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マーモット東京へ  作者: あいたろう


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5/10

五歩目

コスタリカの街は色と匂いであふれていた。

国旗が赤と青で特徴的だ。


酸味が強いコーヒー、果物屋のバナナ、香辛料の香り、賑やかなマーケットの人々の騒音。

人々の群れが「俺だ俺だ」は生きてると血流のように蠢く。活気がある街である。

また、カーニバルの飾りを纏った子どもたちが笑い、希望、音楽が路地に反響する。

立派な教会もズラリとそびえ立つ。

マーモットが足を止めた瞬間、背後の影に抱えられた。


気づくと海。

そこはカリブ海の上にいた。

エメラルドグリーンの水が反射して

マーモットは啞然とした表情。


海面の色は魔法のようだ。

何が起きたのだろうか

海の上というのもまた、新た世界である。


亀やサメ、らしき新種の生物を目撃した。


潮の匂いと波の力で身体は翻弄されていた。

しかし突然変異

海の恐ろしさを体感するのであった。


嵐が夜を飲み込む。船は転倒寸前まで揺れる。

振り子のように、

雷と風が光と音の迷路を作り、五感が反応する。

やがて嵐は去り、

空は丸く切り取られ、光が水底を揺らす。

ここがどこかは分からない。

ただ、マーモットは生きていることを感じ、足を動かした。

メキシコのセノーテだった。

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