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30歳童貞は魔法使いになった?  作者: 永澄水樹
童貞魔法使いの異世界ライフ
41/67

最強の冒険者パーティー爆誕

はい、どうも毎日更新始まるよ!


今回は遂に冒険者になります。


という事で詳しくは本編で!


では本編を(∩´。•ω•)⊃ドゾー


第四十話「最強の冒険者パーティー爆誕」をご覧アレ。

無事授業が全部免除された次の日。


マリア達は町を訪れていた。


町へは当然冒険者ギルドに登録に来たのだが、とりあえず朝食を取る。



「ここの朝食は相変わらず美味いな銅貨25枚なだけはある」


「確かに美味しいけど贅沢だよね」


「いいじゃん、どうせ今日から冒険者になって稼ぐ様になるんだから。それに俺いざとなれば金貨1000枚手に入るし」


「マリア?どういう事なの?」


「いや、俺の装備を金貨1000枚で買いたいって商会が居てな、だから装備を作れば金貨1000枚手に入るんだよ」


「マリア、冒険者なんてやってる場合じゃないだろ!」


「そうよ!金貨1000枚よ。装備作りに専念した方がいいんじゃないの?」


「いいんだよ。どうせ10日位あれば装備は作れるし、どの道装備には魔物から出る素材とかも必要になるから自分で取れるようになっておきたいんだよ」


「まぁ、マリアがいいっていうならいいんだけど金貨1000枚はもったいないな……」


「金貨1000枚とかもうちょっとした大金持ちよね」


「マリア、大金持ちになりたくないの?」


「お金はいつでも手に入るからいいんだよ。それより朝食食ったら早速冒険者登録しに行くぞ」



そういって、マリア達は朝食を食べるのであった。


そして、食べ終わり、冒険者ギルドへとやって来る。


相変わらずデカイが、今日からこのギルドの会員になれると思うとなんとなく嬉しくなる。


マリアは期待を胸に冒険者ギルドへと入っていく。


とりあえず、職員に冒険者登録の仕方を聞いて、書類をもらう。


必要事項を記入して専門の窓口へと行く、するとこれから儀式魔法で職の鑑定をすると言う。


一応書類には職を書いていたが、ちゃんと確認はするらしい。


その後マリア達は職を鑑定して貰ったが、エミリアは勇者で、マリアは聖女、そしてシスタリアは賢者なので皆が驚いていた。


ただエミリア達が凄い職だったのでイリアも皆が注目していたが、武闘家だったので皆なんだといった感じになった。


マリアはその事にイリアの凄さも知らないくせにとイラッときたが、とりあえず自重した。


マリアにしては珍しく自重するという事をするのでちょっとイライラしている。


その後は冒険者になるにあたっての説明を聞き、ギルド登録料を銀貨50枚払い、無事に冒険者になる。


ちなみに、冒険者になった時にパーティー登録というのが出来ると言うのでマリア、エミリア、シスタリア、イリアの4人と契約魔獣としてバハムートでパーティー申請しておいた。


契約魔獣とは魔獣使いという職が魔獣を手懐け、ギルドへ登録申請して初めて認められる。


一応バハムートは魔獣ではないが、そこは都合がいいので魔獣として登録しておいた。


魔獣使いでないマリアが主人と言うとギルドの職員は驚いていた、ちなみにドラゴンを使役する冒険者は超レアで凄いらしい。


ただ、バハムートの場合姿が手乗りドラゴンになってるので、そこまで凄いドラゴンと思われなかったので登録に問題が生じなかった。


ちなみに魔獣にはギルドランクでは無く魔獣ランクが有り、バハムートは適当に最低のGランク魔獣として登録された。


バハムートの本来の姿で登録申請したらまずAランクどころかSランク級なので混乱するので黙っておいた。


そして、冒険者になったのでクエスト掲示板を見る。


だが、Gランク冒険者へのクエストは相変わらずやる気をそがれる内容ばかりであった。


マリアはなにかないかと職員のところへ行き、魔物の討伐任務を希望する。


するとGランクでも魔物の討伐任務を受ける事が出来ると言われる。


ただし、数パーティー合同での討伐任務で、上のランクのパーティーの引率でのクエストになるとの事。


マリアは少し悩んだがそれでも魔物の討伐任務に参加したかったのでそのクエストへの参加を希望する。


結局無事クエストへの参加は認められたので、今は今回のクエストに参加するパーティーの集合を待っていた。


そして、今回参加するパーティーが全て揃ったところで今回の引率するパーティーのリーダーが挨拶をする。



「今回の討伐クエストで引率を担当するバーティーのリーダーのリーオンだよろしく頼む。それではとりあえず皆で自己紹介をしようと思う。ちなみに俺は18歳で天職は剣士だ」



その後皆で自己紹介をする。


剣士、戦士、騎士、魔法使い、僧侶、武闘家等、皆普通に冒険者っぽい職の者が殆どであった。


そんな中でマリア達の自己紹介が始まる。



「では最後に君達の自己紹介を聞こう。随分若い様だがよろしく頼む」


「分かりました。俺がこのパーティーのリーダーでマリアと言います。職は聖女で今10歳でギルドランクはGランクです。攻撃魔法や支援魔法、それに剣も使えるので頑張って役にたちたいと思います」


「俺はエミリアです。職は勇者で剣が得意ですが攻撃魔法に回復魔法も使えるので頑張りたいと思います。歳は11歳でギルドランクはGランクです」


「私はシスタリアです。職は賢者で攻撃魔法に支援魔法、回復魔法が使えます。私も出来る限り頑張りたいと思います。歳は12歳でギルドランクはGランクです」


「イリアはイリアなの!10歳でギルドランクはGランクで職は武闘家なの!棒術が武器で、身体強化が得意なのでどんどん前に出て頑張りたいの!よろしくなの!」


「我はバハムート。最強のドラゴンだ。一応マリアの召喚獣だ。いざという時は本気を出すので大抵の事態は大丈夫だ安心しろ。魔獣ランクはGランクだが本来の我の実力派Sランクでも甘い位なので参考にはならない」



マリア達の自己紹介が終わる。


すると皆が驚いて色々とこそこそ話し始める。


そこで今回のクエストでのリーダーでもあるリーオンが聞いてくる。



「えっと、聖女様がリーダーで、勇者がリーダーじゃないんですか?それにGランクでもドラゴンがパーティーにいるとは……」


「あぁ、うちの勇者はどこか抜けてるので俺が適任なんですよ。それにこの中で一番強いのも俺ですし……まぁ、バハムートも最強のドラゴンなので強いですが」


「一番強いのが聖女様?勇者じゃなくて?というかドラゴン……それに聖女様は回復が専門なんじゃ無いんですか?」


「聖女様じゃなくてマリアでいいぞ?一応今回のリーダーだし年上だ」


「じゃあ、マリアは回復が専門じゃないのか?」


「俺は基本回復はしないぞ?使えない訳じゃないが戦う方が好きだしな。基本剣で戦う。攻撃魔法も時と場合によっては使うが、まぁ、使わないだろ、支援魔法も使えるが使う気はあまり無い……生活魔法はおまけで使ってやる」


「おお……えっと期待してるぞ……あとドラゴン……バハムートも期待してる」


「任せとけ」


「それじゃあ、とりあえず、一時間後に門で待ち合わせだ。そのうちに必要な物を買っておいてくれ。ポーションなどは高いが持っておくと安心なのでおすすめだ。じゃあ、一時間後に門で会おう」


そう言って一旦解散になる。


だが、マリア達は何も用意するものがない。


何故なら大抵の物がマリアのアイテムボックスに入っており、いざとなれば生活魔法の生産や錬金術で色々と作り出せる。


なので、マリア達とりあえずシグニット工房に顔を出す。



「おう、マリア久しぶりじゃないか、それに今日は皆居るんだな」


「マリアちゃん久しぶり~、寂しかったわよ。全然来ないんだもん。それに皆も久しぶりね。バハムートも相変わらず居るのね」


「シグニット師匠にシェリル師匠久しぶりです。今日は冒険者になってきたので今から魔物の討伐に行くんですよ」


「はっ?お前ら冒険者になったのか?」


「でもマリアちゃんの腕なら余裕じゃない?冒険者なんて……誕生日パーティーでの決闘は凄かったもの」


「とりあえず、魔物の討伐に行くんですが、一時間程暇なので顔を出しました」


「なんで暇なんだ?」


「なんか、必要な物を揃える時間を貰ったんですが、大抵の物はアイテムボックスに入ってるので用意する必要がないんですよ。それにいざとなれば生活魔法や錬金術もあるので」


「あぁ、なるほど、確かにマリアのアイテムボックスならそうなるわな……それにしても準備の時間をもらったって事は合同クエストか?」


「そうですよ」


「シグニット当たり前じゃない、冒険者になったばかりなんだからGランクでしょ。魔物の討伐なんでスライム位しか依頼無いでしょ?」


「それもそうか……なんかマリア達のパーティーならいきなり魔王と戦ってもいい感じに思えるんだが……」


「勇者に聖女に賢者に武闘家……確かにもう魔王と戦うって感じのパーティーよね」


「シグニット師匠もシェリル師匠も流石に魔王はないですよ。でもパーティーの編成が凄いのは俺も思います」


「だよな。それでシスタリアとイリアはマリアと仲良くやってるのか?」


「はい、マリアと恋人になってからも仲良くやってますよ」


「イリアもマリアとは仲良しなの!恋人にもなれて嬉しい毎日なの!」


「俺は不幸だ……」


「なんだエミリア……そういえば勇者の嫁って聖女だったよな……今更だが」


「そうなんですよシグニットさん。なのにマリアはシス姉やイリアと恋人になっちゃうし……」


「それは可哀想に……エミリアも頑張ってね。まぁ応援はしてあげる」


「ありがとうございますシェリルさん」



こうしてマリア達は時間までシグニット工房でのんびりとした時間を過ごした。

ここまで読んでくれた方ありがとうございます。


今回は最強の冒険者パーティーの爆誕です。


最強の冒険者パーティーとはもちろんマリア達の事です。


マリアとバハムートだけでも異常な状態のパーティーですがそこに勇者のエミリア、賢者のシスタリア、そして勇者と互角に戦える武闘家のイリア。


既に大抵の冒険者より強そうなパーティーです。


今回の話ではまず朝食をとってから冒険者ギルドへ登録に行きます。


朝食は前と同じ銅貨25枚の朝食が食べれる食堂。


2500円の朝食ですからかなり豪華です。


ちなみに朝食の会話でマリアは金華1000枚で装備を買うと言われてると言うと冒険者をしてる場合じゃないと言われるが、普通に冒険者になります。


冒険者ギルドでは書類を書いて職鑑定。


皆マリア達の職に驚きますがイリアの職にがっかりした周りにマリアはイラッときます。


まぁ、イリアの場合並みの武闘家では相手にならないレベルになってるので確かに普通の武闘家ではありませんw


そして、バハムートは契約魔獣として登録されます。


魔獣とは魔獣使いが魔物を使役する時に冒険者ギルドに登録する魔物の事。


バハムートは野良の魔物では無く召喚獣ですがややっこしいのでマリアは何も言わずに登録……。


無事バハムートもパーティーの一員になるのでした。


そう考えると、勇者、聖女、賢者、武闘家、最強のドラゴンとますますおかしなパーティーになりましたねw


そして、マリアはいよいよクエストを受けようとしますが前と同じ微妙なクエストばかり。


マリアは職員に魔物の討伐はないかと聞きますが引率ありならあると言われ飛びつきます。


引率パーティーとその他のパーティーと合流して自己紹介。


マリア達は職と戦い方等を言う。


ちなみにバハムートはGランク魔獣にされたが自分ではSランクでも甘いと言う。


マリアは回復はしないし、支援もする気はないと、微妙なコメント。


だが生活魔法は使ってやると上から目線w


そんな感じだが、無事自己紹介も終わって各自準備時間をもらう。


だが、マリア達の場合はマリアのアイテムボックスになんでもあるので準備は不要。


シグニット工房に久しぶりに顔をだして楽しくおしゃべり。


しかし、エミリアは1人不幸だと主張。


シェリルに慰められなんとか頑張る様子w


とりあえず今回はこんな感じ。


次回はいよいよ魔物の討伐クエストです。


次回をお楽しみに!


感想くれると嬉しいです。


応援の感想や楽しかった点なの教えてくれると嬉しいな……。


あとブックマークもよろしくです。


引き続き本作品ともども作者もよろしくお願いします。

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