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第5話 前編 村長と朝の広場 ② 朝の器と借りた靴

第5話 前編 村長と朝の広場


① 火の残る朝


② 朝の器と借りた靴


③ 広場へ向かう


④ グレッグ村長


【アユミ視点/異世界生活二日目・朝】


② 朝の器と借りた靴


 エリナさんは鍋の蓋を少しずらしたまま、こちらを一度見た。


「ああ、起きたね」


「おはようございます」


「おはよう。顔色は昨日よりいい」


 言いながら、エリナさんの手は止まらなかった。火床の奥を見て、鍋を火から少しだけ外し、棚から木の器を取る。鍋の縁に残った湯気が、朝の光の中で細くほどけた。昨夜の広間と同じ場所なのに、火の色も、鍋の音も、人の手の動きも、少しだけ違って見える。


 夜は、拾われたあとに座らせてもらう場所だった。


 今朝は、家の一日が動き出している場所だった。


「喉は?」


「昨日より平気です」


「なら、先に少し食べな。腹に入れてから動いた方がいい」


「はい」


 返事をすると、エリナさんは器に豆と根菜の汁をよそった。木の器の内側へ、淡い湯気が広がる。黒パンも添えられた。火のそばで少し温め直されていたらしく、昨日の夜に食べた時より、表面の香りが起きている。


 私は椅子へ座り、両手で器を受け取った。


 温かい。


 指先へ移る熱が、寝起きの頼りない身体を少しだけこちら側へ戻してくれる。昨夜は、食べ物というより、喉を通るもの、腹が受け取ってくれるもの、という感じだった。黒パンを噛んでも、豆の汁を飲んでも、味を追う前に身体が必死だった気がする。


 けれど今朝は、器から立つ匂いの中に、豆と根菜の輪郭があった。


 黒パンの端をちぎって汁へ浸す。硬い生地がゆっくり汁を吸い、指先の重さが少し変わる。口へ運ぶと、黒パンの酸味が先に来て、そのあとで豆の丸い甘さが遅れて舌へ広がった。根菜は形が崩れかけているのに、完全には溶けていない。匙の先で押すと、角が少し残っている。塩気は強くない。薄いというより、朝の腹へ入るように少し丸めてある味だった。


 昨日より、分かる。


 そのことに少し驚いた。


 同じような汁を食べているのに、受け取る私の方が違う。昨日は拾われたばかりの外の人間で、今朝は一晩だけこの家の寝台を借りた人間だ。その差は小さい。けれど、器を持つ手には、ちゃんと違って感じられた。


「熱すぎないかい」


 エリナさんが、鍋の方を見ながら聞いた。こちらをじっと見ているわけではないのに、私の手元はちゃんと拾っている。鍋の蓋を少しずらし、火床の赤いところを見て、別の器を取って、それでも返事を待つ余裕がある。


「大丈夫です。ちょうどいいです」


「ならいい。朝は熱すぎても腹が驚くからね」


 腹が驚く。


 少し不思議な言い方なのに、意味は分かる。胃がまだ起ききっていない時に、熱いものや重いものを急に入れるとつらい。たぶんそういうことだ。昨日の夜、エリナさんは私の喉や手や足を順に見た。今朝も、汁の熱さまで私の身体の続きとして見ている。


 優しいと言えば優しい。


 でも、それだけじゃない。家を回しながら、人がちゃんと動ける状態かどうかを見ている。


 すごいな、と思う。


 でも「すごいです」と言ったところで、たぶんエリナさんは笑って流すだけだろう。だから私は、もう一口、黒パンを汁へ浸して食べた。


 向かい側では、トルヴァンさんが自分の器を持っていた。大きな身体なのに、食卓の上で余計な音を立てない。黒パンを割る手も、匙を運ぶ手も、淡々としている。昨日、森の道で見た背中や、家へ入る前に私の足元を確かめた手とはまた違う。朝の食卓にいる人の手だった。


 その横で、その大きな猫は当然みたいに小皿を前にしていた。


 小皿。


 小皿である。


 私は黒パンから視線を外して、その光景を見た。


 茶色寄りの長い毛並みを火のそばでふくらませ、王冠を頭に載せた猫が、塩気を抜いたらしい肉の欠片を少しずつ食べている。皿の位置は、人の足に邪魔にならない場所だ。誰かがそこへ置いたのか、アーミヤが自分で収まったのかは分からない。分からないけれど、もう食卓の端に組み込まれているのが、なまら納得いかない。


「……アンタ、普通に朝食もらってるんね」


 小さく言うと、アーミヤたんは耳だけをこちらへ向けた。


 それだけ。


 返事はない。


 私は黒パンを持ったまま、内心で少しだけ眉を寄せた。いや、助かってる。助かってるよ。昨日、森で一緒にいてくれたのも、寝台の足元に丸くなってくれていたのも、今朝そこにいてくれるのも、ちゃんと助かっている。でもそれはそれとして、この家への馴染み方が早すぎる。私より先に席を得ている感じがする。王冠猫、適応能力が高すぎる。


「アーミヤも食べられるなら、その方がいいさ」


 エリナさんが言った。


「腹が減って変にうろうろされるより、分かるところで食べてくれる方が助かる」


「変にうろうろ……」


「しない子だとは思うけどね」


 エリナさんはそう言いながら、小皿の前の猫をちらりと見た。


「この子、火にも鍋にも近づきすぎないし、人の足元も踏まない。猫にしては、ずいぶん聞き分けがいいよ」


 猫にしては。


 そう言われたアーミヤは、何の反応も見せない。ただ、口元についたものを前足でぬぐっている。その仕草だけは完全に猫なのに、状況全体で見ると、猫の範囲からじわじわはみ出している。私がそれを言葉にできないだけで、たぶんエリナさんもトルヴァンさんも、何かしら感じてはいるのだと思う。


 でも、今はそれを深く掘らない。


 たぶん、それがこの家の扱い方なのだろう。分からないものを、分からないからといっていきなり騒がない。まず害があるか、動きを邪魔するか、食べられるか、寝られるかを見る。アーミヤについても、私についても、たぶんそうされている。


 私は匙を置きかけて、まだ汁が残っているのに気づいた。


 食べないと。


 今朝は村長に会う。グレッグさん。昨日、名前だけ聞いた人。村の中で私をどう扱うのかを決める人だ。そう考えると、胸のあたりがまた少し緊張で固くなる。けれど、空腹のままその場へ行くよりは、ずっといい。エリナさんが言った通り、腹が空いていると考えも足も頼りなくなる。


 黒パンをもう少しだけちぎって、汁へ沈める。


 重い生地が湯気を吸う。指先に熱が移る。食べる。飲み込む。そういう小さい動作を繰り返すうちに、頭の中の大きすぎる不安が、少しだけ手の届く大きさへ戻っていく気がした。


「村長さんには、何を話せばいいですか」


 聞くと、トルヴァンさんが器を置いた。


「聞かれたことに答えろ」


「それだけですか」


「それだけだ」


 短い。


 でも、たぶん正しい。


「分からんことは分からんでいい。変に作るな」


 その言葉に、私は頷いた。


 分からないことを、分かるふりしない。


 簡単そうで、今の私には少し難しい。何も分からない状態が続くと、人はたぶん、何かしら仮の答えを置きたくなる。異世界に来たのかもしれない。誰かに呼ばれたのかもしれない。アーミヤの王冠が関係あるのかもしれない。言葉が通じるのも、身体が変に軽いのも、何かの理由があるのかもしれない。


 かもしれない、ばかりだ。


 でも、それを本当みたいに話すのは違う。


「はい。分からないことは、分からないって言います」


「それでいい」


 トルヴァンさんはそう言って、残りの黒パンを食べた。


 私は少し迷ってから、もうひとつ聞いた。


「今日は、卵の方じゃないんですか」


 聞いてから、余計なことだったかもしれないと思った。昨日、私を見つけた時、トルヴァンさんは集荷場からの帰りだった。卵を運ぶ人だと聞いている。なのに、今朝もこうして私に付き添ってくれている。ありがたいけれど、その分どこかの仕事が止まっているなら、また別の人の手を増やしていることになる。


 トルヴァンさんは、黒パンを割りながら短く答えた。


「今日は若い衆が行く。荷車の揺れを見る日だ」


「揺れ、ですか」


「卵は割れる。詰め草も、縄の締め方も見る。いつまでも俺一人で引くもんじゃない」


 それだけ言うと、トルヴァンさんは器へ視線を戻した。


 長い説明ではなかった。けれど、少しだけ分かった。昨日のようにトルヴァンさん一人が荷を引いて行く日ばかりではないらしい。若い人たちが覚える日もある。荷車の揺れを見る日、という言い方が妙に具体的で、卵というものが急に頼りなく思えた。


 割れる。


 確かに、割れる。


 当たり前なのに、荷として考えると急に重い。食べ物は、食べる前からもう手がかかっているのだと思った。


 エリナさんが、そこで私の足元へ目を落とした。


「食べ終わったら、足を見せな」


「足ですか」


「昨日、少し擦れかけてただろう。村長のところまで遠くはないけど、合わない靴で歩くなら別だよ」


「あ……はい」


 言われて思い出した。


 昨日は緊張と疲れで、足の違和感なんて途中から気にする余裕がなかった。けれど言われた途端、指の付け根のあたりと、踵の端が少しだけ存在を主張してくる。痛いというほどではない。でも、何もないわけでもない。


 食事を終えると、私は器をそっと置いた。


 空になった器を見て、少しだけほっとする。全部食べられた。昨日よりちゃんと食べられた。それだけで、村長に会う前の自分が、昨日より少しだけ人間らしい形に戻っている気がした。


「ごちそうさまでした」


「はいよ」


 エリナさんは器を受け取り、流れるように別の布を持ってきた。


「ほら、こっちへ足を出して」


 私は椅子へ座ったまま、借りている靴を脱いだ。


 その靴は、昨日より少しだけ自分の足の形を覚え始めているように見えた。でも、まだ私のものではない。革の硬さも、縁の当たり方も、足を入れた時の沈み方も、どこか借り物のままだ。北海道の家で履いていた靴とも、学校の上靴とも、もちろん昨日まで履いていた室内履きとも違う。


 エリナさんは私の足を、まるで布や器を見る時と同じ自然さで確かめた。


 恥ずかしいと言えば、少し恥ずかしい。けれど、その手つきに余計な遠慮がないせいで、こちらも変に身を固くしなくて済んだ。足首を支え、踵の横を軽く押し、指の付け根を見て、赤くなりかけているところを確かめる。痛いところを探す手なのに、乱暴ではない。


「ここは昨日よりましだね」


 踵の横を軽く押される。


「痛いかい」


「少しだけです」


「なら、ひどくはない。こっちは?」


 今度は指の付け根のあたり。


「そこも、少しだけです」


 口ではそう答えたけれど、頭の中では「ちょっこし」と浮かんでいた。こういう時、気を抜くといつもの言い方が先に出そうになる。けれど、今の私の言葉は、ちゃんと相手に通じる形へ整って届いているらしい。


 不思議だ。


 意味は通じる。けれど、自分の中の言い方まで全部消えるわけではない。エリナさんには「少し」と届いているのだと思う。でも私の頭の奥では、やっぱり「ちょっこし痛い」が一番近かった。


「なるほどね。少し、か」


 エリナさんはそれ以上掘らなかった。ただ、痛みのある場所だけを覚えるように、布の位置を少し変えた。


「今日はこれを巻くよ」


 薄い布を取り、靴の当たる場所へ合わせる。


「きつくない?」


「大丈夫です」


「歩いたらずれるかもしれない。ずれたらすぐ言いな」


「はい」


「我慢して歩くのが一番だめだよ。足を悪くしたら、結局まわりの手を増やすんだから」


 足を悪くしたら、自分が困る。


 ではなく、まわりの手を増やす。


 その言い方が、少し刺さった。


 この村では、たぶん身体は自分ひとりのものではない。動けなくなれば誰かの手が要る。誰かの手が取られれば、別の仕事が遅れる。そういうつながりの中で人が暮らしている。だから我慢は美徳じゃない。我慢して倒れるのは、たぶん迷惑に近い。


 私は足元を見た。


 布を巻かれた足は、少しだけ不格好だった。でも、安心感がある。革と肌のあいだに、薄い余白がひとつできた。たった布一枚なのに、さっきまで気になっていた当たりが少しやわらぐ。


「ありがとうございます」


「礼は歩けてからでいいよ」


「厳しい」


「普通だよ」


 普通。


 この家では、たぶん本当に普通なのだ。


 できるように整える。整えたら歩かせる。できないところだけ補う。全部を抱えて運んではくれないけれど、歩けるようにはしてくれる。昨日からずっと、そのやり方で私は少しずつ人の形へ戻されている。


 靴を履き直すと、さっきより当たりが柔らかくなっていた。完全にぴったりではない。でも、いずさは薄くなった。歩き出す時に、足が先に不安を訴えてくる感じが少し減る。


「どうだい」


「さっきより、だいぶいいです」


「ならいい」


 エリナさんは頷き、私の服の裾にも目をやった。


「そのスカートは大丈夫だね。外へ出るなら、汚れたらあとで払えばいい。村長のところへ行くだけなら、変に飾らなくていいよ」


「はい」


 私は借りたブラウスの袖を少し整えた。白い布は、昨日より自分の肌に馴染んでいる。オレンジ色のスカートは、朝の光の中でもちゃんと好きな色だった。異世界で借りた服なのに、そこだけは妙に自分の味方みたいに見える。


 好きな色って強い。


 ほんとに。


 世界が変わっても、好きな色を好きだと思えるのは、ちょっとした錨だ。靴は借り物。服も借り物。場所も借り物。けれど、色を見て少しだけ息がしやすくなる感覚は、ちゃんと自分の中に残っている。


 その時、火床の近くでアーミヤがゆっくり立ち上がった。前足を伸ばし、背中を反らし、しっぽをふわりと持ち上げる。王冠は当然のように落ちない。重力と話でもついているのか。いや、考え始めるとまた頭がおかしくなるから、今は見なかったことにしたい。


 トルヴァンさんが、その大きな猫を見た。


「そいつも来るのか」


 アーミヤは答えない。


 ただ、戸口の方へ二歩進んで止まった。


 行く気だ。


 完全に行く気だ。


「……ついてくるみたいです」


「目立つな」


 トルヴァンさんの言葉に、私はアーミヤを見た。


 王冠つきの大型長毛猫が、どうやったら目立たないのか。


 いや、無理じゃない?


 普通に無理だべ。


 でもアーミヤは、なぜか「分かっています」みたいに座っている。分かってない。たぶん分かってない。もしくは分かっていて、なお自分は問題ないと思っている。この猫の自己評価はいつも高い。


「アーミヤ、勝手に前へ出ないでね」


 私が言うと、しっぽの先だけが一度動いた。


 返事なのか、聞き流したのか分からない。


 ほんとかな。


 かなり怪しい。


「村長に会うまでは、勝手に歩くんじゃないよ」


 エリナさんが今度は私へ言った。


 足ではなく、目を見ている。


「はい」


「村の中だから安全、って話じゃない。順番がある」


「順番」


「そう。トルヴァンが拾って、うちに入れた。そこまではうちの判断だ。でも、村の中をどう歩くかは、グレッグに話を通してからだよ」


 言い方が、すごく分かりやすかった。


 私はまだ、村の人間ではない。


 トルヴァン家の中で保護されているだけだ。家の中で湯をもらい、服を借り、朝食を食べた。それは家の判断。でも一歩外へ出れば、そこは村の場所になる。共同倉も、井戸も、広場も、鶏舎も、誰かの仕事と生活が詰まった場所だ。そこへ知らない人間が勝手に歩き回れば、どれだけ悪気がなくても困る。


 当たり前だ。


 当たり前なのに、言われるまでちゃんと形にできていなかった。


「分かりました。勝手に歩きません」


「分かってるならいい」


 エリナさんはそれで終わりにした。


 長々と説教しない。


 でも、必要なところは通してくる。


 この人、やっぱり強い。


 トルヴァンさんが戸口の横へ置いていた薄い上掛けを手に取り、私へ渡した。


「朝は風がある」


「ありがとうございます」


 受け取ると、布から少しだけ家の匂いがした。火と木と、洗われた布の匂い。借り物なのに、手にした瞬間、外へ出るための準備がひとつ増えた気がする。


「村長さんには、本当に聞かれたことだけでいいんですよね」


 もう一度だけ確認してしまった。


 自分でも、くどいかなと思う。でも、ここで間違える方が怖い。


 トルヴァンさんは戸口へ手をかける前に、こちらを見た。


「それでいい。分からんことは分からん。覚えていることは覚えている。作るな」


「はい」


「怖くても、隠すな。怖いことと、嘘をつくことは別だ」


 その言い方に、胸の奥が少しだけ詰まった。


 怖くてもいい。


 でも、隠すな。


 それは、今の私にはかなり必要な言葉だった。怖いと、人は何かで埋めたくなる。大丈夫ですとか、たぶん平気ですとか、何とかしますとか。そう言った方が、場が丸く収まる気がする。でも、ここではそれが一番危ないのかもしれない。


「はい。作りません」


 私はそう答えた。


 エリナさんが最後に、私の襟元と袖を見た。


「顔色は昨日よりいい。足も歩ける。腹も入った。なら行けるよ」


 確認項目みたいだった。


 顔色。


 足。


 腹。


 その三つで外へ出ていいと判断されるの、なんだか少しおかしい。でも、今の私にはかなり現実的で、ありがたい基準でもあった。大丈夫かどうかを気分で判断されるより、ずっといい。


「はい。行けます」


 そう言うと、エリナさんは頷いた。


 トルヴァンさんが戸を開ける。


 外の朝の光が、家の中へ細く入ってきた。火の匂いの中へ、土と草と、朝の涼しい空気が混ざる。昨日はその一歩先が全部知らないものだった。今も知らないものだらけなのは変わらない。けれど今日は、靴の中に布があって、腹の中に豆の汁があって、肩には上掛けがある。後ろには、火のある家がある。


 それだけで、昨日よりは歩ける気がした。


 アーミヤが先に戸口へ向かう。


「待って。主役みたいに出ないで」


 小さく言うと、しっぽの先がぴんと立った。


 その動きが、まるで、主役では? と言っているようで、私は思わず目を細める。


 違うからね。


 たぶん。


 いや、村の中ではアンタの方が目立つかもしれないけど。


「行くぞ」


 トルヴァンさんの声で、私は背筋を伸ばした。


 朝の器は空になった。


 借りた靴も、どうにか足に収まっている。


 次は、広場だ。


 そして、グレッグ村長。


 私は息をひとつ吸って、火のある家の外へ足を踏み出した。

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