幼女は怒る
よろしくお願いいたします!
それじゃ、今からもう行なってしまうのじゃ。
幼女はリストたちに告げると、スタスタと学校長室の出入り口に向かっていき、部屋を出ていった。
リストと輝花はそのまま佇んでいた。
幼女が部屋を出てから二分後、部屋の扉をぶち破る勢いで彼女は入ってきた。
「お主ら!なんで着いてこないのじゃ?!」
「放っておいたら面白そうだと思ってつい」
「つい、じゃないわ、たわけが?!おかげでわしは1人でくっちゃべっている、おちゃらけ者になるところじゃ!!」
リストの回答に幼女はプンプンと怒っていた。
その様子を見た輝花がポツリと一言。
「今もそんなに変わらないだろう」
「ムキー!!」
幼女は地団駄を踏んだ。
その両手を振り上げる。
「いいから、お主らちゃんと着いてくるのじゃ!今からリストの選考を行うのじゃ!」
着いてこい!
幼女は叫びながら、自らの部屋から出て行った。
リストと輝花はボーッとしている。
部屋を出てから一分後、幼女は部屋の扉をぶち破って転がり込んできた。
「お主らなんで着いてこないのじゃ?!」
「被せた方が面白くなるだろう」
「お主らは面白くてもわしは面白くないのじゃ?!おかげで、今度こそおちゃらけ者になってしまったのじゃ!!」
輝花からの答えに幼女はついに、涙目になりながら怒鳴った。
「分かった分かった。飴あげるから、機嫌を直せ」
「わーい、ありがとうなのじゃ!って子ども扱いしないでほしいのじゃ?!」
輝花から渡されたあめ玉を幼女は床に叩きつけた。
「よしよし」
「気持ちいいのじゃー。って、子どもの頭を撫でるようにしないでほしいのじゃ!!」
自らの頭に置かれたリストの手を幼女は振り払った。
「もう嫌なのじゃー?!」
見た目幼女の学校長の魂の慟哭が、部屋にむなしく響くのだった。
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