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その箱を開けた世界で  作者: ナガズボン
第1章 鳳凰院 蓮火(仮題)
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幼女は怒る

よろしくお願いいたします!

 それじゃ、今からもう行なってしまうのじゃ。


 幼女はリストたちに告げると、スタスタと学校長室の出入り口に向かっていき、部屋を出ていった。


 リストと輝花はそのまま佇んでいた。


 幼女が部屋を出てから二分後、部屋の扉をぶち破る勢いで彼女は入ってきた。


「お主ら!なんで着いてこないのじゃ?!」


「放っておいたら面白そうだと思ってつい」


「つい、じゃないわ、たわけが?!おかげでわしは1人でくっちゃべっている、おちゃらけ者になるところじゃ!!」


 リストの回答に幼女はプンプンと怒っていた。

 その様子を見た輝花がポツリと一言。


「今もそんなに変わらないだろう」


「ムキー!!」


 幼女は地団駄を踏んだ。

 その両手を振り上げる。

 

「いいから、お主らちゃんと着いてくるのじゃ!今からリストの選考を行うのじゃ!」


 着いてこい!

 幼女は叫びながら、自らの部屋から出て行った。


 リストと輝花はボーッとしている。


 部屋を出てから一分後、幼女は部屋の扉をぶち破って転がり込んできた。


「お主らなんで着いてこないのじゃ?!」


「被せた方が面白くなるだろう」


「お主らは面白くてもわしは面白くないのじゃ?!おかげで、今度こそおちゃらけ者になってしまったのじゃ!!」


 輝花からの答えに幼女はついに、涙目になりながら怒鳴った。


「分かった分かった。飴あげるから、機嫌を直せ」


「わーい、ありがとうなのじゃ!って子ども扱いしないでほしいのじゃ?!」


 輝花から渡されたあめ玉を幼女は床に叩きつけた。


「よしよし」


「気持ちいいのじゃー。って、子どもの頭を撫でるようにしないでほしいのじゃ!!」


 自らの頭に置かれたリストの手を幼女は振り払った。


「もう嫌なのじゃー?!」


 見た目幼女の学校長の魂の慟哭が、部屋にむなしく響くのだった。

お読みいただきありがとうございました!


よろしかったら、ページ下部にあるブクマや評価をつけていただけると嬉しいです!

感想もお待ちしております!辛口希望!


よろしくお願いいたします!

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