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30歳童貞は魔法使いになった?  作者: 永澄水樹
童貞魔法使いの異世界ライフ
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追い剥ぎ

どもーーーーーーーーーーーーー!


今日は忙しくて更新できないかもでした。


ですが折角毎日更新してるのでなんとか短いですが書き上げました。


今回は前回の道案内からの話。


マリアの不安が現実の物になるのでしょうか?


それでは第五話「追い剥ぎ」をご覧アレ。


エミリアに道を聞かれた男を先頭にエミリア、シスタリア、マリアの順でついて行く。


マリアは歩きながら町の様子を確かめる。


しばらく歩くとどんどん人気のない道へと行っている感じがする。


その後もしばらく歩く。


すると道が行き止まりになる。


そこで道を案内してた男が言う。



「おっと、行き止まりかぁ。ちょっと近道をしようとしたら道を間違えたみたいだ。ちゃんとした道で行くことにしよう」


「えっと、おじさん近道しないでいいからちゃんとした道で案内してください」


「わかったわかった」



そう男は言うと行き止まりから元来た道へ戻ろうとする。


男はエミリアを抜き、シスタリアを抜き、そして最後尾に居たマリアの所で事を起こす。



「おっ、お前ら大人しくしろ!俺の言う通りにすればこの嬢ちゃんには手を出さない……だが少しでも変な動きをしたら」



そう言うと、マリアを捕まえて首筋に短剣を突きつけて脅し始める。


最後尾に来た途端にマリアは捕まり人質になってしまった。


そこでエミリア達が言う。



「おじさん、落ち着いて……そんな事したらいけないよ」


「うるせえ!おとなしく言う通りにしろ、じゃないとお嬢ちゃんの顔が見れない顔になっちまうぜ?」


「わかったから、マリアを傷つけるな……でどうすればいい……」


「有り金全部置いてきな……もちろんお前だけじゃなく隣の嬢ちゃんもな」


「わかりました。これでいいでしょ」



そう言うとシスタリアは懐から財布を取り出し地面に置く。


エミリアもシスタリアを見て、同じ様に懐から財布を出して地面に置く。


すると男が言う。



「ふふふ、随分と素直なもんだな……それじゃあそのまま後ろに下がってもらおうか……」


「わかったからマリアを離せ!」


「それはお金を回収してからだな……ほらとっとと後ろに下がりな」


「マリア!絶対助けてあげるからね。もうちょっと辛抱して」



シスタリアは心痛な面持ちでマリアの心配をする。


一方のエミリアも凄く無念そうに後ろへと後退する。


そして、マリアを人質にしてる男はお金を取ろうと前へ進もうとするのだが、そこで異変が起こる。



「おい!嬢ちゃん、前へ歩きな!じゃないと剣がお前の顔を傷つける事になるぜ!」


「はぁ……そうですか……それよりホントエミ兄は抜けすぎなんだよ!」


「マリア!今は大人しく言う通りにしてろ!文句なら後で聞くから!」


「はぁ、馬鹿だ馬鹿だとは思ってたけど本当に馬鹿だなエミ兄は……そもそもどこの誰とも分からない相手にこんな子供がずっしりとした財布を見せたらこういう事態になるとは思わなかったわけ?」


「おい!嬢ちゃん口を謹んでとっとと歩け!」


「うっさいな!今取り込み中なんだよ分からないの?シス姉もシス姉だよ。何の疑いもなくホイホイ付いてっちゃって。それに直ぐに財布も出しちゃうし」


「マリア!今どんな時か分かってるの!大人しくしてないと大変な事になるんだよ?」


「大変な事?それってどういう事だよ?」



マリアがそんな調子で話していると人質にしていた男が切れ出す。



「嬢ちゃん……お前こそ馬鹿だな……大人しくしてれば命だけは助けてやろうと思ってたんだが……お前のせいで皆殺し決定だ!」


「はぁ、じゃあまず俺を殺してみなよ……出来るならね?」


「なんだとこのガキ!あの世で後悔しろ!」



男は逆上に駆られて短剣をマリアの首に突き刺す……のだが、剣はマリアに刺さることなく砕け散る。



「なっ、なんだこれ!」


「硬化魔法だよ。他に得物はあるの?ないならこれから地獄を見るのはおじさんの方なんだけど?」


「うっ、うわぁああ化物だぁあああ!」


「化物って酷いなぁ、とりあえず眠ってな!」



マリアはそう言うと逃げ去ろうとしてる男の懐に潜り込み肘鉄を鳩尾にかます。


男はそのショックで気絶する。



「はぁ、なんだこの茶番。ホントエミ兄の軽はずみな行動のせいだからな?」


「いや、悪かったとは思うけど……マリア本当に大丈夫か?」


「あんな剣なんて効くわけないだろ?砕け散る位だから強度も大したことない安物の短剣だなきっと」


「はぁー、マリア!お姉ちゃんすっごく心配したんだからね?」


「いや、あの程度でどうにかなるような鍛え方してないし。そもそも人質になったのだってエミ兄に反省して貰うためだし」


「って事は人質になったのはわざとか?」


「そりゃ、道案内もおかしかったからね。どんどん人気のない方に行くし、行き止まりだしでその後の展開は大体予想できたし」


「なんだよそれは!なら人質になんてならないでどうにかしろよ!」


「あのなぁ……これが俺だから良かったけどシス姉が人質にされてたら終りだったんだぞ?」


「確かにマリアの言う通り私じゃ剣で刺されたら普通に死んじゃってたかもしれないわね……でもエミリアが人質になってたらどうしたの?」


「エミ兄が人質になってたらお金渡さずに放っておいてシス姉と町へ繰り出してたな」


「おい、マリア……俺を助けようとは思わないのか?」


「いや、今回の事件の切っ掛けはエミ兄の軽はずみな行動だし、見捨てるに決まってるじゃん」


「決まってるって……」


「それに勇者のエミ兄が人質になるとは思わないしね……人質になりそうになったら反射的に相手を締め上げるでしょ……エミ兄の場合……」


「言われてみれば確かに相手が変な行動したら多分とりあえず締め上げてるな……」


「はぁ、これだから脳筋は……まぁ、みんな無事だったんだからいいじゃん。それよりこのおっさんだけどどうしようか……」


「どうしようかって?町の衛兵に突き出すか?」


「う~ん、衛兵探すのめんどいし、身ぐるみ全部剥いで放置でいいんじゃないか?」


「って、俺達が追い剥ぎするのかよ!」


「まぁ、自分がやられたらどんな気持ちか思い知らせないとね」



そう言うとマリアは男の服を剥ぎ取る。


パンツだけは許してやって、剥いだ衣服等はマリアの魔法で焼却処分する。



「マリア……いくらなんでもお財布と中身まで燃やさなくても良かったんじゃない?」


「えぇーだってお金取るわけにもいかないし、そもそもこんな奴からお金とかもらいたくないし、コイツが持ってたお金なんて汚物と同じだから焼却処分が妥当だろ?」


「いや、お金を勝手に処分するのはまずいだろ……」


「どの道悪いのはこいつなんだから大丈夫だろ。それじゃあそろそろ真面目にアクセサリーショップに行こうか?それと道を尋ねるのは俺がするからエミ兄は大人しくしてて」


「うっ、悪かったよ」


「ねぇねぇ、お姉ちゃんが道を聞こうか?」


「シス姉も騙されそうだから駄目!というかさっきは簡単にお金出しすぎ。ちょっとは反省してよね?」


「あの状況じゃ仕方ないでしょ?」


「いや、あの状況でどうにかなる俺じゃないし……まぁ、いいや。ここからは楽しいお買い物の始まりだ」



マリアはそう言うと元来た道を戻る。


するとエミリアが感心する。



「凄いなマリア。来た道を全部覚えてたのか?」


「まぁ、最初っから怪しかったからねあいつ。道は覚えといて損がないから覚えてたよ」


「お姉ちゃんもちょっと驚いた。マリアってしっかりしてるね」


「まぁね……2人が子供すぎるんじゃないの?」


『何をー!』



そんなこんなで来た道を戻ったマリアは安全そうな女性に道を訪ねてアクセサリーショップを目指すのであった。

ここまで読んでくれた方ありがとうございました。


今回は追い剥ぎの話でした。


エミリアが不用意にずっしりとした財布を見せた事が事の発端に。


結果、人気のない場所へ連れて行かれマリアが人質に。


だが、マリアは平然としてエミリアに説教。


切れた男はマリアに短剣を突き刺すのだが……刀身は砕け散る。


マリアは身体に支援魔法の硬化魔法を掛けていた模様w


その結果男は化物といって逃げ出そうとするがマリアに掴まれ逆に追い剥ぎに合う。


服はパンツ以外全部燃やされ、財布も一緒にお金ごと焼却処分。


マリアはエミリアに説教しながらシスタリアにも注意する。


その後マリア主導でアクセサリーショップへ行く事に。


そこで今回の話は終了でした。


次回はアクセサリーショップの話ですが、内容はその時のお楽しみ。


では次回でまた会いましょう。


感想どんどんくれると嬉しいです。


楽しいのかつまらないのかも意見がないと判断できないのでみなさんご協力を!

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