007話 ディノスの実績
この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
王家での俺とレティア達の婚姻を祝う昼食会は和やかな雰囲気の中で行われ、そこで陛下から近いうちに俺に対する子爵に叙爵し、没収したセイドリア公爵家の領地も合わせて褒章とする事も伝えられた。
レティアはディノスが子爵に叙爵されると陛下から聞いて歓喜して、昼食会が終り王城から帰る途中で服飾専門店に寄って叙爵式に着用する正装をオーダーメイドする事にした。
「うふふ、ディノスが叙爵ね、うん、当然と言えば当然だけど、これから皆で叙爵式に着用する正装とドレスを作りましょうね」
レティアはディノスの腕を組んで満面の笑みで嬉しそうに城の玄関ホールを歩き、そして玄関前に待機していた魔導車にディノスと二人で先に乗り込む。
「レティアったら嬉しそうね、しかし最年少で叙爵されるのね、まぁ、ディノスの場合は戦績ランキング1位の実力で王女殿下を娶ったから、流石に平民のままという訳にもいかないものね」
ルティアは前を歩く嬉しそうにしているレティアと平然としているディノスを見て思わず感想を口にする。
「私はどうしましょうか、貴族夫人になってしまいます。私に貴族夫人が勤まるのでしょうか」
ユリアナは平民から貴族の一員になってしまう事に戸惑う。
「あら、ユリアナはそんな事を今から心配してるの大丈夫よ、私達は第2夫人だから表舞台に立つ事は無いわ、本妻のレティアが取り仕切るもの、私達はレティアの補佐をすれば良いだけよ」
「そうね、ユリアナの主な務めは兵役に就いて戦績を上げる事と、ディノスのお子を産む事よ」
サプリエンズ学園長はユリアナの養母として、ユリアナにディスランス王国のエジデンス兵士の務めを果たせば良いだけとアドバイスをする。
「学園長、ディノスのエジデンス能力が異常に高いのに、ご両親については何も分かってないのですよね、どんな方達なのでしょうか」
ルティアは脅威的なエジデンス能力を持つディノスを産んだ御両親について何も分かっていない事に強い興味を持つ。
「うん、そうね産まれてまものない状態で孤児院の玄関先に籠に入れて置かれてたらしく、ご両親の手掛かりになる様な物は何も無かったと聞いているわね」
「あれだけエジデンス数値が高いのなら、ご両親もかなり優秀なエジデンス兵士だったと思うのですけどね」
「それについても全く該当者がないのよ、だから女神様の申し子と言われてるけど、ディノスの能力については謎の部分があるのは事実よ、この事は当然だけど軍事秘密よ、貴女達はディノスの妻だから伝えた置くわよ」
「そうですよね、学園長、私達がディノスと子作りしてるだけでエジデンス数値が簡単に上がるのだって謎なのよね、私達の間では性特訓と言ってるけど」
「それで、実際どうなの懐妊の出応えはあるのしら」
「それがね、ねぇ、ユリアナ・・・」
「はい、お義母さん、それがまったく今のところですが手応えが無いです。何と言えば良いのか、射精される度に体内にディノスさんのエジデンス聖力が流れ込んでくる感じなんです」
「そうなのよね、その瞬間が物凄く気持ち良くてイッチャウ感じなのよね」
ルティアは絶頂する時の感じをサプリエンズ学園長に恥ずかしそうに教える。
「はい、それと、恥ずかしですけど大人のキスをしている最中でも、唾液交換している時でも、そんな感じで気持ち良くなってしまいます」
ユリアナはディノスとの営みについて、その一部をお義母さんに教える。
「そうなの、その辺の話は近いうちに機会を作って、3人にはじっくり聞きましょうか」
サプリエンズ学園長はディノスの秘められた能力の一端が夫婦の営みにもあると感じ、その事にもよく調査する必要があると感じた。
サプリエンズ学園長はディノスの謎めいた生い立ちに何かしらの秘密があるのではないかと感じ取り、その秘密が今後の人類が生き延びて行く鍵になると考えてえた。
ディノスのエジデンス数値の常人でし考えられない程の高さと、エジデンス兵装の能力の高さには解明されていない謎な部分が多く、それを解明するために王立ディスランス兵装学園に入学させた経緯もある。
ついで優秀なディノスを婚姻させて子を生させる目的もあり、その第一候補が予てよりディノスに強い好意を抱いていた第1王女レティア殿下であり、次に面識のあるユリアナと子作りさせる事であった。
今の段階でディノスと子作りをしているレティア王女殿下、ルティア公爵令嬢、ユリアナの3人のエジデンス数値が急速に上がっている事に対し国防部のエジデンス研究部が着目している。
ディノスは幼い頃からエジデンス数値が異常に高く、それに見合うだけの高いエイジデンス兵装能力を実戦訓練でも発揮し、それが故に10歳から国防軍に特別徴兵された。
徴兵された10歳の少年に国防軍は第一線で幻魔獣との戦いを強いていたが、そんな状況下でも大人顔負けの戦績を上げて、2年前に最年少で戦績ランキング1位となる。
今では戦績ランキング2位とは圧倒的な差があり、3年間何もしなくても追い抜かれる事はないであろと謂われ、まさに現代の我が国の若き英雄と国防軍内では囁かれている。
ただ残念なのはディノスがまだ15歳と成人したばかりで、流石に英雄と言うのには国防軍及び国の体裁を保つ意味もあり、一般の国民には公表されていない。
国及び国防軍の上層部ではディノスが18歳となって学園を卒業した時点において、ディノスを功績を一般の国民に公表し、公爵に陞爵する方針で行くようである。
レティアは学園に帰る途中で王家御用達の服飾店に寄り、ディノスの登城用の正装と妻3人のドレスを採寸しオーダーメイドをして注文した。
「ふふふ、これで叙爵式が行われるまでには出来上がるわね」
レティアはディノスに登城の正装をオーダーメイドした事でご満悦になる。
「リティア、ユリアナはともかく私の分まで作る必要がなかったじゃないの」
ルティアは登城用のドレスなら実家に行けばそれなりに持っていたので、態々作る事はないと思いレティアに進言した。
「ルティア、ディノスの妻が流行遅れのドレスを着て嬢爵式に出席なんて出来る訳ないでしょう、私達がお洒落するのもディノスの面目を保つのためには必要よ」
レティアはルティアの進言にキッパリと反論する。
「まぁ、本妻のレティアがそう言うのなら従うけどね」
ルティアは本妻のレティアにキッパリと反論されてしまい、仕方が無く従う事した。
「あっ、そうだ。学園長にお願いがあるのですが、ディノスの都合が良ければ次の休息の日に学園の実戦訓練区域の森で私達3人の実戦訓練をしたいのですが宜しいですか」
レティアはエジデンス数値がかなり上がっているので、実際にエジデンス兵装の能力にどのくらいの影響があるのか確認したかった。
「あぁ、そうだね、まぁ、ディノスしだいになるけど、私も同行させてくれるのであれば認めよ、その件については私も興味があるからね、ディノスも良いわよね」
サプリエンズ学園長はレティアの提案に興味があるので、同行する事を条件に承諾する。
「まぁ、別に良いけどね」
俺としては任務が無ければ特に問題は無いとは思ったけど、ただ訓練後にレティア達が幻魔獣との戦闘でどのくらい性欲が増すのか気になるところであった。
エジデンス兵士は男女問わず、幻魔獣との戦闘後にどうしても性欲を増してしまい、ディノスも成人に近づくにつれてその症状が強くなり、学園に入学するまでは悩ましいかった。
今はレティアとルティアとユリアナの3人と出来るので、性欲解消の悩みが消えたので好いけど、そう言う事があってレティアのハニトラにいとも簡単に引っ掛かってしまった。
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