マリアの思惑とパーティのフィナーレ
はい、どうもです。
毎日更新完了。
最近文字数が増えてばかりだったので、今回の話は文字数が少なく感じるかもですがこちらが普通ですw
問い事で今回は前回の続きでフリーデルとウィリーの決闘から始まります。
詳しい事は本編で!
では第三十三話「マリアの思惑とパーティのフィナーレ」をどうぞご覧アレ。
誕生日会場ではフリーデルとウィリーが決闘の準備をする。
フリーデルは既に装備をしているが、ウィリーは剣を持ってこさせていた。
そして、無事魔法の長剣がウィリーの手に渡ったのでマリアの仕切りで決闘が開始される。
「兄上、全力で行かせていただきます!」
「フリーデルこそ、誕生日だからと言って手加減はしないからな!」
そういうと両者が互いに駆け出し距離を詰める。
ウィリーはフルプレートなので動きが遅いが、フリーデルの方は何故か物凄く早い。
そして、両者が自分の剣で斬りつけ会うあうのだが、勝負は一瞬で決まった。
「ぐはっ!」
剣と剣がぶつかった瞬間にフリーデルの剣はウィリーの剣を両断して、尚且つ鎧諸共斬りつけていた。
鎧はザックリと切れ肉体まで斬りつけられていた。
ウィリーは血を吹き出しながら後ろに倒れる。
「兄上!!!」
フリーデルはこの事態に慌てたが、マリアが速攻でウィリーの元へ行き、回復魔法を掛ける。
マリアの回復魔法で傷は一瞬でふさがり、ウィリーは九死に一生を得るのであった。
ただ、少しの間とはいえ、大量の血を吹き出したウィリーは血液不足で倒れたままだったので、ジェレマイア侯爵の指示で医務室へと運ばれていった。
マリアは床に生々しく残ってる血を魔法で綺麗にする。
その様子を見ていた、皆が今の出来事に騒いでいる。
「今の見たか?フリーデル様の剣はとんでもない切れ味だったぞ?確かミスリル製の魔法剣だった筈だが?」
「ウィリー様の武器はアダマンタイトの上級魔法武器よね。それを普通の剣士であるフリーデル様がウィリー様の剣を両断して、さらにはアダマンタイトの上級魔法防具まで切り裂くなんて」
「マリア様が作ったという剣はとんでもない性能だな」
「それにあんなに凄い剣なのに色が着いているんですよね」
「とにかく凄い装備としか言えないですね」
「本当、色もデザインも凄くて驚きですわ」
皆がそう騒いでいるが、ジェレマイア侯爵も驚いていた。
「一体どうなってるんだ?フリーデルにアダマンタイトの上級魔法武器を両断する技量があるとは思えん、ましては防具までとは……」
「あれはマリア様の装備が凄いのよあなた。それに防具のせいか身体強化の魔法が掛かっていました。その為凄い動きになったのでしょう。まぁ、それで加減ができずにウィリーが負傷したのですが」
「あれはマリア様がすぐに回復魔法で傷を治してくれたからよかったが、普通は死んでおったぞ?」
「そうね。あれだけ派手に血を出して生きているんですから、マリア様の回復魔法は相当凄いのね……」
「えっと、マリアの発言のせいで決闘なんかになってすみませんでした。師匠である俺が変わりに謝りますので許してやってください」
「そうね、私も師匠の一人として誤りますのでマリアちゃんを許してあげてください。お願いします」
「いえいえ、許すも何もウィリーは無事だったのですし大丈夫ですよ。ですがマリア様はこの結果になる事を知っていたのでしょうか?」
「いや、多分ここまでの事態になるとは思ってなかったのではないでしょうか?見た感じ一応すぐに対応できるようにはしてたようですが、ウィリー様の剣はラクシュヴァティー王国随一と言われている魔法鍛冶師の武器だったのであそこまで脆いとは思わなかったのでしょう」
「そうね……でもラクシュヴァティー王国随一と言われている魔法鍛冶師の腕も大した事ないわね。たぶんシグニットの方が腕は上だわ……でも肝心のマリアちゃんだけど確実にそのシグニットの腕を超えてるわね」
「そこまでですか?マリア様の装備は?」
「そもそもミスリルに色を着けながら完成させる事自体マリアにしかできないしな。装備の性能もご覧の通りだしな」
「まぁ、マリアちゃんの装備が凄い事はこれで証明されたわね。マリアちゃんも性能テストと宣伝の為に決闘を利用するなんて、ウィリー様に決闘を申し込まれたの根に持ってたのね」
「あぁ、やはり、マリア様はウィリーの決闘には怒ってたんですね」
「そりゃ普通はそうですよあなた。今回はウィリーが悪いわね。それにしてもあの様な装備を作れる事がこの会場の皆には分ったでしょうからこれからマリア様の装備は一気に人気になるかもしれませんわね」
そんな話をしながら、マリアの装備の凄さを実感する皆であった。
その頃、決闘を終えたフリーデルはマリアに聞いていた。
「マリア様、マリア様の装備で決闘をしろと言われてしましたが、この結果は見越していたのですか?」
「いえ、流石にあそこまでとは自分でも思ってませんでしたが万が一には備えてましたので、ウィリー様をすぐ治療しましたが……」
「マリア様の装備……シグニット様の装備を超えているのではないでしょうか?」
「そうですね……まぁ、師匠には悪いですが超えていると思います。それにしてもラクシュヴァティー王国随一と言われている魔法鍛冶師は本当にそんなに腕がいいんでしょうかね?」
「そうですね。マリア様の剣に全く対抗できないと確かに腕を疑っちゃいそうになりますが、マリア様の装備が異常なんだと思います」
「う~ん、まぁ、とりあえず性能もわかりましたし、これで安心しました。フリーデル様には私の今作れる最高の装備をプレゼントしたかったので良かったと思います。一応サイズは大きめに作ってますので成長してからも使えると思います。長く愛用していただけると幸いです」
「えぇ、大切に使わせていただきたいと思います」
「でもサイズが合わなくなったら言ってくれれば再加工してサイズの調整もできますので安心してください。最後までしっかりサポートしますよ」
そんな会話をしていたマリア達だったがジェレマイア侯爵の話が始まったのでそちらを聞く。
「えっと突然決闘などの余興も入りましたがパーティーを再開したいと思います。料理もまだありますし、この後も曲が流れるので、食事をしたい方は食事を、ダンスをしたい方はダンスを楽しんでください。ではパーティーを再開しましょう!」
その言葉で会場がまた華やかになる。
そして、マリアの元には有力な商人や貴族が装備について話を聞きに来ている。
マリアは色付きの装備が特殊な技法で作られていて、通常の装飾装備とは違い、普通の魔法装備と同じだと説明する。
そこにシグニット達がやってきて、一緒に説明をしてくれる。
どうやらシグニットもシェリルもあれがマリアの装備の宣伝だと分かった様で、わざわざ宣伝の協力に来てくれた。
シグニットやシェリルもマリアの装備の凄さを伝えるので皆が、驚いていた。
みんな、マリアの装備が欲しい様で、どうしたら注文できるのかなど聞かれる。
ちなみに装備の能力を抑えて安く買う事も出来るのか等具体的な話もあったので、マリアとしては丁度いい宣伝の場になったのであった。
そんな感じでパーティーも終盤までマリアは装備の事や剣の腕前の事等について質問されていたが、ジェレマイア侯爵がパーティーもそろそろ終わりだと告げるので会場はそちらに耳を傾ける。
そして、ジェレマイア侯爵が言う。
「さて、本日のフリーデルの誕生日も残念ですが終わりにしたいと思います。最後にフリーデルとマリア様にダンスをしていただいてこのパーティーを終了とさせていただきます。二人はダンススペース中央へ!」
そう言われて、マリアは剣の腕や装備の商談をしていた輪から外れてダンススペース中央へと行く。
するとフリーデルもダンススペース中央へやってくる。
どうやらフリーデルは来た方向からウィリーの見舞いに言っていた様である。
そして、二人が揃い曲が流れる。
ゆったりとした曲でフィナーレにふさわしい、マリアは最後はフリーデルの顔を立てる為にリードはせずに、フリーデルのリードに従う。
フリーデルは頑張ってリードしているが、マリアがリードしてダンスした時と違い、ダンスの精度はいまいちである。
だが、フリーデルの誕生日パーティーであり、その主役が一生懸命に踊ってるので文句を言う者は居なかった。
こうして無事ダンスも終了して、パーティーが終わるのであった。
はい、ここまで読んでくれた方ありがとうございます。
今回はマリアに乗せられた二人が決闘します。
決闘はフリーデルの圧勝。
マリアの剣はラクシュヴァティー王国随一の魔法鍛冶師とか言う鍛冶師の魔法の長剣を軽く両断。
ただの剣士である筈のフリーデルが防具のおかげか身体強化状態になったしてましたし、剣を両断するのも凄いです。
ただ、そのせいでウィリーは死にかけますが、マリアの素早い強力な回復魔法で無事一命はとりとめます。
そして、フリーデルにちょっとこの結果について聞かれますが、ここまでの結果は予想していなかったと答えます。
実際マリアは武器に関しては相手の武器を破壊するくらいはあるかと思ってましたが、防具を突破して負傷させるまでは考えてませんでした。
もう一つの誤算はラクシュヴァティー王国随一の魔法鍛冶師とか言う鍛冶師の装備があまりにしょぼかったので、それにはマリアも驚いています。
その後は、見事マリアの性能テストが完了して、思惑通りに宣伝も成功。
装備を注文するにはどうしたらいいかと皆に聞かれます。
ついでに剣の腕についても聞かれますが、まぁ、シグニットとシェリルも来てくれたので、装備の宣伝も剣の腕前の宣伝も大成功。
最後はフリーデルとのダンスでフィナーレ。
こうして誕生日パーティーは終了するのあった。
次回はパーティーが終った後の話とその後です。
次回もお楽しみに!
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これからも頑張って書いていくので、皆さんが楽しめる事を願います。
ではこれからもこの作品ともども作者をよろしくお願いします。




