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灯台下暗し

「んっ…あれ…膝…ちー助わりぃ…寝ちまった…」



 ユーランはいつの間にか千棘の背中で寝てしまい、今は千棘に膝枕をされているという状況を理解して霞む目を擦りながら謝る…が、



「ああ、いいよ。ゆっくり寝れた?ユーラン」


「ん…?なんかちー助声違わねーか…?」



 いつもの千棘の声と違う可愛らしい声を聞いたユーランは霞む視界のまま慌てて起き上がろうとすると、千棘じゃ絶対に味わう事の出来ない柔らかな感触を顔に感じて困惑の声を上げる。



「うっ、は……?胸……???ちー助…じゃねぇ!?!?だ、誰だおめぇ!?」



 寝ぼけていたユーランは自分に膝を貸していた人物が千棘じゃないとわかると即座に距離を取り、インベントリから神格武装を取り出して構えるが、千棘としか思えない顔を見て困惑の表情を浮かべながら自分の頬を引っ張る。



「あ…?ちー助?…寝ぼけてんのか…?…夢?幻でも見せられてんのか…?」



 すると胸のある千棘はクスリと笑いながら立ち上がり、ゆっくりと警戒しているユーランに近づきながら抱きしめる。



「ふふふ。女の子になった僕だけど、なんか変かな?」


「は、はぁ!?ど、どどどどういううぷっ!?…ぷはっ!!お前…!!」



 ユーランは絶対にあるはずの無い千棘の柔らかい胸に包まれ言葉を遮られるが、必死に胸のある千棘の身体を押して拘束から抜け出し、もう一度神格武装を構えるが…



「ただいまー…って、ちょ…あんまりユーランの事を揶揄わないでよ…」


「は、はぁ!?ちー助が二人!?やっぱりこれは夢か幻か!?一回ぶっ放せばわかるか!!」


「ちょ、ちょちょちょちょ!!!ユーラン待ってストップストップ!!!!この屋敷が壊れちゃうよ!!!」



 いきなり二人目の胸がない千棘が部屋の扉から現れた事によって今の現状が幻術の類だと決めつけたユーランは神格武装を使って幻を消し去ろうとするが、めちゃくちゃ焦った二人目の胸がない千棘に高速の羽交い絞めをされてしまう。



「は、離せ!!!一回ぶっ放せば幻も消えんだろ!!!」


「だ、だからユーラン待って!!!幻でも夢でもないから!!!さっき膝枕してたのはセッテ!!僕が本物の千棘だから!!僕がお手洗いに行ってる間にセッテがユーランに膝枕してたんだよ!!そうでしょセッテ!?」


「は、はぁ!?せ、セッテだと!?」


「ふふふ…」


「ちょっとセッテ!!笑ってないでちゃんと話してよ!!!」


「ふぅ…ごめんなさいね?ユーランちゃんの寝顔が可愛かったからつい膝枕しちゃったんですよ」



 目の前にいる千棘は確かに千棘の顔だが、声が明らかに違う事と胸があるという事実、更に後ろで自分の事を拘束している千棘は胸が無いという事でようやく別人なんだと察したユーランは本物の千棘の拘束から抜け出すのをやめて偽物の千棘…セッテを見つめる。



「なっ……マジでセッテなのか…?てか何でちー助と同じ姿なんだよ…」


「ええ。千弦さんに頼まれてこの世界で暮らせる身体を作っておいて欲しいと言われて作ったんです。ただ、一から作るとすっごく時間がかかるので、千弦さんの身体を元に女神バストを作ったんですよ?どうでした?柔らかかったですか?」


「…セッテってこんな感じだったか…?」


「…いや僕も屋敷に帰ってる途中で会って、こんなんだったっけって思った…」



 宙に浮いているユーランを優しく床に下ろした千棘は溜め息を吐きながらソファーに身体を沈め、隣の席をポンポンと叩いてユーランを座らせる。



「はぁ…とりあえずユーランも座ってよ。ちゃんと説明するから」


「お、おう……んで?どういう事なんだ?」


「えっとね?セッテが言うには、今後僕の姿を露出させた状態でアエリアやコルの姿にならなくちゃいけない時が出るかもしれないでしょ?その時にセッテが僕に成り代わって僕がアエリアやコルの姿で活動出来る様にって事も含んでるらしいんだよね」


「あ、ああ…いくらちーママが似てるって言っても、ここまで瓜二つじゃねぇしな…」


「うん。似てても姉って感じだしね」


「にしてもまぁ…世間から見たらちー助の性別を知らなければ女として何も違和感がないけど、男だってわかってるあたいらからしたらめちゃくちゃ違和感すげーな…」


「ほんとにね…僕も違和感しかないよ…」


「ふふふ。二人の困惑顔が見れて楽しいですよ?」


「「……」」


「ふふ、これからよろしくね?ユーランちゃん?」


「っ…ちー助の顔でちゃん付けされるとわけわかんなくなるな…」


「ま、まぁ…頑張ってユーラン…」



 千棘の顔でちゃん付けされた事に嬉しい様な嬉しくない様な微妙な表情を浮かべたユーランは頭を振り、必死に目の前にいるのはセッテだと言い聞かせ、ちゃん付けされた事に虫唾が走ったと勘違いした千棘はユーランの肩をポンポンと叩きながら宥めていた…。





 ■





 セッテが屋敷に来た次の日…千棘は自室で実の母である那奈と、双子の姉か妹…どっちかである瓜二つなセッテと一緒にお茶を飲んでいた。



「ふぅ……何だか突然姉さんか妹が増えたって感じなんだけど…」


「そうね?賑やかでいいじゃない」


「そうですよ千弦さん。どうします?姉キャラがいいですか?妹キャラがいいですか?あ、お兄ちゃんって呼びましょうか?」


「いやそう言う事じゃなくて…まぁセッテの好きな方でいいよ」


「そうですねぇ…なら無難に姉キャラは那奈ちゃんで、私が妹キャラの方がいいですね?お兄ちゃん?」


「…お兄ちゃんはやめて…普通に今まで通り千弦でいいよ」


「それじゃあ面白くないじゃないですか…まぁ、そう言うのでしたら仕方ないですね?」


「…母さん?いつもセッテの神託を受けてた時ってこんな感じだったの?」


「そうよ?」


「…でもさ?僕と接触する事になった神託って、もっと仰々しい感じじゃなかった?」


「あれは私が考えたのよ?『白黒の眠り姫…黒と薔薇の騎士に連れられこの地に…導きたるは白兎と姫を憂う少女達…願うは眠り姫の目覚め…漆黒の巨龍を従え魔の王を討つ者…』実際はこんな感じだったかしら?『白黒の髪の女の子が目を覚まさないって兎ちゃんと女の子二人が訪ねてきます。白黒の女の子を起こしたら黒猫ちゃんと桜色の羊ちゃんが黒いドラゴンと一緒に魔王を倒してくれます』みたいな」


「そ、そうなんだ…」


「ふふふ。意外と神はアバウトですよ?自分で作った依り代を忘れて放置している神もいますしね」


「え…それっていいの?」


「ええ。普通に自分が神の依り代だと気付かずに幸せな日常を送って、寿命で命を無くす方もいますからね」


「なんだか凄い事聞いちゃったな…」


「まぁ、大体そういう人は妙に運がよかったりとかそういう恩恵があるみたいですけど、基本は幸せに生を終えているので特に問題はありませんよ」


「はえ~……セッテみたいに他の神はこの世界に干渉したりしないの?」


「一応干渉してますよ?豊穣の神は作物が不足して飢饉を招かない様に調整してますし、鍛冶の神は鍛冶に必要な鉱石を補充したりとか」


「あ…そ、そうなんだ…」


「ふふふ。いつか会う事になるかもしれませんね?わかりませんが」


「まぁ、僕達はセッテがいてくれるだけでいいよ…」


「あら?嬉しい事を言ってくれるんですね?私に惚れちゃいましたか?」


「だから何でそうなるの…まぁいいや…」



 神という存在が意外とアバウトな性格をしていると知った千棘はセッテのいつもの軽口に呆れながらお茶に口を付ける。



 すると同じ様にお茶に口を付けていた那奈が何かを思い出した様な表情を浮かべながら千棘へ問う。



「…そういえば千弦はもうやる事終わったの?」



 那奈の問いを受けた千棘はインベントリから今の現状を纏めた紙を那奈の前に置きながら説明する。



「ああ、現状出来る事は終わったかな?今はアンダーパラダイスの大会と、ピュリエットの報告待ちかなぁ。アンダーパラダイスの大会が先ならぱぱっと優勝して国興しを始めれるし、ピュリエットの報告でクラウディアパレスの住民が何を望んでいるのかがわかればそっちを終わらせるって感じ」



 千棘の説明を聞きながら書類を読んでいた那奈はふんふんと声を漏らし、クラウディアパレスで気になった事を重ねて問う。



「そうなのね…この書類を見て思ったのだけど、クラウディアパレスの住民って翼人族しか住んでいないのよね?」


「らしいよ。ピュリエットがクラウディアパレスで流行っていた病気を抑えたんだけど、ピュリエットの翼が黒いから村八分状態らしくて…しかも何故か翼人族の人達は生きる事に消極的らしくて壊れた建物も直さないし、ほんと少しの食料しか食べないんだってさ。それを見かねてピュリエットは何とかしようとしても受け入れられなくて、助手としてピュリエットについてくれている…えっと…えっと…ユースティス!ユースティスっていう翼人族の女性が間に入って何とかしてるらしいんだ」



 書類に書かれている内容と千棘の言葉で言われた内容…それがとても酷い状況だと理解した那奈は思った事をそのまま口にする。



「あら…なら千弦が直接行って何とかしてくればいいんじゃないの?」


「僕もそう思ったんだけどさぁ…同じ翼人族のピュリエットが翼が黒いからっていう理由で爪弾きにされてるんだよ?別種族の僕が…しかも魔王だよ?そんなのが行ってもどうにもならない気がするんだよね…」



 言われてみればそうだと思った那奈は目の前で私に聞いてくださいとばかりに目を輝かせ、そわそわした表情のセッテに問うてあげる。



「確かにそうね…何かいい方法はないかしら?セッテ」


「んんっ仕方ありません…じゃあ、お二人に問題を出しますね?この問題の答えが分かればクラウディアパレスを()()()()()()()()()()()()()()と思ってください」


「…はぁ!?」


「あら…?」



 わざとらしい雰囲気を作りながら明日から復興させる事が出来ると言ったセッテの言葉に驚いた千棘は声を上げ、那奈はただ話に混ぜて欲しいだけじゃなかったのねと思いながら声を漏らす。



「というより、今まで()()()()()()()のかなって思ってました」


「何で気付かない…?」


「まぁ、それは一旦置いておきまして、では問題です…翼人族とは何でしょうか?」


「な、何でしょうか?…えらく抽象的…」



 漠然とした問題に千棘は項垂れるが、那奈は真剣な表情で顎に指を当てながら思いついた事を口から言葉にして出していく。



「うーん、まず翼が生えてるわ」


「そうですね?」


「雲の上に住んでいるわ」


「ええ、そうですね?」


「うーん…千弦の話から黒い翼を嫌っているわ」


「それもそうですね?」



 そこまで言って那奈はふと、ある疑問が思い浮かぶ。



「…そもそも何で黒い翼を嫌っているのかしら…?」



 するとセッテは口端を上げながらティーカップを爪で鳴らし、那奈を褒めながらもう一つの問題を出す。



「那奈ちゃんいい所に疑問を持ちましたね。何故、翼人族は黒い翼を嫌うのか…何ででしょう?」



 セッテの二つ目の問いに千棘も那奈と同じ様に頭に浮かんだ事を言葉にして口から出していく。



「うーん…自分と違うから…でもそれは当たり前の事だよな…人間だって肌の色が違うとか目の色が違うんだし、ていうかそんな事で一々争ってたらこの世界は全種族で戦争しているはずだしな…」


「そうですね?」



 それ以降言葉を出さなくなった千棘を見た那奈は自分の疑問を解消する為にセッテへ問う。



「みんな白い翼なのかしら?翼人族の方って」


「そうですよ。()()()()()()。突然変異で色が違うとかも()()()()()()



 那奈の問いに答えたセッテの言葉は千棘の頭の中で引っかかり、食い入るようにセッテへ問う。



「え…セッテちょっと待って、何で絶対白ってわかるの?突然変異って本当に偶然起きるんだからあり得ないって事は無いんじゃないの?」



 千棘のもっともな疑問にセッテは意地悪そうな笑みを浮かべながらどうしてあり得ないのかを説明する。



「まぁ普通ならそうですよね?でもこの世界で翼人族の方々に関しては本当にあり得ないんですよ。簡単に言ってしまえば()()()()()()()から…としか言いようがないですね」



 セッテの説明を聞いた千棘は目を見開きながらもどうにか納得する為にそう言う事なんだと思い込んでいく。



「うわマジか…まぁ神だし何でもありか…ならピュリエットが黒い翼だから爪弾きにって言うのも納得なのか…?いや…それは納得していい事じゃないだろ…」



 突然変異があり得ないとしても、ただ黒い翼だからという理由でピュリエットが村八分という状況だけは納得出来ない千棘は首を傾げるが、那奈が一つの仮説を立てる。



「ならこうじゃないかしら?本当は白い翼が何かの原因で()()()()と思われている。だからピュリエット君は爪弾きにされているんじゃないかしら?」


「何かの原因…?」


「ええ。例えば人間で例えるなら病気に罹ってとか…そこに何かしらの原因があるんじゃないかしら?」



 すると那奈の仮説を聞いたセッテが那奈の仮説を肯定する様に頷きながら言う。



「ええ、那奈ちゃんの言う通りです。本当は白い翼が黒くなる…とある()()が翼人族の方々の間では言い伝えられています」



 那奈の仮説が正しいのであれば…と、千棘は翼が黒くなる原因を自分の頭から探っていく。



「黒くなる原因…日焼け…羽が日に焼けて翼の色が変わるなんて聞いた事がない。食べ物…確かにクラウディアパレスの翼人族は食べ物をあまり食べないって書類に書いてあるけど違う気がする…飲み物…も同じ理由で違う…なら空気…?クラウディアパレスがある上空の空気を吸えば白く…だったらピュリエットも白くなるし、黒くなる…病気…?でもピュリエットが病気は抑えたし、仮に病気ならクラウディアパレスにいる翼人族は全員翼が黒い……白い翼から黒い翼…?」



 セッテの出した問題について千棘と那奈が首を傾げながら白い翼が黒い翼になる原因を考えていると扉がノックされる。



「はーい、どちら様ー?」


千棘様、皆様の昼食(千棘様、皆様の昼食)をお持ち致しました(をお持ち致しました)



 そう言いながら天使と悪魔のメイド…エルとデルが昼食を運び、三人が囲っているテーブルに料理を用意していく。



「エル、デル、いつもありが……あああああああああ!!!!!!!!」



 美味しそうな昼食が並んでいく中、エルとデルにお礼を告げようとした千棘は料理を並べているエルの頭に浮かぶ()使()()()と背中に生えている()()()使()()()、隣にいるデルの()()()()()()を見て大声を上げる。



「「「っ!?」」」


「ふふふ…」



 突然千棘が大声を上げた事に驚いた那奈は椅子の上で小さく跳ねてしまうが、驚いたのは那奈だけではなく、料理を配膳していたエルとデルも小さく肩を揺らし、何か不手際があったのかと不安げな表情で千棘を見つめる。



 そして、そんな四人を楽しそうに見つめているセッテは優雅にお茶に口を付けて千棘に問う。



「わかりました?千弦さん」



 驚いた表情と不安そうな表情をしている三人に気付いた千棘は謝りながらセッテが出した二つ目の問題の答えを告げる。



「ご、ごめん母さん、エル、デル…そう言う事だったのか…二つ目の問題の答えは()()でしょ?」



 千棘の答えを聞いたセッテは満面の笑みを浮かべながら指で輪っかを作りながら千棘へ言う。



「はい、正解です千弦さん」



 すると堕天という意味が分からなかった那奈は首を傾げながらどういうものかを問う。



「だ、堕天…って何かしら?」


「ああ。母さんはそういうファンタジー的なのに疎かったよね…本当は堕天ってややこしいんだけど…簡単に言うとね?天使のエルがデルと同じ悪魔になるのが堕天なんだよ。だから元々白い翼の翼人族は、黒い翼のピュリエットを堕天した翼人族だと思って嫌ってる…これが村八分の原因。そして一つ目の問題の答え、翼人族は『天使の使い』…天使の使いだと言われてきたから天使が悪魔になる堕天について酷い嫌悪感を持っている…そう言う事だよね?」



 ようやく答えに辿り着いた千棘に満面の笑みを浮かべたセッテは両指で大きい輪っかを作りながら言う。



「はい、その通りです千弦さん。ならもう一つの問題です。クラウディアパレスを復興する為に必要な鍵…もうおわかりですよね?」


「ああ…!答えはエルだ!!」


「はい、大正解です。天使であるエルちゃんをクラウディアパレスに連れていけば全て丸く収まります」



 灯台下暗し…いつも世話をしてくれている天使のメイドがクラウディアパレスを変える為に鍵だと気づけなかった千棘は椅子の背もたれに寄り掛かり、疲れたような溜め息を吐く。



「はぁぁぁぁぁ…マジか…何で気付かなかったんだ……」


「あらぁ…エルちゃんってすごいのね?」


「いえ…わたくしは只のメイドですので、いきなり翼人族の方々を救う為の鍵と言われて困惑しております…」


「ふふふ。これで千弦さんのお仕事が増えましたね?」



 ようやくクラウディアパレスに対する事が進展を見せ、次にやる事が出来た千棘はやれやれと言った表情を浮かべながらエルへ問う。



「そうだね…エル?明日にでも一緒にクラウディアパレスに行ってくれる?」


「かしこまりました、千棘様」



 双子の精霊と同じぐらいずっと一緒にいるデルへ申し訳ない表情を浮かべながら千棘は伝える。



「デルはお留守番になっちゃうけど…今度のアンダーパラダイスで開催される大会は一緒に行こうね?」


「ご配慮ありがとうございます、千棘様」



 ずっと突破口が見つからなかった問題にようやく光が差した千棘はいただきますと口にして、エルとデルが用意してくれた料理に手を付けながら思う。



(ピュリエットの頑張りを無駄にしない為にも絶対に救って見せる…!)



 やる気に火が付いた千棘を見た那奈とセッテは微笑ましい笑顔を浮かべながらエルとデルも一緒に食べましょうと声をかけ、五人でクラウディアパレスの今後を話しながら楽しく昼食を食べ始めた…。

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