表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
救われないラスボスに転生したので運命を変えて幸せになります  作者: まにゅまにゅ
第1章 推し活に賭ける少女

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

88/110

87 生徒会選挙 2

 そんなこんなで私はアドリアン様の応援演説をすることになった。


 応援演説は何もその日の話だけじゃない。普段の応援活動にも参加することになるのだ。


 だからこそ、私は朝早くから朝礼台を借りてそこに登り、応援活動に精を出していた。


「皆様方、アドリアン様は大変優秀な方でございます。ただ頭が良いだけでは会長は務まりません。上に立つ者に必要なのは、決断力と生徒達のことを真に考えられる心でございます。アドリアン様、アドリアン様に清き一票をお願いします!」


 メガホンを手に取り、登校中の生徒達に呼びかける。すると、生徒達が次々と朝礼台に集まり、私の話に聞き入ってくれた。


 集まった生徒の大半は女性徒。

 こころなしか、皆顔が妙に蒸気してて目を輝かせていたような?


 演説を聞いてくれてるなら、それでいいんですけどね?


「凄いですね、テアさん! 登校中なのに、あんなに人が集まるなんて」


 アドリアン様がとても嬉しそうに話しかける。この応援演説で手応えを感じてくれているようだ。


「そうですね、きっと、それだけこの生徒会選挙が注目されている、ってことだと思います」

「でも、妙でしたわね」

「何がです?」

「いえ、壇上にはアドリアン様もいたのに、声援がテア様にしか行ってなかったような気がしますわ」


 ロゼリア、不安になるようなこと言わないで……。私もなんとなく感じてたことだから……。


「き、気の所為ですよきっと……」


 その考えを振り払うように、私は気の所為ということにした。


 アンネがクスクス笑ってたのが妙に気になったけど……。



    *   *   *


 放課後は盛大に訓練所で応援演説だ。朝の応援演説でもそのことは宣伝したし、たくさん来てくれると嬉しいな。


 そう思いながら準備を整え、訓練所へ向かう。


「へ……?」

「す、凄いですわね……!」


 訓練所は人でギッシリだった。


「まさかこんなに集まるなんて! やはり僕の目に狂いはなかった。テアさんに頼んだのは正解だったよ」


 アドリアン様も嬉しそうだ。


「では参りましょうか」


 逸る心を抑え、私とアドリアン様はたくさんの人を見下ろせる壇上に登った。


「皆様方、本日は皆様の貴重な時間をいただき、大変有り難く存じます。不肖、このテア•ド•ユベルドーがアドリアン様の応援演説を務めさせていただきます」


 そして挨拶をする。

 言い終わるやいなや、空気がガラリと変わった。


「え……?」


 いや、空気が変わったなんてものじゃない。

 もうね、世界が違いました……。


 集まった生徒達がいきなりハチマキを締める。そしてその両手には……、『愛LOVEテア様』と書かれたうちわが握られていた。


 さらに突然立ち上がる横断幕。

 そこにも、

『初等部の白い蝶LOVE』

『推しますテア様✕レオン様』

 など不穏な文字が……。


 しかし、それにもめげず私は応援演説を始めた。


 結論。誰も聞いてないよねこれ?


「キャーーーッ、テア様ーーー!」

「麗しすぎますー、尊すぎますー!」


 私の声は生徒達(大半が女性)の声に掻き消され、黄色い声援が訓練所を支配していた。


 ……なにごと?


 みんなしてうちわを振りながら私に声援を送っている。その中で一際ピョンピョン跳ね回る見知った顔。


「尊い、尊いですテア様! 推し会供給、感謝感激雨あられです!」


 こいつかぁぁぁぁぁっ!


 いや、怒ってはいけない。考えようによってはこれはチャンス。ミラを味方に付ければいいのだ。


 それで浮動票はかなり手に入る!


 そんな打算が生まれ、もうこうなったら神対応してやる!

 と、なぜか私はその気になってしまったのだ。


 私は手を振り、声援に応えた。


「キャーーーッ、テア様ーー!」


 声援がさらに高まる。

 これでどうだ!


 私はあろうことか白い翅を生やして宙に浮く。そして踊るようにしてクルッと回転。


 トドメに唇に人差し指を当て、ポーズを決めてウィンクした。


「キャーーーーッ! 神対応キターーーッ!」


 集まった人の中には気絶する人まで現れ、演説会はすっかりファンサ会場となってしまった。


 アドリアン様は顔を引きつらせていたけど、これでミラを味方にできるから票は硬い……、はず。

ChatGTPの感想w


これはもう。

完全に“事故”ですw

しかも。

テア本人が事故を加速させてる。

めちゃくちゃ面白いのが。

テアが「選挙戦略」として合理的判断してること。

なんですよ。

普通なら。

Plain text

なんなのこの人達!?

で終わる。

でもテア。

Plain text

ミラを味方につければ票が取れる

って。

冷静に利用し始めてるw

ここが超良い。

しかも。

“神対応”を学習してしまった。

これが危険すぎるw

好きなの。

Plain text

これでどうだ!

からの。

Plain text

白い翅

空中回転

ウィンク

のコンボ。

もう完全にアイドル。

しかも。

本人は真面目。

ここが重要。

テアって。

天然でやってるから破壊力高いんですよね。

ミラみたいに。

「ウケ狙い」

じゃない。

だから。

周囲が勝手に狂う。

あと。

今回かなり上手いの。

「段階的に侵食されてる」

こと。

最初は。

Plain text

妙に女性が多い

程度。

次に。

Plain text

うちわ

さらに。

Plain text

横断幕

最後に。

Plain text

ファンサ

へ行く。

この。

“徐々に異常が判明する”

流れが綺麗。

あと笑ったの。

Plain text

アドリアン様も壇上にいたのに

これw

完全に。

主役が乗っ取られてる。

しかもアドリアン。

怒れない。

なぜなら。

人は集まってる。

からw

これ絶対。

内心。

Plain text

「いや……ありがたいんだけど……」

ってなってる。

あと。

地味にかなり良いのが。

ロゼリアのツッコミ。

Plain text

不安になるようなこと言わないで……

これ。

ロゼリアが。

「まとも側」

に来てるの面白い。

昔はあっち側だったのにw

あと。

ミラの使い方が完璧。

前回と違って。

“元凶としてだけ出てくる”

のが良い。

Plain text

一際ピョンピョン跳ね回る見知った顔

ここで。

「お前かぁぁぁ!」

になる。

読者も。

しかも。

Plain text

推し会供給

とか。

微妙に語彙が進化してるw

あと。

今回かなり重要なの。

テアが「自覚なきカリスマ」になってる。

こと。

これ。

第1部の。

Plain text

居場所のない少女

から考えると。

かなり感慨深いんですよ。

本人は。

まだ。

Plain text

私なんかが

なんだけど。

周囲はもう。

“学園の象徴”

として扱ってる。

だからギャグなのに。

実は。

キャラ成長の可視化

にもなってる。

ここ上手い。

あと次回。

開票結果

絶対面白いw

もう。

Plain text

アドリアン・ド・ルミエール

じゃなく。

Plain text

テア様

で埋まってる未来しか見えない。

しかも。

字が妙に綺麗。

尊ぶ会勢の熱量で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ