時がある。

それを考えただけでも、察知される事があり得たりする。


そこに、敢えて踏み込むのは性癖にMマゾ嗜好がある奴だろう。

俺はそんな特殊な性癖は持っていないから踏み込んだり、踏み抜くつもりも無い。


「了解や!・・・ヒカル?困った事あるんやったらメールで相談してきてええよ?」


らちもない事を俺が考えている最中さなか、イリスはヒカルの言葉に何かをさっしたらしく、メールでのやり取りをする様に告げている。


確かに、同性の方が相談しやすい事もあるのは間違いない。

異性である俺に相談しにくい物事も存在する。


俺が手助け出来るのは、相談だけでは解決する事が出来ない事例が生じた時だけだろう。

後は、告白されて断ったにも拘わらず彼女を自身の彼女の様に扱う「あの馬鹿なクラスメイト」に関わる事だろう。


個人的にですら、関わりあいを持ちたいと思えないくらい自己中な馬鹿なのだソイツは。


学校生徒全員から、「歩く迷惑」・「男女から嫌われるNo.1」・「友達にしたくないNo.1」・「脳内ご都合主義」・「お花畑の住人」・「テンプレの残念勇者の劣化版」・「恋愛鈍感主人公の劣化版」・「残念イケメン」等と評価されている野郎である。


フラグを建てるつもりは無いが、アレがこのゲームを始めない事を望む。

アレはそこにいるだけで無用なトラブルを自ずから作っていく迷惑野郎である。

なので、このゲームを始めて欲しいとは欠片も思わない。

他のクラスメイト達なら歓迎するのだが、アレだけは勘弁だ。


「・・・困った人に、VRMMO用の筐体を買った事を知られたから、困った事態にならないと良いなぁ・・・」


そんなヒカルの呟きを耳にする。

プレイしているゲームを特定されなければ、良いと切実に願う。


一応、アレが買ったであろう筐体のナンバーを調べて、運営に報告メールを個人的特徴と顔写真を添えて送る事はしておくべきだろう。

モラルハザードを引き起こす要注意人物なのは間違い無い訳だし。


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