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4話 霊魔だ!


「この国で一番大きい町に行きたい」

 陽翔は考えた。魔法が使えるとはいえ、武器がない状態でいきなり町の外に放り出すはずがないと。街の外には人間を襲う魔物がいる。力を貰っても使い方が分からなければ魔物に殺される恐れがある。そうならないように街の中あるいは近くに転移させたはず。ならば、いろいろ充実してそうな大きい街に転移させたのではないか、と結論付けた。



「大きい町かぁ。トッシュかな?」

「トッシュ……そういえば」

 陽翔は勇者証を見た。発行場所が『トッシュ』になっている。銀髪の女はトッシュに転移させるつもりだったのだろうか。



「どれくらいかかる?」

「2日くらいかな」

「2日も……。一瞬で行けるような魔法はないの?」

「そんなのないよ」

 遠すぎる。といっても他に行く当てが思いつかないので陽翔はトッシュに行くことにした。




「なんのために行くの?」

「これと言った目的はないけど、大きい町の方が便利そうだから」

「分かった。案内するけど、ハジマから離れた町に私の家があるから寄っていい? 通遠回りにはならないから」

「いいけど……」

 陽翔は言い淀んだ。レイカは陽翔と歳が近いように見える。家族がいてもおかしくない。友達もいるだろう。

「けど?」

「イレーストが住んでる町に幽霊と契約してくれそうな家族とか友達はいる?」

「ん~、友達が勇者をやってるから契約してくれるかもしれない」

「じゃあ、その人と契約してもらうのはどう? その人がいいって言ったら俺と契約を続ける必要がないと思う。俺はトッシュに着けば問題ない」

陽翔は見知らぬ世界で一人になるのは不安だが自分の都合でイレーストを振り回すのは悪いと思っている。



「今はイサブキと契約を続けたい」

「なんで?」

「希少人と一定期間、契約した幽霊は契約者がいなくても生きられるようになるの。しかも、その恩恵を受けられるのは最初の1人だけ。どのくらいの期間か分からないけど、その時が来たら分かるらしいの」

「そうなのか。だけど、記憶を失う前に他の幽霊と契約したことがあるかもしれないぞ?」

「それはないと思う」

「分かるのか?」

「何となく感覚で分かるんだよねぇ」

「ふ~ん」

「だから、その時が来るまで契約を続けてほしいな。それに記憶を取り戻す手伝いをするって言ったから約束は守るよ」

「分かった」

 契約者がいなくても生きられるというのが本当なら、時がくるまで契約を続けようと思う陽翔であった。





 陽翔は食料や飲み物など、必要な物を買い揃えてハジマを出た。













「長い。いつまで歩けばいいんだ」

 陽翔達は森にいる。森には魔物や盗賊―旅人や勇者から金品を強奪する物―がいるが、トッシュに行くなら森を抜けた方が早いらしい。

休憩したり魔物と戦ったりして90分は森の中にいる。疲れたわけではないが、同じ景色が続くので陽翔はうんざりしてきた。

「あと、もう少しだから頑張って」

 そろそろ休もうかと考えていた陽翔は気配を感じて立ち止まった。

「休む?」

「いや、殺気を感じる……」

「殺気……? もしかして!?」

 その時、木の陰から4人の男達が飛び出してきて陽翔達は囲まれてしまった。




「命が惜しかったら全て置いていけ。姉ちゃんは俺達と来な」

 男達は剣をちらつかせながら脅す。

 盗賊のようだ。陽翔は「この世界にもいるんだな」と思いつつレイカに聞く。

「こいつらは何者だ?」

「盗賊。金品を奪う輩よ。アホ(づら)けど油断しないで」

 レイカは汚物を見るような目で言った。

「強いの?」

「まぁ、そこそこ」

「無視するな!」

「どうする?」

 レイカは盗賊を無視して陽翔に聞く。




「逃げる!」

 陽翔達は一目散に逃げた。だが、盗賊達は追いかけてくる。

「逃がすかよ」

「しつけーな」

 陽翔は悩む。ここで倒すのは可能だが、罪人として裁かれてしまうかもしれない。しかし、盗賊は追いかけてきて諦めてくれそうにない。このまま逃げ切るべきか倒すべきか。

「ここは街の外だし、アイツらはゴ……盗賊だから殺しても罪に問われないよ」

悩んでいる陽翔にレイカが助言をする。

「そうなのか?」

「うん」

 平然と言うレイカに陽翔は少し恐怖を感じた。

殺しても罪に問われないらしいが、ただの強盗未遂犯相手にそこまでやるのは後味が悪いので陽翔は盗賊を気絶させることにした。

 陽翔が指を鳴らした直後、盗賊達に雷が落ちる。

「ぎゃあああ」

 盗賊達は気絶した。




「へぇ~、雷の魔法も使えるんだね」

「ヤベ」

 自分が記憶喪失という設定なのにもかかわらず、うっかり魔法を使ってしまった。

「魔法は何となく使えるんだよな。もしかしたら記憶を失くす前の俺は魔物と何度も戦っていたのかもしれない」

 陽翔はごまかす。

「それより、アイツらあのままで大丈夫かな?」

「いいんじゃない? 魔物に喰われても自業自得よ」

「……まぁ、いいか」

 気絶した盗賊達を無視して陽翔達は先を急いだ。









 森を出てから10分ほど歩いた陽翔達。町まで目と鼻の先だがレイカは町の様子がおかしいことに気づいた。

「嘘? 町が魔物に襲われてる!」

 町が多数の魔物に襲撃されている。

「多いな。走るぞ」

「うん」

 そう言いながら陽翔達は町の方へ走り出した。




 町にはワヨブリンが数体、ミドブリンとストブリンが6体ずつ、スボブリンが2体、2足歩行するトカゲのような生物がいて、それぞれ武器を持っている。町の人達が戦っているが、苦戦しているようだ。建物が壊され、ケガで動けない人がいる。


「まずは、あのデブからだ」

 そう言って陽翔がスボブリンを倒そうとしたその時、2匹のトカゲのような生物が素早い速度で突っ込んできた。1体が陽翔の背後に廻り込む。

陽翔は戸惑うことなく横に跳んで攻撃をかわし、トカゲを斬り殺した。




「レイカちゃんじゃないか! ちょうどいい。力を貸してくれ。君も戦えるなら戦ってくれ」

 魔物と戦っている中年の男がレイカ達に気づいたようだ。レイカのことを知っているのか、男は協力を要請した。

「ちょっと待ってください」

 レイカの周囲に魔物の死体が転がっている。レイカは死体となったミドブリンが持っている剣を奪った。

 その時、トカゲがレイカに素早い速度で詰め寄り、攻撃をしたがトカゲが持っている剣はレイカの体をすり抜けた。

「これなら幽霊も悪くないわね」

 そう言ってレイカはトカゲを斬り殺した。




 その光景を見た陽翔は内心ずるいと思ったが、そんなことを考えている場合ではない。

 陽翔はスボブリンを1体、ストブリンを5体、ミドブリンを2体殺す。レイカの参戦もあって、魔物は全滅した。









「協力、感謝する。君のおかげで死人を出さずにすんだよ」

陽翔にお礼を言った中年の男はがっしりとした体型をしている。

「どういたしまして」

「レイカちゃんもありがとうな」

「いえいえ。みんな、ケガだけですんでよかったです」

 多数の魔物に襲われたが、幸い死人は出ていない。そのことに陽翔達はホッとした。



「ところで、お前さん。武器はどうした?」

 今の陽翔は武器を持っていない。

「ここにあります」

 陽翔は武器と盾を出現させた。

「変わった武器を使っているなぁ」

「そうなんですよねー。私も最初見た時、ビックリしました」

「どういう魔法だ……?」

「不思議ですよね」

 陽翔が使っている武器は異世界で手に入れた聖剣。陽翔と一体化しているため、念じるだけで顕現させることができるが、アーカイスには似たような武器や魔法が存在しないようだ。

「ま、俺らが知っていることだけが全てじゃないか」

「ですね」

 2人は自己解決した。



「そういえばレイカちゃん、いつも使っている武器はどうした? 魔法も使っていなかったようだが……」

 男はレイカに質問する。

 レイカが使っている武器とは剣に変形できる弓。しかし、今のレイカが持っているのはミドブリンの死体から奪った剣だけ。自分の武器を持っていないレイカに疑問を抱いたのだろう。



「実は昨日、魔物に殺されちゃいました。その時に、武器を壊されたんです」

「なんと……」

 男が目を見開き、驚く。

「ということは、彼は契約してくれた人か」

「そうです」

「そうか。あのレイカちゃんが……」

 男は悲しげな表情になる。レイカが死亡して幽霊になったことを察したのだろう。

「そんな顔しないでください。この人、希少人(きしょうびと)ですから」

「ほう、希少人……」

 男は陽翔を見て呟く。




「そんなことより結界装置が壊されちゃいましたね」

「そうなんだよな……」

 男は深刻な顔で円柱のような大きな物体を見た。




「イレースト、結界装置って何?」

「魔物の侵入を防ぐための装置だよ。ごく稀に強い魔物が侵入してくるけどね」

 結界装置と呼ばれる物体は灯台のような形をしている。魔物の侵入を防いでいるようだ。

「結界装置を知らないのか?」

「この人、記憶喪失なんです。自分の名前以外、思い出せないらしくて……」

「ほう。記憶喪失でも、あんな風に戦えるのだな」

「体にしみついているのかもしれません。記憶を失う前の俺は魔物と戦っていたような気がするんです」

 陽翔は1度目の異世界召喚で多くの魔物を倒してきたので嘘ではない。


 




「そんなことより、結界装置がないとまた魔物が襲ってくるんじゃないですか?」

これ以上、突っ込まれたくない陽翔は話を戻すことにした。

「ああ、その通りだ。急な頼みで申し訳ないが結界装置が直るまでこの町にいてくれないか? 明日の昼までに直す。無理にとは言わないが、報酬は出す」

 男は陽翔に要請をする。

「私からもお願い。いてあげて」

 このままでは、また魔物が襲ってくるらしい。先程の戦いで多数のケガ人が出ていてる。戦力が必要なのだろう。先を急ぎたいが、見捨てることもできない。




「分かりました。結界装置が直るまでこの町にいます」

「おお、ありがとう。幸い宿は無事だからそこで休むといい。宿代は私が出そう」

「ありがとうございます」

 宿代が浮いたので陽翔はお礼を言う。

「俺の名前はヒコ・リドップ、この町の兵士だ。よろしくな」

「ハルト・イサブキです」

互いに自己紹介をした後、陽翔達は宿に案内された。









「あ、ヒコさん。魔物はどうなりましたか?」

 赤髪の若い女性がヒコに町の状況を聞く。

「彼のおかげで全滅したよ。けが人は出たが死人は出ていない」

「そうですか。良かった……」

 女は胸に手をついて安堵した。




「だが、結界装置が魔物に壊されたんだ。直るまで彼に留まってもらうことになったから、泊めてやってくれ」

「いいですけど、その人どのくらいの実力があるんですか?」

「スボブリンやストブリンを軽々と倒したんだ。かなり強いぞ。彼がいればイグストは安全だろう」

「へぇ……」

 女は陽翔の顔を見つめる。

「じゃあ、俺は後片付けをやってくる。宿代は後で持ってくるよ」

 そう言ってヒコは宿を後にした。




「初めて見るけどレイカの彼氏?」

 女はニヤニヤしながら聞いた。

「違いますよ~私と契約してくれた人です。実は昨日、魔物に殺されちゃって……」

「え……」

 女は口を手で押さえて驚いた。レイカが幽霊になったことを察したようだ。

「モカさん、そんな悲しそうな顔をしないでください。この人、希少人(きしょうびと)なのである程度は普通の人と同じように生きられます」

「そう……」

 レイカは悲しそうな顔をするなと言っているが、女の顔は暗いままだ。








 宿の部屋を借りた後も町に魔物が侵入してきたが、陽翔達は全て倒した。

 そして夜になり、陽翔達は食事をとることにした。机が6つあるが、陽翔達以外の客はいない。



「モカさんの料理はおいしいなぁ」

 レイカはおいしそうに料理を食べている。

「幽霊って飯を食えるんだな。物をすり抜けるって言うから食えないと思ってたけど」

「私は希少人と契約してるから特別。普通の幽霊はご飯を食べられないよ」

「へぇ……」

 幽霊が食事をとれるとは思っていなかったので陽翔は少し驚いたが、それ以上に食べた物がどうなるのか気になる。




「飯を食えるなら食えるって言ってくれよ。そうすればイレーストの分の非常食を用意したのに」

「今はイサブキの生気だけで生きられるからいいよ。今の私にとって食は娯楽ね」

「そうか。それなら飯は俺の分だけでいいか」

「うん。私の分は気にしなくていいよ」

 陽翔は納得したが食べた物がどうなるのか、ますます気になる。

 そんなやりとりをしている間にレイカは料理を食べ終わった。

「よし! もっと食べよう」

 レイカは追加の料理を注文した。








「はぁ~」

 夜遅く陽翔はどうにもならないことを堂々巡りで考え込む

 クラスメートは大丈夫だろうか。町の外は危険な魔物が多い。クラスメートは銀髪の女によって身体能力が強化された上に魔法が使えるようになったようだが、魔物と戦ったことがないので危険なことに変わりはない。

 異世界に召喚されたと聞いた時のクラスメートの反応を見る限りでは、陽翔のように異世界に召喚されたことがある人はいなそうだ。

 魔物に殺されていたら、と考えると胸が苦しくなる。





「疲れた?」

「いや、少し記憶が戻ってきた」

 レイカは地球のことを信じないので陽翔はクラスメートのことを言えない。

「本当!?」

「ああ。俺は魔物と戦っていた。なんで戦っていたのか思い出せないけど仲間がいたような気がする」

「ふ~ん。じゃあ、その仲間に会えればイサブキのことが分かるかもね」

「そうかもな」

 そう言って陽翔は再びクラスメートのことを考える。




「いやぁぁ、助けて」

 突然、誰かが悲鳴をあげた。女性の声だ。

「モカさんの声だ。何があったんだろう?」

 声の主はモカのようだ。陽翔達は急いでモカの元に駆け付けた。




「ぐへへへ。おとなしくしろ」

 モカが1人の男に襲われている。よく見ると陽翔達を襲った盗賊だ。

「何してる!?」

「あ? げっ、テメェは!」

 盗賊の方も陽翔のことを覚えているようだ。

 モカが危険な目に遭おうとしていることを察して、陽翔は盗賊を殴ってから蹴り飛ばした。




「くそが!」

 盗賊は剣を取り出した。陽翔も剣と盾を出現させる。

「テメェ、あの時の小僧だろ。テメェのせいで仲間が死んじまったじゃねーか」

「なんのことだ?」

 と言いつつも盗賊を気絶させた後、何があったのか陽翔は想像がつく。

「お前に気絶させられたせいで魔物に喰われたんだよ!」

「はぁ? 盗賊なんかやってるアンタが悪いんでしょ。生き残ったんだから運がよかったと思いなさい。イサブキ、気にする必要ないよ」

 レイカは盗賊が死んだことを気にしていないようだ。

「なんだと、クソ女が! 殺すぞ」

「やるの? 今の私はアンタに負けないよ。それに、この人もいるのよ?」

「ぐっ……」

「ちょ、ここで戦わないで!」

 と、モカが懇願する。



「……ちっ」

 陽翔達には勝てないと判断したのか盗賊の男は外に逃げたが、悲鳴をあげた。




「霊魔だ! 誰かが殺されたぞ」

 宿の外で誰かが叫んだ。

「霊魔!?」

 霊魔という言葉にレイカがビクッと反応する。

「霊魔が……」

 モカが呟く。

「わ、私はここにいるね。あ、霊魔のことは知ってるよね? 私と初めて会った時にいたでしょ?」

 レイカが怯えている。

 『霊魔』と呼ばれる何かが外にいるようだ。陽翔はレイカと初めて会った時のことを思い出した。あの時、レイカは霊魔に追いかけられていて陽翔が助けた。

レイカが怯えているということは危険な存在なのだろう。

 陽翔は宿の外に出た。








 外には奇妙な生物がいた。体は白く、太った人間のような形をしており、骨がないのかクネクネ動いている。5メートル程の巨大な生物だ。

「あれは何だ?」

考えるより先に陽翔は剣を薙ぎ払う。剣の軌跡がビームとなり霊魔の体を切断したが、何事もなかったかのように体がくっついた。

「やっぱり、くっつくのか」

「おおおお」

 霊魔は雄叫びあげながら腹を口のように開かせて、陽翔の方へ走ってくる。

 陽翔は攻撃を避けた後、霊魔の真上から魔法による光のビームを落とした。霊魔に穴が開いたが、まだ動こうとしている上に穴が塞がり始めている。

 そんな霊魔を陽翔は魔法による炎で焼いた。霊魔の動きが止まるが、まだ生きている。


「まだ動くのかよ」

 そう言いながら陽翔は魔法による光のビームを雨のように落とした。攻撃が利いたのか霊魔は消滅した。

「ふぅ……厄介な魔物だな」

 とりあえず霊魔が消滅したことで陽翔は安心した。






「終わった……?」

「ああ」

 宿からレイカが出てきた。

「霊魔は死んだ生物の魂の成れの果て。幽霊になれなかったら、私も霊魔になっていたかもしれない」

 レイカは説明した。

「霊魔は幽霊を食べるから隠れてたんだ。ごめんね」

「気にするな」

 陽翔は隠れていたレイカを咎めるつもりはない。



「霊魔って人間も襲うの?」

 陽翔は死体となった盗賊を見ながら質問する。

「襲うよ。食べられないけど殺されちゃう」

「そうか……」

 陽翔は切なそうな表情になる。


「ん? どうしたの?」

「ハジマからここに来るまでに魔物はいたけど、霊魔はいなかったよな? 霊魔って珍しいの?」

「大型の霊魔は珍しいかな。でも小型の霊魔は少なくないよ」

「……幽霊は?」

「珍しいよ。私は死んじゃったけど幽霊になって希少人と契約できたから運が良かったのかな?」

「そうか、珍しいのか。じゃあ……」

 陽翔はボソボソと呟く。

「え?」

「いや、なんでもない。霊魔って幽霊を喰うんだろ? 襲ってきたらイレーストが危ないじゃないか」

「そうだね。そうなったら、今の私は魔法を使えないから全力で守ってね?」

「おう、任せろ。さ、宿に戻るぞ」



 レイカ曰く霊魔は幽霊と契約していないと苦戦する相手らしい。

 陽翔は、クラスメートが霊魔に襲われた時のことを考えると心配になった。




 翌日、結界装置が直ったので陽翔達はイグストを後にした。


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