ニーブリッシ家来訪
俺は色々なことがあり、旅の途中で出会ったニーブリッシ・キティンと共に行動することになった。泊まる場所がない俺は、彼女の家に泊まることになったのだが……
問題は、めちゃくちゃ豪華な家なのに、何故かキティンと同じ部屋で寝ることになってしまったことだ。こんな状況になった経緯を、今から話そうと思う。
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キティンが明るい声で言った。
「街の少し端に私の家があります。ご案内しますね!」
俺は少し驚きながら答えた。
「ああ、助かる!」
歩きながらキティンが言う。
「すっかり日が暮れてしまいましたね」
三十分後。
俺は目の前に現れた大きな屋敷を見て思わず声をあげた。
「でっけえ……!こんな立派な屋敷に泊まっていいのか?」
キティンはさらりと言った。
「この辺りでは普通の家なんですよ」
(普通……?どこがだよ!)
キティンがドアを開けると、中から声がした。
「キティン、おかえり――って、男!?」
家族が一斉に目を丸くする。
「キティンが男を連れてきた!?」
キティンは慌てて手を振った。
「ち、違うの!彼は私のパーティ仲間よ。私と同じように接してあげて。名前はグビエット・セナ!」
俺は内心つぶやく。
(……パーティ仲間って、もう既成事実みたいに言うのかよ。ていうか、この家の雰囲気……絶対いいとこ育ちだろ)
家族は一転して笑顔になった。
「ようこそ、セナさん!」
俺は引きつりながらも返した。
「……あ、ああ」
キティンが心配そうにこちらをのぞき込む。
「顔色が悪いわ。やっぱりまだ体調が良くないの?」
(いやいやいや、そんな理由じゃないから!)
「ま、まぁ……ちょっと疲れただけだ。気にしないでくれ」
キティンは安心したように微笑んだ。
「そう?ならよかった」
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しばらくして、屈強そうな男――父親らしき人物が俺を見下ろした。
「君がセナ君か……ずいぶん若いな」
その威圧感に思わず背筋が伸びる。
「は、はい……!」
だが彼はすぐに笑った。
「そんなに畏まらなくていい。私たちは貴族じゃない。ただの冒険者家族だ」
俺は少しほっとしながら答えた。
「そう、なんですか……。あ、自己紹介が遅れました。俺――いや、私はグビエット・セナです」
父親は豪快に笑った。
「はっはっは!こちらこそよろしく。私はニーブリッシ・ブレンネンデス。こっちが妻だ」
母親が穏やかに会釈した。
「ニーブリッシ・カサブランカと申します」
キティンが続けて言う。
「それから、今は遠くで冒険中だけど、兄のニーブリッシ・アキレアと、姉のニーブリッシ・リリーがいます」
家族紹介も終わり、少し肩の力を抜いたところで――父親が口を開いた。
「ところでセナ君。あいにく今、空いている部屋がなくてな……。我が娘と同じ部屋で寝てもらうことになるが、構わないか?」
俺は思わず声を裏返らせた。
「はぁぁぁぁ!?!?」
キティンはすぐに言った。
「私は気にしないわ!セナは仲間なんだもの」
(いやいやいや……常識的に考えて、それで済ませていい話じゃないだろ!?)
結局その夜、俺はキティンと同じ部屋で過ごすことになったのだった――。
ニーブリッシ家の人はみんな赤い髪の青やエメラルドグリーン色の瞳をしてるんですよね、みんな温度魔法や治癒魔法に適性があるからかなり強い一家何ですよね、因みにニーブリッシ家はみんな猫の獣人ですよ




