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君と契りて 言はで思ふ心の理  作者: はまちゃん
おまけ

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裏設定②

裏設定 図書館での運命


海斗が初めて玲を見かけたのは、作品冒頭の日より数週間前だった。


数学書を探していた海斗は、一人の少女が難しそうな本を抱えながら、窓際で静かに空を眺めている姿を目にする。


その時は声を掛けなかった。


しかし、なぜかその光景だけは忘れられず、後に図書館で再び出会ったとき、海斗は「この人と話してみたい」と初めて自分から行動を起こした。


海斗は後に「あの日が、自分の人生で一番重要な分岐点だった」と語っている。


裏設定 祖父との約束


幼い海斗は、祖父と毎週日曜日に数学の問題を解くのが習慣だった。


ある日、祖父は海斗に言う。


「世の中には、まだ誰も知らない数字がある。」


「教科書に載っているものを覚えるだけじゃない。君自身が新しい数学を見つけるんだ。」


その言葉は、海斗の心に深く刻まれた。


祖父が亡くなったあとも、その約束だけは忘れることはなかった。


だから海斗は、いつか誰も見つけていない数の世界を証明しようと決意した。

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