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魔法使いと王女の時空飛行〜女子高生メリウスと王女ルシア〜大魔法で異世界を駆け抜ける〜  作者: 三日月未来(みかづきみらい)


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第72話 フェリカ、ドーンと行こう!

昨日に引き続き、次話を更新しました。

小説の登場人物たちが私に呼びかけたようです。

三日月未来のライトノベル

お読みいただきありがとうございます。

「ルーク国王、最近はどうだ」


「私は国王と言ってもシャロン兄さんの様には出来ません」


「というと、何か悩みがあるのか」


「些細なことです」


「ルーク、良かったら兄に話してみなさい」


「ドメーヌ城内で事件がありました。調べるとあの組織です」


「アレか」


「はい、アレです」


「で、どうしている」


「今、特殊任務部隊の精鋭が潜入調査しています」


「大丈夫なのか」


「この城の結界も彼女の力です」


「女性なのか」


「いいえ、女子高生です」


 シャメロンは驚いてワインを溢しそうになった。


「大丈夫ですか」


⬜︎⬜︎⬜︎


 上級魔法騎士で国王秘書のターニャとサーニャがシャメロンの傍に駆け寄る。

シャメロンは彼女たちを制止してルークに言った。


「その女子高生は、ここにいるのかな」


「いいえ、分かりません」


「ルークがわからないことがあるのか」


「彼女の動向を知る者は、クーニャだけです」


「クーニャって、あの紫髪のクーニャか」


「はい、あの上級魔法騎士のクーニャです」


「ルーク、クーニャに会いたい」


「それが彼女も任務中で、此処にはいません」


 シャメロンは貧乏ゆすり始め直ぐに止めた。

シャメロンが感情の昂ぶりを抑える時の癖だった。


⬜︎⬜︎⬜︎


 緑髪のターニャが空間からアイテムボックスを開いた。

クーニャのスケジュールを確認してルーク国王に伝えた。


「ーー ということです」


「ありがとう、ターニャ」


「クーニャは、後方支援に入っています」


「じゃあ、連絡待ちということか」


「はい、通常は」


「通常か? どういう意味かわからないのだが」


 ピンク色のスーツにピンク髪サーニャがルーク国王に囁く。


「ターニャの管理は事務局が知っている思います」


 サーニャは社交本部事務局に連絡入れた。


⬜︎⬜︎⬜︎


 筆頭執事スペードの部下のダイヤが見習いを連れてやって来た。

シルバーグレー色の髪にやや青みを帯びている瞳の女性が国王室の扉叩く。


 スペードが扉を開けた。


「失礼します。本部から呼び出されました、ダイヤと見習いのキャンニャです」


 スペードは手招きして2人を入れた。


「サーニャ様は」


「本部の方ね。どうぞ奥へ」


⬜︎⬜︎⬜︎


 シャメロン国王がキャンニャの姿を見て立ち上がる。


「おおおお、キャンニャ、懐かしいのう。元気だったか」


「はい、お陰様で閣下」


「ところで、クーニャとは連絡を取れるかな」


「閣下、申し訳ありません。その件はルイ・ザード大隊長の指揮下になります」


「そうか、残念だがキャンニャが元気そうで良かった」


「ありがとうございます。閣下」


「キャンニャ、今日は都合はどうかな」


「閣下、将棋でしょうか」


「キャンニャは記憶力がいいからなあ」


 シャメロン元国王は大声で笑った。


⬜︎⬜︎⬜︎


 クーニャは秘密の通路を発見してルイ・ザードに連絡を入れた。


「分かった。クーニャ、応援が到着するまで待機してくれ」


「分かりました、隊長」


 空間のホログラムスクリーンを消去した。


 クーニャは魔法省に隣接する偽装検問の地下通路にいた。


⬜︎⬜︎⬜︎


「メリウス、いつでもいいよ」


「分かった、フェリカ、ドーンと行こう! 」

 お読みいただき、ありがとうございます!

ブックマーク、評価を頂けると嬉しいです。

投稿後、加筆と脱字を修正をする場合があります。


三日月未来(みかづきみらい)

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