Ep.3『村から町へ』
目が覚めると村長の家のベッドに寝かされていた。
異変があるといえば背中にある漆黒の翼。
そのとき頭の中に声が聞こえてきた
【一定の条件を満たしたことによりデーモンから
アークデーモンへと進化いたしました。】
脳内参謀とはまた違う声、システム音と言うのだろうか?ただ"伝える"だけの声だった。
『あんたやっと目覚めたわね!心配..ではなかったけど私のスキル主として死なれたら困るから』
脳内参謀がおかしい。
『一度自分を解析鑑定してみなさい!』
言う通りにする
ー【アイ】ーーーーーー
レベル1
性別 男
年齢 10
種族 悪魔種アークデーモン
固有スキル「微弱再生」(5)「血操」(1)
所持スキル「脳内参謀」(18)「創造」(6)
「格納」(4)「解析鑑定」(15)
購入可能スキル「火球」(10)「水球」(10)
「岩玉」(10)「風刃」(15)
ーーーーーーーーーーー
なんだこれは、
『進化でレベルと年齢はリセットされちゃったけど、スキル熟練度や基礎能力などはレベルアップしたのよ、そしてレベルを使って買える購入可能スキルもできた!』
「おおぉ?」
「すごいのか?」
『デーモンがアークデーモンに死なないで進化するなんてすごいわよ!私が流暢に話せるようになったのも進化と熟練度アップの影響よ!』
「なるほど。一定の条件を満たして進化をすると、色んなのが上がって強くなると言う事だな」
『そう!』
俺が脳内参謀と話していると、部屋にひとりの美少女が入ってきた
「よかった。起きたんですね」
「だ、誰?」
「ひどいですシズクです」
え?あのシズク?あの猫少女がこんな猫耳美少女に!?
「脳内参謀っシズクも進化したのか?」
『いやいや、これは主従関係を結んだ者同士で主が進化すると従者も種族としての進化とまではいかないけど進化するんだよー』
そーだったのか
「悪い悪いシズク、進化して可愛くなったな」
「そんな調子のいいこと言っても許しません」
そんな会話をしながら広場に出ると皆が進化していた。
俺だけが寝ている時間すごく長かったのはこの人数進化させたからか
「村長はイケおじになってるしどーなってんだこりゃ」
あのヨボヨボだった村長が、進化でイケおじになるなんてなぁ〜
元々獣人たちは獣が二足歩行で歩き人の言葉を話しているという印象だったが、今はケモ耳が付いた
人間!
「村長オークたちを倒した後はなにがあったの?」
「オークどもを倒して主が繭に包まれました後、主を私の家の布団にお運びし、その後我々も進化の眠りに入りました。」
「我々が目覚めた後、他の村のオークに怯えていた獣人たちが主に会わせてほしいと言っていたので一度帰らせました」
「了解。」
「その獣人たちの目的はなんだったんだろう?」
『アイはこの村の人たちを守ってるじゃん?だから恐らく自分たちも守ってほしいってことだと思うよ』
「なるほど確かにな」
「他の村の獣人たちは14日後にまた来ると言っていました。」
「それじゃあそれまでに村を強化と拡張していくか」
「まだこの村には村長の家、民家が5つ、畑が2つ、木製の塀、簡易的な堀しかない。だからまず、畑と家を増やすぞ」
「脳内参謀ここの世界にはどんな植物があるんだ?」
『私はアイがすでに見た事あるものしかわかんないけど、見たことある中で食べれる植物は魔草、水草とその上位種薬魔草、薬水草とかかな、アイが森で食べてたのが水草、この村で育ててあるのが薬魔草だよ』
なるほど
「村のみんな集合!」
「まず俺たちはこれから分担作業をすることになる。だからチームを決めるぞー」
「「わかりました」」
「まず〜30歳の獣人たちはシズク率いるチーム緋だ、そして40〜の獣人たちは村長率いるチーム蒼だ」
「まず緋は村の周りの木を切って素材回収+村の拡張だ」
「「了解です」」
「そして蒼は村の拡張に合わせて畑や家を増やしていってくれ」
「「わかりました」」
「そして俺は他の素材や畑に植えるものを採ってくる。それじゃ現場指揮はシズクと村長に任せたぞ」
「あっちょっと待ってよ」
「あ、それと村長はシズクも頼んだ」
俺は村を獣人たちに任せて森に入っていった
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