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君と契りて 言はで思ふ心の理  作者: はまちゃん
おまけ

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裏設定

裏設定① 肥後海斗と「結婚数」の名前


海斗は最初、この数の関係を数学的な対象としてしか見ていなかった。


「交互婚約数」


という名前も、単純に「互いに相手へ移る2周期」という意味から付けたものだった。


しかし玲が、


「一人で完成するんじゃなくて、誰かと一緒になることで完成する数なんだね」


と言ったことで、海斗の考え方が変わる。


数学的にはただの写像の周期。


でも、人の感情と重ねた時、それは「結ばれる数」に見えた。


そこから海斗は、この数を


結婚数


と呼ぶようになる。


裏設定② 海斗が数学を研究する理由


海斗は幼少期から、答えのあるものを好んでいた。


数学なら、どれだけ難しい問題でも正しい証明ができれば答えにたどり着ける。


しかし、玲との出会いによって、


「証明できないものにも価値がある」


ということを知る。


結婚数は、海斗にとって初めて「数字の中に関係性」を感じた研究だった。


裏設定③ 玲の名前との関係


「玲」という名前には、澄んだ音や美しい響きという意味がある。


海斗にとって玲は、数学の中に初めて見つけた「答えではなく意味を持つ存在」。


だから、結婚数という名前には、


「数字同士にも、ただの計算以上の関係がある」


という海斗の価値観の変化が込められている。


裏設定④ 祖父の本


海斗が数学者を目指すきっかけになった祖父の本には、完全数・友愛数・婚約数など、人と数の関係を扱った章があった。


幼い海斗はそこで、


「なぜ数字同士に関係が生まれるのか」


という疑問を持つ。


そして大人になった海斗は、自分自身で新しい関係、結婚数を発見することになる。

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