006話 ディノスが王家の昼食会に招かれる。
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この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
昨日公爵家のキディアスが退学処分を受けて、今朝になってセイドリア公爵が学園長に面談を求めてキディアスを引き連れて来ていた。
「学園長、私の息子が担当教官に一方的に退学処分を受けたと聞いたが、どう言う事かね」
「アハハ、閣下はご子息からその様に聞いているかい、入学式直後のカリキュラムの説明の時に担当教官に対して無礼な態度を取り、口の利き方も無礼な言い方とをしてたな警告まで受けてたわね」
「だからって退学は酷いではないか」
「なら聞くが教官は軍に置いて上官と同等だ。上官に言う事を聞かなければ軍では直ぐに処罰される。警告を受けてもなお改善する気配が無く、他の学生からもクレームが来ていた。閣下はご子息にどう言う教育をして来たのだ」
「私は厳しくキディアスを教育して来たぞ」
「ホゥ、厳しくね、それでは他の学生が出来る事が、なぜ閣下の子息は出来ないのか、それは閣下自身にも問題があるのではないですか、貴族として国に貢献していると堂々と陛下の前で断言できますか」
「うっ、それは・・・・」
「まぁ、セイドリア公爵家はもうお取り潰しが決定した頃でしょう、国に貢献できない貴族はもはや貴族ではあらず。どうぞお引き取り願いましょうか」
サプリエンズ学園長はセイドリア公爵に強い口調で止めを刺して呼び鈴を鳴らす。
チリンチリン
「はい、何か御用でしょうか」
警備員4人が呼び鈴を聞いて学園長室に入って来る。
「あぁ、閣下とご子息がお帰りだ。校門迄お送りしてあけでくれるか」
「はい、畏まりました。それでは閣下、ご子息どうぞ退出お願い致します」
「うっ・・・・」
「父上、どうなるのですか・・」
セイドリア公爵とキディアスは警備員に促されてソファーから立ち上がらされて、学園長室から警備員に押さえ付けられて退室して行く。
「はぁ~、ヤレヤレだな、あ~はなりたくないね、これでセイドリア公爵派の貴族どもも大人しくなるだろ」
コンコン
「学園長、陛下の使いの者ですが、宜しいですか」
「はい、陛下の使者かどうぞ」
「はい、失礼します。あのサプリエンズ学園長、実は陛下からサプリエンズ学園長をはじめとしてディノス少尉とレティア様とルティア様とユリアナ様に次の休息の日に昼食会にご招待したいとの事でして取り次いで頂きたい」
使者は招待状を学園長の傍まで来て執務机の上に丁寧に置く。
「はい、分かりました。必ず伺うように致しますと陛下にお伝えください」
「はい、畏まりました。宜しくお願い致します。それでは失礼します」
使者はサプリエンズ学園長から良い返事を聞いて速やかに退室して行く。
「ふぅ~、今度の休みは王城か、ヤレヤレだな」
サプリエンズ学園長は陛下が激愛するレティアが婚姻したのだから祝いたいのだろとけど、しかし面倒だなと正直にそう思った。
授業の終わりにラディアン教官から言われサプリエンズ学園長に呼ばれて、放課後になって俺はレティアとルティアとユリアナの4人で学園長室へ訪れた。
「おぅ、来たかディノス、王家からの招待状だ。今度の休みに私とディノスとレティア様とルティア様とユリアナの5人で昼食会へ行くから用意して置く様にな」
「えっ、学園長、陛下に会うのに着ていく服なんか持ってないぞ、どうすれば良いんだ」
「あら大丈夫よ、制服を着ていけば好いわよ、私達も制服で行くわよ」
レティアがディノスに制服で大丈夫だと教える。
「レティア、本当に制服で良いのか」
「えぇ、今回のは王家だけの身内の食事会だから、学園長はユリアナの保護者だから招待されたと思うの、ただ正装はそろそろ1着くらいは作った方が好いわね、私達と婚姻した事だしね、これから必要になるわよ」
「うん、レティアの言う通りだと思うわよ、レティア王女殿下を娶ったから叙爵される事もあり得るわよ、王家から降嫁させるのには上位貴族でないとね、だから作った方が好いと思うわよ」
「そうね、ディノスは10歳から陛下からの特例でエジデンス兵士として勤めてるし、しかもランキング1位だからね、叙爵されても不思議ではないわね、それにディノスには貯金が腐る程あるだろ」
「はぁ、そんな腐る程でも無いよ、高々1千万エンドくらいですよ」
「15歳で貯金が1千万エンド持っているのはディノスくらいだよ、ところで子作りの方はちゃんとしているだろね」
「学園長それは流石にストレートすぎますわ、そんな恥ずかしくてとても毎晩頑張ってますなんて言えないですわ」
レティアは恥ずかしそうに頬を赤く染めめて、夜の営みを毎晩励んでいる事を明かす。
「そうですね、レティアは毎晩4回か5回くらいです。私とユリアナは一緒に住んでから毎晩ですけど2回か3回くらい営んでます。昨晩は私とユリアナは3回でしたけど」
ルティアはデレるレティアを見てから、正確に夜の営みの状況を学園長に報告する。
「ホゥ、中々頑張っているじゃないか、ディノス、とても女を毛嫌いしていた様には思えないわね」
学園長のサプリエンズはニヤと笑い、ディノスを横目で見る。
「うっ、だって仕方がないでしょうが、レティア王女殿下の様な美少女にですよ告白されて裸で迫られたら期待に応えなければ失礼になりますし、それにその気持ち好いですから・・・・」
ディノスはサプリエンズに冷やかされ反論するが、返ってそれが恥ずかしさを増長してしまい言い淀んでしまった。
「うふふ、まぁ、エジデンス能力の高い男は比較的に絶倫だと聞くからね、ディノスには3人くらいが丁度好いじゃないの、レティア様とルティア様とユリアナの3人でしっかり相手をしてやってくれると好い」
「「「はい」」」
レティアとルティアとユリアナの3人が声を揃えハッキリと強い意志を込めて学園長に返事をする
その後4人で学園長室を後にして、そのまま学食へ行って夕飯を食べてから寮の部屋に帰り、皆でシャワーを浴びた後に子作りを兼ねたエジデンス能力の強化特訓を夜中まで行った。
セイドリア公爵家のキディアスが退学になってからクラスの雰囲気も変わり、良い意味での緊張感を持ってラディアン教官が行う授業にクラスメイト達が集中出来るようになった。
セイドリア公爵家が取潰し処分を受けてから、セイドリア公爵派の貴族の子息達も流石にこのままでは拙いと思い立ったのか平民差別をしなくなり大人しくなった。
休息日を迎えてお昼前にレティアはディノスと腕を組みルンルン気分で、学園長のサプリエンズとルティアとユリアナの5人と共に学園から魔導車に乗って出掛けて登城した。
俺達5人が登場すると出迎えた執事に4階のダイニングルームに案内されると、長いダイニングテーブルの左側の席にレティアの隣に俺が座わせされた。
俺の隣にルティア、ユリアナの順に座り、最後に保護者兼同伴者の学園長のサプリエンズが座った。
俺達が席に着いてから数分後に王家の方々がダイニングルームに入室して来たので、俺達は起立して一礼を行い王家の方々を出迎えた。
「あぁ、良い、座ってくれたまえ」
国王ギティオスは上座に座り王妃と王子達が右側の席に座ると、愛娘のレティア王女殿達に向けて笑顔で一言云って座らせる。
俺達は陛下の言葉を聞いてか着席し、王家の方々と見ると王家の方々は笑顔で俺達の事を歓迎してくれた。
その後は陛下と王妃様が愛娘のレティアに初恋相手と婚姻出来た事を笑顔で祝福し、大変和やかな雰囲気となったところで料理が運ばれると、陛下の祝福の言葉と共に乾杯の音頭が取られて昼食会が始まった。
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