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30歳童貞は魔法使いになった?  作者: 永澄水樹
童貞魔法使いの異世界ライフ
48/67

Re.クエスト

はい、どうもお久しぶりです。


再開が遅れてしまいすみませんでした。


これからも出来る限り更新頑張るので皆さんよろしくです。


それでは久しぶりの本編を(∩´。•ω•)⊃ドゾー


第四十七話「Re.クエスト」をご覧アレ。

オークションが終わって数日。


マリア達は平穏な日々を過ごしていた。



「マリア~暇だぞ~」


「エミ兄は暇人だな……俺は色々とやる事があるんだよ」


「マリアは何をやってるの?」


「ポーションとかの研究とか魔道具の研究とかかな。それに町に行って色々と必要な物を買ってるな」


「マリアは色々してるの!イリアは最近は暇なの!」


「う~ん、皆暇なら冒険者として活動するか?」


「そうだな、まだ一回しかクエスト受けてないし久しぶりに冒険者としてクエストを受けるか」



マリア達はそう決めると朝食を食べて町のギルドへとやって来る。


そして、皆で依頼書を見る。



「う~ん、FランクだとGランクとそんなに変わらないな、クエストの内容」


「本当だな。これじゃあつまらないよな」


「どうするのマリア?適当な依頼を受ける?」


「イリアはちゃんとした依頼を受けたいの」


「しょうがない、前みたいにいいクエストがないか職員に訪ねてくる」



マリアはそう言うと受付の職員に事情を説明する。


そうすると前回みたいに合同の討伐任務はどうかと勧められる。


マリアは合同の討伐任務なら格上の魔物を狩ることができるので、しょうがないのでその依頼を受ける。


マリアは皆の元に戻って事情を説明する。



「合同討伐任務か……まぁ、格上の魔物のを狩るならしょうがないか……」


「今回もEランク冒険者が引率なのかしら?」


「いや、今回はDランク冒険者が引率らしい。2ランク上の冒険者が引率してる任務がランク的には一番上だそうだ」


「とりあえず任務は受けられたの!イリア頑張るの!」



こうして、今回の引率する冒険者のところへと行く。


どうやら今回の引率パーティーは男が3人と女が1人のパーティーの様である。


とりあえず、挨拶は後でいいかと考えていると声をかけられる。



「あれ?マリアだよな?」


「うん?誰でしたっけ?」


「リーオンだよ忘れたのかよ!」


「冗談ですよ。それにしても何でリーオンさんが居るんですか?また引率ですか?」


「いや、俺達も今回は引率される側だ」


「ですよね。あちらのDランク冒険者が今回の引率だと聞いていたので。それにしてもEランクなのに合同討伐に参加するんですね」


「合同討伐の方が強い魔物と戦えるからな。実力を着けたいなら引率がいて安全に強い魔物と戦える合同討伐の方が効率がいいんだ」


「なるほど……今回はどんな魔物が相手ですか?」


「この間と同じだな。大物だとダイアウルフとかトロールとかで普通に狩るのはオーガやオークがメインだろ」


「なんか代わり映えしないですね」


「まぁ、余程の危険地帯に行かなければ強い魔物は居ないからな……まぁ、俺達としてはダイアウルフとトロールにリベンジしたいってのもあるからいいんだが」


「そうですか。お互い頑張りましょうね」


「おう、お互い頑張ろうな」



そう言うとリーオンが手を差し出してくるので握手をする。


そしてマリアは自分のパーティーへと戻る。


一方のリーオンは浮かれていた。



「あはっ、あははは、マリアと握手できた」


「はぁ、リーオン……貴方そんな事で喜んでいるなんて……」


「いいだろ!マリアはそもそも聖女様なんだぞ?俺とじゃ身分の差が大きい高嶺の花なんだ」


「そうは言いますが、リーオンはマリアに本気なんですよね?」


「あぁ、本気だが?」


「リーオンはもうちょっとちゃんとするべきね。アリアを恋人に……お嫁にするにはもっと頑張らないと」


「確かにそうだな」


「今回の合同討伐任務はいい機会です。今回はカッコいいところを見せてマリアに興味を持ってもらうんですよ」


「よし!俺今回は頑張るぞ!」



リーオンがそんな調子で浮かれていた時マリア達は話をしていた。



「おいマリア?さっきの人ってこの前の引率のリーダーだったリーオンとか言う人じゃなかったか?」


「そうだけどエミ兄どうしたんだよ」


「あいつには気をつけろよ?絶対にマリアの事を狙ってるからな」


「そんなエミ兄じゃあるまいし」


「いや、絶対にマリアに惚れたね。マリアの胸で泣いて惚れなかったらそいつは男じゃない」


「エミリアの言う事は微妙だけど好意は向けられてるんじゃない?マリア?」


「そうか?」


「マリアを見て赤くなってたの!それに凄く嬉しそうだったの!きっとマリアの事好きなの!」


「イリアまでそう言うならそうなのか?まぁ、こっちにはその気ががないんだから別にいいんじゃないか?」



マリア達がそんな話をしてるとどうやらメンバーが揃った様でDランク冒険者のリーダーが挨拶をする。



「俺達が今回引率をする事になったDランク冒険者パーティーで俺がリーダーのベルナールだ。よろしく頼む。それではとりあえず各自自己紹介を頼む」



こうして皆で自己紹介をする。



「えっと、俺はFランク冒険者でパーティーのリーダーのマリアだ。天職は聖女だが剣や攻撃魔法も使う。基本なんでも出来ると考えてもらっていい。まぁ、支援と回復はやる気が出たらやる感じでよろしく」


「俺はランクはFで天職は勇者のエミリアだ。剣も攻撃魔法も回復魔法もある程度出来るので、頼ってもらえると嬉しい。よろしく頼みます」


「私はランクはFで天職は賢者のシスタリアです。攻撃魔法と支援魔法を使えます。一応生活魔法も使えるので必要なら言ってもらえれば使います」


「イリアはランクFで天職は武闘家でイリアなの!範囲攻撃はできないけど一体一なら負けない自信があるの!皆さんよろしくなの!」


「我はGランク魔獣のバハムートだ。最強の竜であり、竜の王だ。攻撃はブレスのみだが魔力障壁は展開できるので皆の楯にはなれるだろう。よろしく頼む」



マリア達が自己紹介を終える。


一応マリア達が一番の新参者だったので最後に挨拶をしたのでこれで皆が挨拶をした事になる。


そして、以前と同様一時間の準備時間が設けられる。


マリア達は当然の様にシグニット工房にいた。



「マリア……ここはお前らの溜まり場じゃないぞ?」


「いいじゃないですかシグニット師匠」


「そうよ。わざわざシグニット工房に来るってことはそれだけここが好きってことじゃない」


「うん……そうかな?」


「それよりマリアちゃんは今回も合同討伐任務なんだよね?」


「そうですけど?」


「やっぱりまだFランクじゃ自分のパーティーだけでは辛いの?」


「Fランクだとまともな依頼がないので合同討伐任務の方がいいんですよ。その方が強い魔物とも戦えますし」


「マリアの場合じゃ大抵の魔物は雑魚なんじゃないか?」


「否定はしませんが、それでも雑魚は雑魚でもましな雑魚の方がいいでしょ?」


「雑魚は否定しないんだな」


「まぁ、雑魚ですから。それに俺だけでなくシス姉もエミ兄もイリアにとっても殆どは雑魚ですよ?」


「ほぉ、リアカルテットは皆強いんだな。俺は冒険者じゃないからよく分からんが気をつけろよ」


「そこは私もシグニットに同意ね。無理は禁物よ?雑魚だからって油断しないように気をつけてね」



マリア達はこうしてシグニット工房で時間を潰す。


そして時間が流れて門に集まる時間になる


マリア達が到着するとすぐにリーオン達が話しかけて来る。



「おう、マリア、遅かったな?何か準備に手間取ったのか?」


「嫌、俺はアイテムボックスがあるから準備は必要ないんだが、ちょっとのんびりし過ぎたみたいだ」


「そうか。マリア達はまだ駆け出し冒険者だし、お金もないだろうから必要なものがあったら言えよ?」


「えっと、特に必要になる物とかないですから……」


「でも薬草とかポーションとか必要だろ?」


「薬草は自分で育ててるので一杯持ってるし、ポーションも色々買ってるので大丈夫です。それにお金ならつい最近一気に稼いだので……」


「へぇ、マリアはクエスト以外でも稼いでるんだな……そういえばジャぱんの開発者として稼いでると聞いたな?そのおかげか?」


「あぁ~そういえばそんな事もしてましたね……最近は銀行にも寄ってないので収入の確認をしてませんでした」


「えっと、それだと何で稼いだんだ?」


「鍛冶で作った装備を売っただけですが?」


「鍛冶で作った?誰が?」


「俺ですよ。他に誰がいるんですか?」


「えっと、マリアは聖女だよな?」


「そうですけど、俺ってやっぱり聖女に見えませんかね……」


「いや、十分に聖女だと思うが……そうじゃなくて……」


「まぁ、とりあえずお互い頑張りましょう」


「そうだな……まぁ、俺はなんでも力になるからな。たとえ金の事でも相談しろよ?」



リーオンがそう言ってマリアとの会話が終わる。


そのあと別れ際にエミリアがリーオンに言う。



「あの、ちょっといいですか?」


「えっと、エミリアだったか……なんだ?」


「マリアの金の心配なら無用だと思いますよ?」


「なんでだ?」


「えっと、最近装備を売ったって言ってましたよね……」


「あぁ、それがどうかしたのか?」


「金貨5800枚で売れましたから……報酬も金貨2500枚でした」


「はっ!?」


「それじゃあ俺は失礼します」



そう言ってエミリアはリーオンを置いてマリア達の元へ行く。


その場から動かないリーオンを心配したパーティーメンバーが集まる。



「ちょっとリーオンどうしたのよ固まっちゃって?」


「マリアを口説き落とせなくて落ち込んでるっすか?」


「マリアはそう簡単に落とせる程簡単な相手じゃないでしょ?」


「いや、それもそうなんだがな……俺は金についても困ってたら相談してくれって言ったんだ」


「はぁ、お金の問題を人に頼るような子じゃないでしょ?マリアちゃんは」


「そもそもマリアはジャぱんの収入で経済状況は良かったはずですが?」


「そうよね?この前だって派手に皆に祝賀会で色々と振舞ってたし」


「いや、そうじゃないんだよ。ジャぱんの事も聞いたが、なんか装備を作って売ったらしくて」


「装備を作って売った?マリアちゃんって聖女でしょ?鍛冶師じゃないのになんで装備なんて作ってるの?」


「そもそもマリアはジャぱんを開発したりと聖女と関係ない事も得意なようですしおかしくはないかもです。この間の攻撃魔法や支援魔法は凄かったっすから」


「それで装備を作れたとしてそれがどうかしたの?」


「それが金貨5800枚で売れたって」


「はぁ?何言ってるの?金貨5800枚って最上級アダマンタイト魔法装備でも売ったの?」


「よく分からないが、装備が金貨5800枚で売れて、報酬で金貨2500枚得たそうだ」


「金貨2500枚っすか……凄いっすね。それが本当ならジャぱんどころの騒ぎじゃないっすね」


「それが本当ならマリアは超お金持ちって事になるんだけど……超一流冒険者並みの稼ぎよ……というか装備を作って売るだけだから、命かけてる冒険者より割がいいかも……」


「うっ、マリアにどうアプローチしたらいいのかわからなくなってきた……」


「リーオン諦めるの?」


「ここで諦めたら男じゃないっすよ!」


「この程度で諦められる恋だったの?」


「いや、俺はマリアが好きだ!ここで諦めてたまるか!」


「よっ!それでこそリーダーよ!」


「やっぱりそうじゃないとリーダーじゃないっすよ」


「リーダー頑張れ!」



パーティーメンバーに励まされるリーオンであった。


尚、何故エミリアがリーオンにぼそっと収入の事を言ったかというと早々に諦めてもらうためであった。


だが、リーオンは諦めが悪いのが取り柄であった様でエミリアの狙い通りにならなかった。


その頃、皆が集合したのを確認したベルナールが各パーティーに声を掛けている。



「おう、リーオン久しぶりじゃないか?」


「ベルナールさんお久しぶりです」


「お前さっきはあそこの嬢ちゃんになんかデレデレしてなかったか?」


「あぁ、マリアの事ですか。俺が惚れてる女の子ですから」


「おぉ……お前いい面になったじゃねぇか!そうかあの女の子のせいか……確かマリアだったか?」


「そうです。聖女のマリアです」


「聖女ねぇ……俺はなんか好かねえな……聖女とか恵まれた天職にどうせあぐらをかいてるんだろ?」


「マリアはそんな奴じゃありません!剣の腕も一流ですし、攻撃魔法に支援魔法、聖女の得意な回復魔法に至っては致命傷の傷を一瞬で無傷にする程です」


「ふ~んそうかよ。でもパーティーも恵まれすぎじゃねぇか?聖女に勇者、賢者なんてどこの勇者のパーティーだってな。まぁ、その勇者が居るんだがな」


「確かにその3人も凄いですけど武闘家のイリアも凄いですよ……普通の武闘家と桁が違います」


「へぇ、そんなに言うなら実力テストでもしてやろうか?」


「ベルナールさん……マリアに変な事したら貴方でも俺は許しませんよ?」


「そんなに怖い顔をするなよ。ただ、あのパーティーに全力を見せてもらうだけだ」


「どういう事ですか?」


「道中で適当な敵にマリアに最大出力で攻撃魔法を使ってみてもらう。まぁ、賢者の嬢ちゃんや勇者のガキには敵わないだろうが見る価値はあるんだろ?」


「えぇ、俺が見たのは空から降り注ぐ光線でしたが、勇者の電撃と同じ位に強力な一撃でしたよ」


「なら決まりだ!お前が惚れた嬢ちゃんの本気を皆で評価してやるよ……まぁ、見てくれだけは極上だとは俺も認めるがな」


「マリアはあげませんよ?」


「奪ったりしねぇよ。ただ今回のクエストは退屈せずに済みそうだ」



そういうとベルナールは去っていく。


去った後にリーオンは怒っていた。



「ベルナールさんでもマリアの事を悪く言うのは許せないな……」


「リーオン……万が一の場合は私達でマリアちゃんを守りましょう」


「マリアにはこの間命を助けられたっすからね。義理は果たすっす」


「ベルナールさんもああいう悪い癖がなけりゃいい人なんだけど……」


「お前らはベルナールさんみたいなのが好みなのか?」


「はっ?あんなのアウトオブ眼中に決まってるでしょ?」


「そうっすね。あれがアウトオブ眼中じゃなきゃどれがそうなのかと問い詰めたいっす」


「本当にあれはアウトオブ眼中ね……あれは無いは」


「お前ら俺の時と同じ評価じゃないか……」


「リーオンとは結婚はないとは言ったけどアウトオブ眼中とまでは言ってないでしょ?」


「結婚はないっすけど、パーティーのリーダーとしては認めてるっすよ」


「そうそう、恋愛対象じゃないだけでベルナールさんみたいにリーダーにもなってほしくない程じゃ無いわよ」


「なんかベルナールさんが可哀想に思えてきたな……」



そんな感じでリーオン達に色々言われるベルナールだったが、その頃マリア達と話していた。



「おい、リーダーはマリアだったよな?」


「はい、そうですが?何か?」


「いや、ちょっとお前ら新人の実力がわからないと今回のクエストに支障が出そうなんで、お前らの実力を道中で見せてくれねぇか?」


「はぁ、それはちょっと難しいですね……」


「何でだ?」


「いや、簡単に本気とか出せないでしょ普通?」


「敵なんてスライムでもいいんだよ。聖女のマリアと賢者のシスタリア、そして勇者のエミリア……お前らの攻撃魔法が見てぇんだ」


「はぁ、どうして見たいんですか?」


「そりゃ、適切な戦力の把握の為だ」


「ふぅ、それならバハムートの攻撃も見るんですか?」


「バハムート?それはその手乗りサイズのドラゴンの事か?確かGランク魔獣だったよな?」


「我はGランク魔獣だがランクなど所詮は飾りよ。我のブレスは全てを薙ぎ払う。本気でならだがな……」


「面白い。手乗りサイズでもドラゴンの端くれだろ?スライム程度なら焼き払うブレスくらい吐けなきゃ情けないもんな。いいだろう全力で攻撃してみろ」


「面白いぞ人間!我を虚仮にしよって……我の本気が見たいといったな!我の本来の姿での本気のブレスを見せてやろう。とくと見ろよ人間、最大火力のテラフレア……衛星砲を……」


「楽しみにしてるさ。あははははは」


「ちょっと待つの!なんでイリアの名前が無いの!」


「おう、嬢ちゃんは武闘家だったな。攻撃魔法は使えないだろ?嬢ちゃんは大人しくしててくれ」


「侮られるは武士の恥なの!イリアの全力の攻撃を見せるの!一応ちょっとだけ範囲攻撃なの!」


「はっはっは、悪かったな嬢ちゃん。なら最後に見せてくれ」


「う~ん、納得いかないけど分かったなの!」



ベルナールはそう言うとマリア達の元から去っていく。


そして、しばらくして今回の狩場が発表され、移動となった。

はい、ここまで読んでくれた方有難う御座います。


久しぶりの更新になりましたが読んでくれてありがとうございます。


今回は暇になったマリア達が再びクエストを受ける話でした。


クエストはFランクではやはりいいのがなく合同クエストになりました。


今回の合同クエストではDランク冒険者が引率でした。


ちなみに前回の引率だったリーオンも参加の模様。


マリアに話しかけたリーオンはマリアに完全に惚れてました。


自己紹介が行われて終わったらマリア達はまたも準備時間にシグニット工房へ。


シグニットに文句を言われるも、なんとなくまったり。


そして、いざ門へ。


皆集合しており、またもリーオンに話しかけられる。


いいところを見せたいリーオンは色々と言い、お金に困っても相談してくれといいます。


しかし、マリアが去った後にエミリアにマリアの経済状況を聞いて固まるリーオン。


マリアの収入は超一流冒険者の収入並み……いやそれ以上でした。


だが、エミリアの離反工作にも屈さないリーオンは頑張ると意気込み、今回の討伐へ。


ちなみに何故かマリア達に全力を見せろと言ってくるベルナール。


次回、マリア達の全力が見られるのでしょうか?


乞うご期待。


という事で次回をお楽しみに!


感想よろしくお願いします。


ブックマークもよろしくです!

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