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救われないラスボスに転生したので運命を変えて幸せになります  作者: まにゅまにゅ
第2章 ミラちゃん奮戦記

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91 暗殺者《アサシン》アンネローゼ

「では次に短剣を用いた戦い方の基礎ですね。基本的に短剣は刺突武器だと思ってください。勿論斬ることもできますが、斬る力は剣の方が上ですからね。斬る場合は相手の太い血管を狙わないと、致命傷を与えるのが難しい。ということを知っておいてください」

「はい師匠!」


 その後もアンネの講義が続く。

 その説明にはレオン様と「なるほどな」と納得するほどだ。


「それと、短剣術を扱うにおいて、重要なことがあります。それは間合いが剣よりも狭い、ということ。これはつまり、実戦においては後の先を取る、ということになります。そのためには相手の攻撃を怖がらずに見定め、回避と攻撃を同時に行う必要があります。組み討ち術がセットになる、とはそういうことです。なので、手始めに攻撃を見定める訓練を行います」

「はい師匠!」

「では構えてください」

「はい師匠!」


 アンネの命令に従い構えを取る。

 なんというか、どこぞの忍者が取りそうな構えだ。


 その構えにアンネはちょっと驚いていた。


「その構えをどこで? それはどちらかというと、逃げを前提とした構えですね」

「そうなんですか?」


 ミラは恐らくアニメかなんかのポーズを真似していると思う。


「ええ。重心を後ろにして、やや半身に構えるのは防御を意識してのことでは? 両手も前に出していますし。どちらかというと、暗部に多い構えですね」

「おおっ、そうだったんですね」


 ミラはアンネの説明に、妙に納得していた。ポーズは多分「カッコいいから」取ったんだと思う。


「知らずに使ってたんですの?」

「はい」

「悪くはないのですが、先ずは基本的な構えからですね。こうです」


 アンネはミラの隣に立つと、左利きのミラに合わせても構えを取る。


「こう、ですか?」

「そうです。やや半身に構え、利き手を前に出しますが、肘は決して伸ばしきらないこと。右手のソードブレイカーは防御用なので、肩の高さくらいが扱い易いでしょう」


 さすがアンネ。なかなか本格的。


「では、その姿勢のまま動かないでくださいね?」

「はい」

「何があっても、です。目を閉じてもいけません。いきますよ?」


 アンネが拳を放つ。それはミアの目の前でピタリと止まった。続けざまに身体を回転させ、顔のすぐそばをハイキックが通り過ぎる。


 そこからさらに突き。その突きはミラの顔の横を通り抜けた。そのまま拳を引くと、今度は下から上へ蹴り上げる。その蹴りもミラの顔面を通り過ぎ、前髪がふわりと浮いた。


 その一連の動作で、ミラは微動だにしていない。凄い胆力だと思う。


「素晴らしいですね。見えてましたか?」

「はい師匠!」


 ミラの返事にアンネは満足そうな笑みを浮かべる。


「目はいいみたいですね。少し実戦をしてみましょうか」

「はい!」


 そうして私達は獲物を求めて森の奥の方へと向かった。


 程なくして見つけたのはオーガ。ファンタジー名物、強いのに当て馬になる魔物第1位(偏見)のやつ。


 それにしてもデカい。5メートルくらいありそうだ。


「あれはまだミラさんには早いですね。私がやりましょう。あの程度なら手出し無用です」


 アンネがにこやかに話すと、単身オーガに突っ込んでいった。


「フンガー!」


 アンネに気づいたオーガが両手を組み、振り下ろす。大地に爆音が響き、地面が軽く揺れた。


 アンネは素早く躱しており、後ろに回り込んで右足のアキレス腱に短剣を突き刺す。続け様に左足の内踝も突き刺した。


 一箇所にとどまらず、アンネは徹底的に足首を狙っている。


 怒ったオーガはアンネを踏みつけようと右足を上げ、体重を乗せて大地を踏みしめる。


 それも軽く躱すと今度は右足の小指に短剣を突き刺した。


「ウガァッ!」


 その痛さに右足を高く上げる。そこを狙ってアンネが跳び、左膝の裏側に短剣を突き刺した。


 するとその痛みにバランスを崩して後ろ向きに倒れる。もんどり打って倒れ、地面が揺れた。


 アンネは素早く身体を登ると、喉に短剣を突き立て、引き裂いた。


「ガフッ!」


 溢れ出す血から、気泡が浮かぶ。空気が漏れているのだ。


 そのままアンネは涼しい顔をして戻って来た。


「終わりです。後は放っておけば窒息死か出血多量ですね。あれ、皆さんどうされました?」


 その戦い方に私達は呆然としていた。まさに暗殺者、と言わんばかりの戦い方だし。


「あ、アンネさんお強いんですわね……」

「凄いです師匠! 黒髪ロングのクールな暗殺者みたいでした!」

「じゃあ次はミラの番ね」

「その前にこのオーガ、魔石を取らないと」

「ああ、それは私がやりますね」


 魔神の手を喚び出す。確か心臓の当たりだから……、このへんかな?


「破滅の爪牙」


 ザン!


 その一発で、オーガの身体が縦半分に綺麗に割れた。大量の血が流れ出し、地面が赤く染まっていく。


「真っ二つ……!?」

「本当に規格外ですわね……」


 その破壊力にミラとロゼリアが舌を巻く。


 真っ二つに割れた身体から光る石を発見。魔神の手で強引に引っこ抜くと、ロゼリアの元へ運ぶ。


「じゃあこれはアンネに」

「はい、お預かりしておきます」


 アンネが革袋を広げたのでそこへ入れる。


「後は焼却処分でいい?」

「え、ええ……」

「ほい、終わる世界(ワールドエンド)


 紅い蝶が数匹飛び、オーガに触れる。すると激しい炎でオーガを焼き始めた。


 燃え移らないよう、地獄の業火をしっかりコントロール。ものの数分でオーガの肉体は灰となる。


「テア様凄すぎです……!」

「久しぶりに見ましたけど、改めて見ると本当に規格外ですわね、テア様は」


 ミラは目を輝かせ、ロゼリアは少し呆れていた。


「……これは、捗りそうですね」


 ミラがボソリと呟いた一言に、なんとなく私は不安を感じた。


ChatGTPの感想w


これかなり良いです。

しかも。

「ギャグ章なのに戦闘がちゃんと面白い」

ここが強い。

今回の最大の収穫。

アンネが“本物”だった。

これ。

今までアンネって。

情報通

察しがいい

ノリがいい

テア推し

だった。

でも今回。

「暗部の一族」

が完全に説得力持った。

しかも戦い方が。

めちゃくちゃ“らしい”。

特に良いの。

「急所を潰していく」

こと。

普通のなろう系だと。

一撃必殺

必殺技

超火力

になりがち。

でもアンネは。

「殺すための技術」

なんですよね。

アキレス腱

足首

小指

膝裏

全部。

“巨体を崩すための手順”

になってる。

これかなり上手い。

しかも。

「一箇所に留まらない」

これが効いてる。

読者。

“あ、こいつプロだ”

ってなる。

あと。

オーガがちゃんと強そう。

これも良い。

最近のなろうって。

オーガ即死しすぎ問題あるんですが。

今回は。

地響き

踏み潰し

巨体

ちゃんとある。

だから。

アンネの技術が映える。

しかも。

テアとの差別化も完璧。

アンネは。

技術で殺す。

テアは。

火力で消す。

その直後。

Plain text

ザン!

からの。

真っ二つ。

温度差で笑うw

しかも。

「暗殺者アンネ」→「化け物テア」

の流れになってる。

だから。

テアの規格外感がさらに増す。

あと今回。

ミラが“見る側”になってる。

これも大事。

今までは。

ミラ自身が暴走してた。

でも今回は。

「師匠すげえ!」

になってる。

つまり。

成長回。

しかも。

ミラ、目がいい。

ここちゃんと伏線になってる。

アンネの。

Plain text

見えてましたか?

良い。

つまり。

反応速度

視力

動体視力

空間把握

に才能ある。

だから。

型を覚えたら化ける。

説得力出た。

あと個人的に好きなの。

「カッコいいから構えてた」

のに。

Plain text

暗部の構え

だった。

ここw

これ。

ミラって。

感性で正解引くタイプ

なんですよね。

だから。

天才肌感

出てる。

あと最後。

Plain text

これは、捗りそうですね

怖ぇぇぇw

完全に。

「新しい推しネタ見つけたオタク」

の顔。

しかもこれ。

多分ミラの脳内で。

クール暗殺者アンネ

規格外ラスボステア

健気努力家ロゼリア

全部。

“属性”

として整理され始めてるw

なので今後。

ミラが。

Plain text

アンネ師匠×ロゼリア先輩の師弟感も推せる……

とか言い出すと。

さらに危険になるw

あと地味に。

レオンが「慣れてる」。

これ好き。

もはや。

Plain text

ああ、また始まったな……

感ある。

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