指輪
どもー今日も忙しくて更新しようか迷いましたが今まで毎日更新できてたので頑張っちゃいました。
今回はアクセサリーショップでの話。
マリア達は無事にアクセサリーショップに着けるのか。
そして、そこでは何が起きるのか。
というのが今回の話です。
それでは第六話「指輪」をご覧アレ。
マリアの先導でアクセサリーショップへと行く。
マリアが聞いたところ武器や防具、アクセサリー等の装備を全部扱ってるデパートの様なところがあるらしい。
値段はピンからキリまでらしく、そこなら色々見れるんじゃないかと道を歩いていた綺麗なお姉さんは言っていた。
マリアはそこがいいだろうと考えそのショップへと向かって行く。
そこでエミリアが話しかけて来る。
「マリア、随分なれた感じで道を聞くんだな」
「道を聞くくらいで問題起こすエミ兄がおかしいだけだろ?そもそもその腰にある剣は飾りですか?」
「いや……飾りじゃないけどさ……人質を取られたら剣を抜くこともできないだろ?」
「それじゃあ、今後もしまた人質を取られたらエミ兄は剣を抜かずに大人しくいいなりになるの?」
「だってそれしかないだろ?」
「はぁ……あのさぁ、普通に身体強化で相手の首でも切り飛ばしたらそれで終わってただろ?」
「いや、流石に切っちゃうのはまずいだろ……」
「でも切らなきゃ切られて終わりだぞ?」
「うぅ、ちょっとそこらへんは考えておくよ」
「はぁ……考えるまでもないと思うけどな……ってどうやらここがそのショップみたいだ……3階建てか……大きいな」
マリアがエミリアへの説教をやめてお店について感想を述べる。
するとシスタリアも大きなお店に驚いている様であった。
エミリアはお店の事よりマリアに言われた事について考えているようであった。
とりあえず中に入ろうと言うとシスタリアが言う。
「マリア……ちょっとこのお店はお姉ちゃん達にはハードルが高くないかしら?」
「何言ってるんだよ。金貨1枚持ってるんだから大抵の物なら買えるだろ?多分だけど。それにアクセサリーでしょ見に来たのは」
「それはそうなんだけど」
「見る分にはタダなんだから早くお店に入ろうぜ」
「エミリアはどう思う?」
「えっ?えっと別に見るだけなら構わないんじゃないかな?」
「なら決まりだね。お店に入ろう」
マリアはそう言ってお店に入る。
お店の一階は武器がずらりと並んでいた。
マリアはすごく興味が湧いたが今回の目的はアクセサリーなので、とりあえず店員に聞く。
「すみません。アクセサリーって売ってますか?」
「アクセサリーは3階で売っております」
「分かりました。3階ですね。行ってみます」
店員は子供のマリアに対しても普通に接してくれるのでここはいい店だなとちょっと感心するのであった。
そして、マリア達は階段を登って3階に着く。
ちなみに2階は防具売り場の様であった。
エミリアが興味を持っていたのでアクセサリーを見終わったら次は防具を見るかなとマリアは考えていた。
ちなみに3階には様々なアクセサリーが並んでおり、それを見たシスタリアは大喜びで話し始める。
「マリア!エミリア!凄いわよ。色々なアクセサリーが一杯並んでるわ!」
「それは良かったねシス姉。それで何か買いたい物はあるの?」
「マリア、焦らせないで。もっとじっくり見たいの」
「シス姉楽しそうだね?」
「もちろんよエミリア。はぁ、色々見てまわろうっと」
シスタリアはそう言うとアクセサリー売り場をうろちょろしながら色々なアクセサリーを見る。
そして、時間は流れて一時間後。
「シス姉流石に見飽きないか?」
「全然見飽きないわよ。それよりなんでこれとこれって値段がこんなに違うんだろ?」
「店員に聞けばいいんじゃないか?俺が呼んでくるよ」
そう言うとエミリアは店員を呼びに行く。
その間、マリアとシスタリアは似たようなアクセサリーを見てなんで値段がこんなにも違うのか考えていた。
だが、マリアは直ぐに違いがわかった。
安い方は普通のアクセサリーだが、もう一方のアクセサリーからは魔力を感じる。
そこでマリアは言う。
「シス姉。これとこれの違いは魔力を帯びてるか帯びてないかの違いだよ」
「えっ、そうなの?よくわかるわね」
「よく見るとシス姉でもわかると思うよ」
そんな話をして居ると店員を連れたエミリアが戻って来る。
すると店員が話しかけて来る。
「ブラボー!素晴らしいですねお嬢さん。そのアクセサリーの違いがわかるとは……天職は鑑定士か鍛冶師ですか?」
「えっと、俺の天職は聖女ですが?」
「聖女様でしたか……それは失礼しました……ですがよく違いに気づきましたね?」
「見れば魔力が付与されてるかされてないか位はわかるさ」
「普通はわからないんですけどね……それで違いは分かりますか?」
「いや、魔力が帯びてるかどうかはわかるけど性能の違いはわからないですね」
「それなら、説明させていただきます」
そう言うと店員は説明を始める。
まず、魔力が帯びてない作品は通常の鍛冶師が作った物らしい。
そして、魔力を帯びた作品は魔法鍛冶師と呼ばれる、魔法を使える女性の鍛冶師が作った物だそうだ。
魔法鍛冶は通常の鍛冶とは勝手が違うらしく、また、魔力が付加された装備を作れるので高価らしい。
マリアは魔法鍛冶という物にすごく興味が湧いた。
だが、今はシスタリアの買い物の途中なのでとりあえず、買い物を直ぐに終わらせようと考える。
「店員さん色々説明有難う御座いました。それでシス姉?欲しいものはあったの?」
「えっと、欲しいなってのはあったよ?」
「どれ?」
アリアがそう言うとシスタリアはガラスケースの中にある、指輪を指差す。
「これが気に入ったんだけど……」
「銀貨30枚か……これって高いのか?」
マリアが疑問を述べると先程の店員が教えてくれる。
「これは魔道具なのでそこそこの価格ですね。そこまで高い品ではないですが。お嬢さん方にはちょっと高いですかね……普通のアクセサリーなら銀貨1枚位でいいのが買えますが?」
「シス姉はこれがいいんだよね?」
「うん……だけど高いから諦めるわ……」
「店員さん?この指輪って今買わないとなくなっちゃう?」
「そうですね……シグニット様の作品なので多分すぐ売れちゃうのではないでしょうか?」
「シグニット様?それって有名な人なの?」
「えぇ、武器に防具、アクセサリーと幅広く作品を作られています。どれも魔道具なので値段が高いですが、性能がピカイチなので人気ですね」
「わかりました。それじゃあその指輪をいただけますか?」
「よろしいのですか?銀貨30枚しますよ?」
「ちょっとマリア……そんな高いの買っちゃダメだよ」
シスタリアはそう言うがマリアは聞く耳を持たずに話を進める。
「お金ならあるからそれをください。それと今すぐ着けるのでそのまま直ぐに渡してもらえますか?」
「分かりました。では銀貨30枚いただきます」
「はい、金貨1枚からお願いします」
「ではお釣りは銀貨70枚になります。お買い上げ有難う御座いました」
「あぁーあ結局買っちゃったなマリア……」
「もうっ!エミリアも止めてよね」
「いや、マリアが決めた事だししょうがないだろ?」
そんな感じでシスタリアとエミリアが揉めていたのだが、マリアが間に入って来たので揉めるのをやめる。
そして、マリアはシスタリアに言う。
「シス姉。左手出してくれる?」
「えっ?いいけどどうして?」
「どうしてってこうするからに決まってるじゃん」
マリアはそう言うとシスタリアの左手の薬指にたった今買った指輪を通す。
そこでどうやら事の意味を理解したらしくシスタリアは顔を赤らめ慌て出す。
ちなみにエミリアも一緒に慌て出すが、とりあえずエミリアは放っておく。
そして、マリアは宣言する。
「シス姉。シス姉の事一生大事にするよ」
「えっと、マリア……気持ちは嬉しいんだけど私達女の子同士だよ?」
「そんなの関係ないよ!愛の前では些細なことさ」
「ちょっと待てマリア!シス姉の薬指に指輪をはめたって事はプロポーズだよな?」
「なんだよエミ兄。そりゃプロポーズに決まってるだろ?」
「いや、決まってるって、お前は俺のお嫁さんになるんだろ?」
「えっ?何度もならないって言ってるじゃん!それにエミ兄って俺だけじゃなくてシス姉にも好意寄せてるよね?」
「うっ……悪いかよ」
「ああ、悪いね!そんなエミ兄にシス姉は渡さないよ!もちろん俺も嫁にはならない。という事でシス姉将来は俺と結婚しようね」
「えっと、気持ちは嬉しいんだけどちょっと考えさせて……」
「えぇ……シス姉は俺のこと嫌い?」
「好きだから悩んでるんでしょ!」
そう言うと顔を真っ赤にしたシスタリアは1人ブツブツと言ってるので、アクセサリー売り場を後にして、防具や武器を見る事になった。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回はアクセサリーショップに辿り着くこととショップ内での買い物の話でした。
武器や防具も売ってる3階建ての建物で色々と売っている模様。
アクセサリーコーナーでは女の子ならではの長い買い物になり、買いたいものが決まるも高いので諦めようとします。
そこでマリアは欲しいのが指輪という事もあり、これはチャンスとばかり買って、シスタリアの左手の薬指に指輪を装着。
これでシスタリアはマリアの物……なのか?
それは分かりませんがエミリアに対しては効果があった様で何より。
次回は防具や武器を見ます。
そして、今回の話で出てきたシグニットという人と魔法鍛冶に興味を持つマリア。
次回はどうなるのか……。
次回をお楽しみに。
それでは感想くれるのを待ってるので皆さん気軽に感想ください。
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