全力全開
毎日更新できなくてすみません。
とりあえず今日の分更新です。
今回はマリアの実力を見ようとするベルナールさんにご期待下さい。
では本編を(∩´。•ω•)⊃ドゾー
今回の狩りの場所が決まった。
結構遠いらしく馬車での移動になった。
今回はFランクパーティーが2組、Eランクパーティーが2組で引率のベルナール達Dランクが1組だった。
最初はFランクとEランクがそれぞれ同じ馬車という事になったが、リーオンの申し出でマリアのFランクパーティーとリーオンのEランクパーティーが同じ馬車になった。
そして、馬車では互の話で盛り上がる。
「へぇ、マリアはあの店の常連ですか。羨ましいっすね」
「皆さんも時々はあの店に行くんですね」
「えぇ、朝食に銅貨25枚は高いけど実は冒険者の1つのステータスとして、あの店での朝食があるのよ」
「そうなんだ……私達はマリアにいい店があるからって結構頻繁に行ってるわよね?」
「いっぱい行ってるの!でもイリアはお金持ってないからマリアがいつも払ってくれるの……ちょっと申し訳ないの……」
「イリアはそれでいいんだぞ~!それにイリアは俺の恋人だしな。恋人の飯代くらい払うさ」
「ちょっと待って!イリアがマリアの恋人って何?」
「あぁ、そういえばリーオンさんのパーティーの方達は知りませんよね。俺の恋人のイリアと……こっちのシス姉……シスタリアは俺の恋人で、未来の嫁です」
「マリア?お姉ちゃんを呼び捨てにしちゃ駄目でしょ?」
「悪かったよシス姉」
「ちょっと待って、マリアちゃん恋人居たの?」
「えっと、まぁ一応」
「ついでにマリアは俺の嫁だ!」
「エミ兄嘘を言うな!俺はエミ兄の嫁にはならないといくら言えば分かるんだ?」
「あぁ、勇者君の方は恋人じゃないんだ……」
「なんか複雑っすね」
「リーオンと同じポジション臭い勇者君にちょっと笑える……ぷーくすくす」
そんな感じで和やかに話は進む。
「そう言えばちゃんとした自己紹介はしてなかったっすね?」
「そう言えばそうね」
「なら今から自己紹介する?」
「俺はいいと思うぞ?」
リーオンがそういうので自己紹介が始まる。
「えっと私は魔法使いのヴィオレーヌよ。冒険者ランクは知っての通りEランクよ」
「次は私っすかね?私は武闘家のヴェラっす。冒険者ランクは言わなくていいっすよね?」
「次は私かな?私は僧侶でマリーよ。まあ、回復魔法では賢者にも聖女にも負けちゃうけどよろしくね?」
「最後は俺かな?この冒険者パーティーのリーダーで剣士のリーオンだ。一応ヴィオレーヌとマリーの支援魔法で強化してるのでそこそこ強いと思う。支援がないと雑魚だがな」
こうしてリーオンのパーティーの自己紹介が終わる。
なのでマリアが自己紹介をしようとすると止められた。
「俺は……」
「ちょっと待て。マリア達の事はよく知ってるから自己紹介は不要だ」
「そうですか?まぁ、それならそれでいいんですが……」
「それにしてもマリア達は凄いよな」
「何がですか?」
「戦闘もだが、お金も一杯持ってるんだろ?駆け出しの冒険者って言ったら金がなくて装備もロクに揃わないのが普通だからな」
「お金は確かに持ってますし、戦闘能力も高いとは思いますが装備は修道院の支給品ですよ?」
「そうなのか?」
「剣は修道院で一般的に使われる十字剣ですし、服は修道服で防具は付けてませんしね」
「そういえば、マリアもシスタリアもイリアも修道服だな……エミリアも修道着か?」
「そうですよ。だから装備には今まで一銭も掛けたことはありません」
「うっ、それでその実力だとすると凄いな……」
「リーオン、マリアちゃん達が凄いのは分かりきってたことでしょ?」
「そうっすよ。マリア達を並みの冒険者と考えちゃダメっす」
「確かにマリア達は普通とは違うね。……そもそも、勇者に聖女に賢者に武闘家って、もう完全に魔王でも狩に行くパーティーだしね」
そういうと皆が笑い出す。
そんな感じで順調に旅は進んでいたのだが、しばらくして、急遽馬車が止まる。
「うん?何かあったのか?」
リーオンがそう言うと同時にベルナールが馬車を覗き込んでくる。
「おう、この辺でマリア達の実力テストでもしようと思うんだがどうだ?」
「ベルナールさん……冒険者にとって実力を把握されるのはいい面もあるが悪い面もありますよね。あくまで実力の片鱗が見せられればいいんですよね?」
「あぁ?何言ってるんだ?全力を見せてもらうに決まってるだろ?とりあえず全員降りな」
ベルナールに言われて皆馬車を降りる。
するとベルナールの仲間や、今回の参加者のパーティーが取り囲んでいた。
「ベルナールさん。質が悪すぎますよ」
「はぁ?聞こえねーな?」
「こっの、クソベルナール!」
「おいおい酷いじゃねえか?ヴィオレーヌよぉ」
「最低っすねベルナールさん」
「本当に最低……ベルナールさんは最低です」
「ヴェラもマリーも言うじゃねえか。だが、そいつらをお前らが守りきれるのか?こっちはDランク冒険者にEとFランク冒険者だぜ?そっちはEとFランクだけじゃねぇか」
「それでも俺はマリア達を守る!」
「リーオンそれでこそリーダーよ!行くわよ!」
「ぶっ飛ばしてやるっすよ!行くっす!」
「仲間の傷は私が癒す。どこからでもかかってきなさい!」
こうしてリーオン達とベルナール達の間で戦いが起こる。
マリア達には馬車から出るなと言っているのでマリア達は馬車の中にいた。
そこで様子を見ながら感想を言う。
「こりゃ直ぐに倒されちゃうなリーオンさん」
「だな、実力差もあるが装備の差もありそうだ」
「そもそも数が違う時点で卑怯よね」
「イリアが手を出していいなら直ぐに皆瞬殺なの!」
「とりあえずそろそろ出て行くか?」
「そうだな……このままだとリーオンさん殺されそうだしな……」
「他の人もいい人だし助けないとね!」
「イリア頑張るの!」
こうして、マリア達は馬車から飛び降り、各自助太刀に入る。
マリアは直ぐにリーオンの元へ行きベルナールの攻撃を受け止める。
「大丈夫ですかリーオンさん?」
「マリア!どうして出てきたんだ!」
「いや、このままだとリーオンさん殺されそうだったし」
「その間に逃げればよかっただろ!」
「そこまで薄情じゃないですよ俺?それに実力が見たいなら見せてやればいいでしょ」
「だが、冒険者は冒険者同士で戦うこともある。手の内を晒すのは下策だぞ?」
「まぁ、そこまで凄くはないですが、そこら辺の有象無象に負ける様な実力でもないですから平気ですよ」
「すまんマリア……力になれなくて……」
「十分に力になってくれましたよ。有難うございます」
マリアはそう言うと傷だらけになったリーオンを抱きしめて回復魔法を掛ける。
リーオンの傷は一瞬で消えて正常に戻る。
それを見ていたベルナールが楽しそうにしている。
「ほう、回復魔法の腕は確かに一流の様だ……だが聖女の取り柄はそれだけだからな……さぁ、手の内を晒してもらうぜ」
そう言って、マリア達とベルナール達は他の冒険者達に囲まれる。
「はぁ、なんで皆ベルナールって人に味方してるんだ?」
「はっ!それは俺の人望よ!」
「何か弱みでも握ってるんじゃないのか?それか単純に俺らを囲まないとお前達を囲むとか言ったのか?」
「うっ……」
「図星か……はぁ、くだらないな……でっ、リーオンさん達に剣を向けてるのは何でだ?」
「お前達が本気を出してないと分かったらどうなるかって話だな……」
「あんたとことん腐ってるな……まぁ、いいだろう、俺の実力を知ってから慌てても無駄だからな……変なまねしてみろ……殺すぞ?」
「はっ、随分生きが良いじゃねぇか。それじゃあ、早速マリア、シスタリア、エミリアの順で攻撃魔法を見せてみろ」
「またイリアの名前が無いの!」
「わかったわかった。嬢ちゃんにも実力を見せてもらう」
「負い待てクソ野郎。我の番はいつだ?」
「クソ野郎とは大きく出るじゃねぇか手乗りドラゴンの分際で。お前の実力は最後でいいさ」
「ふっ、吠え面かかせてやる」
結局ベルナールに囲まれたマリア達は大人しく攻撃魔法を使う事になる。
そして、ベルナールが言う。
「おっ、丁度いいところにスライムがいるじゃねぇかあれを狙え」
「無理ですね」
「なんでだ!」
「全力だと近すぎてこちらまで被害が出ますよ?それでもいいんですか?」
「ちっ、わかったから適当にやれ」
「じゃあ、俺の全力を見せてやろう!見てから後悔するなよ?」
そう言ってマリアは爆裂魔法であるエクスプロージョンを放つ。
「エクスプロージョン!!」
マリアが魔法を放つとかなり遠くで大爆発が起こり、余波でこちらに凄い爆風が来る。
「いやー、久しぶりに全力出せて気持ちいいな。それじゃあ、他のバリエーションも」
「待て!もういい!十分だ!」
「えぇーこれからが本番なのに!」
「いいから次……シスタリア、攻撃魔法を見せろ」
「むっ、なんか命令っぽくて嫌ね……私もエクスプロージョン使うわよ」
そう言ってシスタリアはエクスプロージョンを使う。
規模も威力もマリアには完全に劣るが、並というか一流の賢者でも出ないような威力の魔法を使って見せた。
完全におどおどしだしたベルナールだが、次にエミリアに攻撃魔法を使わせる。
エミリアは超広範囲の電撃、ミナデインを放って満足そうにしている。
そこまででどうやらマリア達のヤバさがわかったのかベルナールが真っ青な顔をしている。
そこでイリアが言う。
「次はイリアの番だよね?イリア行くの!」
そう言うと棒に魔力を纏わせて振り抜く。
すると棒の先から光線の様な物が飛び出して前方を焼き払う。
「一応これも範囲と言ったら範囲なの!」
「あっああ、そうだな……」
「さて、ようやく我の出番か……ベルナールとか言ったな愚かなる人間よ。我の真の姿と力に怯えるがいい!」
そう言うとバハムートの体が輝きその直後体長60Mのドラゴンが出現する。
『どうだ人間。これが我の真の姿だ!そしてこれが我全力の一撃テラフレア!衛星砲だ!』
そう言うとバハムートの口の辺りで光が凝縮され一気に放たれる。
その規模はマリアの大爆発の3倍であり、威力もマリアに負けない高威力であった。
その姿とブレスの威力にベルナール達や他の冒険者、そして何故かリーオン達までパニクっていた。
『さて、無駄なあがきをやめそこでおとなしく横になれ。せめてもの情けに苦痛なく殺してやる!』
バハムートが真の姿になり、そう言うともう皆生きた心地がしない様で皆泣き崩れていた。
ベルナールも必死で弁明している。
「おっ、俺が悪かったバハムート……いや、バハムート様!命だけは助けてくれ!」
『お前は我が主や我が守りしイリアたんにも危害を加えようとしていたな……苦痛無き死か、絶望ある死か選ばしてやる!さぁ選べ!』
流石に60Mもあるドラゴンに威圧されながら言われたら何も言えない。
ベルナールは泣いて謝りながら助けてくれと言っている。
そこでマリアが止めに入る。
「おい、バハムート。そろそろ脅すのもこれくらいでいいんじゃないか?」
『だが、マリア?お主も馬鹿にされたのだぞ?いいのか?』
「まぁ、馬鹿に何言ってもしょうがないだろう?それよりリーオンさん達まで萎縮してるし元のサイズに戻れよ」
『いや、元のサイズってこっちが本来のサイズなのだが……』
「バハムート?俺と全力で殺りたい訳?」
『うぅむわかった』
そう言うとバハムートは手乗りドラゴンへと戻る。
周りの冒険者は軒並み腰が抜けており、これから狩りと言うのに大丈夫かと思うマリアであった。
ここまで読んでくれた方有難う御座いました。
とりあえず今回はリーオン達と仲良くなりました。
いろいろおしゃべりもできましたが、途中で邪魔が入ります。
今回の引率のリーダーのベルナール。
マリア達に実力を見せろと言います。
それに文句を言うリーオン。
結局力づくで来たのでリーオン達が応戦。
しかし、実力差と数で押されて殺されそうになります。
そこで、マリアが登場。
直ぐにリーオンを助けて他も確保。
めんどくさいマリアは本気が見たいなら見せてやると言います
だが、後悔もするなと忠告しますが無視。
結局マリアの最大火力の爆裂魔法、エクスプロージョンが炸裂。
ケプディンを飲み込むサイズなので超巨大な爆発。
流石に皆驚きます。
次にシスタリア……同じくエクスプロージョンを使うが威力は控えめ……。
それでも一流の賢者並みかそれ以上の威力に皆呆然。
次にエミリアの電撃魔法。
広範囲に電撃を落とすミナデインを使用して皆更に呆然。
1人だけ呼ばれなかったイリアはぷんすかしながら攻撃。
一応前方を焼き尽くす程度の範囲攻撃は可能な事を示す。
そして、今回の真打登場。
手乗りドラゴンだったバハムートは本来の姿の体長60Mとかふざけたサイズにチェンジw
そこから放たれるテラフレア、衛星砲はマリアの大爆発の3倍。
下手したら1つの国が滅びる攻撃で皆に恐怖を埋め込む。
そこからのバハムートのセリフが……。
ようするに皆に死刑宣告をしますw
だが、マリアに止められ皆命を繋ぎ留めます。
こうして騒動もひと段落したのだが、皆腰が抜けていてこれでクエストが出来るのかと悩むマリアであった。
次回はクエストとギルドでの話かな?
次回をお楽しみに!
感想お待ちしてます。
最近ちょこちょこ感想があって嬉しいです(*´∀`人)
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