↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
船讐  -空飛ぶ船から始まった物語-  作者: 梅犬丸
第一部 船編・獣国編
38/63

鍛治氏


セナはちらりとキティンを見る。キティンも少し戸惑った様子で眉をひそめる。


「……まあ、新入りを募集してるのは確かだけど」


「お前、何者だよ?」


セナが腕を組みながら問いかけると、男は面白そうに目を細めた。


「俺か? 俺はカナト・ファルノス。隣の大陸から来た鍛治師だ。」


「鍛治師?」


キティンが目を丸くすると、カナトは腰に下げた小型のハンマーを軽く持ち上げて見せた。


「まあな。戦いもある程度はできるし、武器の手入れも任せとけよ。お前たち、旅に出るなら装備のメンテくらいは必要だろ?」


セナとキティンはまた顔を見合わせる。確かに、鍛治ができる仲間がいるのは悪くない。


「……面白そうなやつじゃん。」


セナがぽつりと呟くと、キティンも少し考え込みながら「でも、本当に一緒に旅をするなら、ちゃんと話を聞かせてもらうわよ?」と念を押す。


カナトは肩をすくめ、余裕そうに笑った。


「いいぜ。ただ、その前に何か食わせてくれねえか? 昨日からまともに飯食ってねえんだよ。」


「……まずはそこからかよ。」


セナは呆れながらも、カナトを連れてギルドの食堂へと向かった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。