第72話 フェリカ、ドーンと行こう!
昨日に引き続き、次話を更新しました。
小説の登場人物たちが私に呼びかけたようです。
三日月未来のライトノベル
お読みいただきありがとうございます。
「ルーク国王、最近はどうだ」
「私は国王と言ってもシャロン兄さんの様には出来ません」
「というと、何か悩みがあるのか」
「些細なことです」
「ルーク、良かったら兄に話してみなさい」
「ドメーヌ城内で事件がありました。調べるとあの組織です」
「アレか」
「はい、アレです」
「で、どうしている」
「今、特殊任務部隊の精鋭が潜入調査しています」
「大丈夫なのか」
「この城の結界も彼女の力です」
「女性なのか」
「いいえ、女子高生です」
シャメロンは驚いてワインを溢しそうになった。
「大丈夫ですか」
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上級魔法騎士で国王秘書のターニャとサーニャがシャメロンの傍に駆け寄る。
シャメロンは彼女たちを制止してルークに言った。
「その女子高生は、ここにいるのかな」
「いいえ、分かりません」
「ルークがわからないことがあるのか」
「彼女の動向を知る者は、クーニャだけです」
「クーニャって、あの紫髪のクーニャか」
「はい、あの上級魔法騎士のクーニャです」
「ルーク、クーニャに会いたい」
「それが彼女も任務中で、此処にはいません」
シャメロンは貧乏ゆすり始め直ぐに止めた。
シャメロンが感情の昂ぶりを抑える時の癖だった。
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緑髪のターニャが空間からアイテムボックスを開いた。
クーニャのスケジュールを確認してルーク国王に伝えた。
「ーー ということです」
「ありがとう、ターニャ」
「クーニャは、後方支援に入っています」
「じゃあ、連絡待ちということか」
「はい、通常は」
「通常か? どういう意味かわからないのだが」
ピンク色のスーツにピンク髪サーニャがルーク国王に囁く。
「ターニャの管理は事務局が知っている思います」
サーニャは社交本部事務局に連絡入れた。
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筆頭執事スペードの部下のダイヤが見習いを連れてやって来た。
シルバーグレー色の髪にやや青みを帯びている瞳の女性が国王室の扉叩く。
スペードが扉を開けた。
「失礼します。本部から呼び出されました、ダイヤと見習いのキャンニャです」
スペードは手招きして2人を入れた。
「サーニャ様は」
「本部の方ね。どうぞ奥へ」
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シャメロン国王がキャンニャの姿を見て立ち上がる。
「おおおお、キャンニャ、懐かしいのう。元気だったか」
「はい、お陰様で閣下」
「ところで、クーニャとは連絡を取れるかな」
「閣下、申し訳ありません。その件はルイ・ザード大隊長の指揮下になります」
「そうか、残念だがキャンニャが元気そうで良かった」
「ありがとうございます。閣下」
「キャンニャ、今日は都合はどうかな」
「閣下、将棋でしょうか」
「キャンニャは記憶力がいいからなあ」
シャメロン元国王は大声で笑った。
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クーニャは秘密の通路を発見してルイ・ザードに連絡を入れた。
「分かった。クーニャ、応援が到着するまで待機してくれ」
「分かりました、隊長」
空間のホログラムスクリーンを消去した。
クーニャは魔法省に隣接する偽装検問の地下通路にいた。
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「メリウス、いつでもいいよ」
「分かった、フェリカ、ドーンと行こう! 」
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三日月未来




