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30歳童貞は魔法使いになった?  作者: 永澄水樹
童貞魔法使いの異世界ライフ
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それぞれの勉強

どてまほ第二話完成!


二話ではマリアの成長した結果が描かれます。


まぁ、見てもらうのが一番なのでどうぞ読んでください。


それでは第二話「それぞれの勉強」をどうぞご覧アレ。

朝食が終わり皆は勉強をする事になる。


孤児院では皆将来独り立ち出来る様にしっかりと教育される。


だが、勉強といってもそれぞれ学ぶ事が違う。


天職によって、どの様な勉強がいいのかシスター達が考え、それぞれ違う事を学ぶ。


マリアは一般教育の他に何故かマナー関係の勉強をさせられる。


マリアは聖女であり、将来このシスタード聖国の教皇になる可能性すらあるかららしい。


聖女とはそれほどレアな職なのである。


だが、マリアはそんな事は興味がない。


マリアが興味があるのは魔法である。


しかし、その魔法も回復魔法や生活魔法を教えてもらってるだけで、マリアのイメージしてた魔法とは違う。


マリアはどっちかといえば攻撃魔法や支援魔法を学びたい。


その攻撃魔法や支援魔法を教えてもらってるのはシスタリアであった。


賢者は攻撃魔法と支援魔法を教えられる。


一応賢者も回復魔法を使うので教えられるがマリアほど回復魔法ばかり教えられるわけではない。


そして、エミリアは騎士に剣技を教えられている。


それも正直マリアは羨ましいのである。


折角剣と魔法の世界に来たのであるなら剣や魔法で戦いたい……。


その願望ゆえマリアはエミリアやシスタリアに無理を言って剣技や攻撃魔法や支援魔法を教えてもらっている。


そして、月日は流れマリア10歳、エミリア11歳、シスタリア12歳になっていた。


その間、マリアは血のにじむような無茶な鍛錬を自分で行っていた。


その結果……マリアは自己流で剣技を研ぎ澄まし、攻撃魔法や支援魔法を普通以上……否異常な位に使える様になっていた。



「エミ兄後で剣の鍛錬しようよ!」


「はぁ……マリア……お前は聖女だろ?なんで剣技をそこまで学ぼうとする?」


「いや、剣で戦うとかかっこいいじゃん!それより鍛錬付き合ってくれるの?くれないの?」


「いや、付き合うけどさ……お前の剣技ってちょっと普通と違うからやりづらいんだよな……」


「じゃあ、昼ご飯食べたら戦おうな!」


「はいはい分かりました」



そして、それぞれ午前の勉強を済ませ、昼ご飯を食べ、午後の自由時間になる。


さっそく、マリアに連れられたエミリアと、心配で着いて来たシスタリアと共に平原に来る。



「さて、早速戦おうかエミ兄」


「おう、いつでもかかってこい……」


「それじゃあ遠慮なく行かせてもらうよ」



マリアはそう言うと十字剣を抜刀して剣を構える。


エミリアも同様に十字剣を鞘から抜いて剣を構える。


そして、互いに様子を伺いながら、相手の出方を見る。


そこで、最初に突っ込んだのはマリアであった。


マリアは身体強化魔法で今できる限りの強化を施す、しかも支援魔法を自分に掛けているので身体能力が異常に高まっている。


そんな、マリアを迎撃せんとエミリアも身体強化をする。


エミリアは勇者なので身体強化は得意中の得意である。


だが、そんなエミリアに向かってマリアは容赦なく斬りかかる。


マリアの剣はエミリアに防がれるがそんなのお構いなしでマリアは攻める。


エミリアは勇者の意地でマリアの剣戟をなんとかしのいでいるがマリアの攻めに後手に回る。


結局、互いに決定打を出せずに戦いは終わった。



「はぁ、はぁ、はぁ……あぁ……またマリアにいいようにされた……」


「うーん、流石にエミ兄は勇者だけあって強いな……まあ、現状五分五分って感じかな?」


「五分五分って……マリアはなんでそんなに剣が強くなってるんだよ!おまえ聖女だろ?」


「聖女が剣技を磨いて悪いか?それに午前はちゃんとマナーの勉強とか回復魔法の勉強とかちゃんとしてるし」


「俺は午前の授業も剣技があるんだが、なんでそんな俺と対等に渡り合えるんだよ?どう考えてもおかしいだろ?」


「いや~身体強化って便利だよね~。それに支援魔法って何も人に掛けるだけが能じゃないていうか、自分に掛けたほうが便利だし」


「はぁ、俺の自信はボロボロだよ……俺勇者なのかな本当に?」



どうやらマリアに剣技でいいようにやられてエミリアは自信が喪失気味なようである。


そんなエミリアに一緒に着いてきていたシスタリアが慰める。



「エミリア。そんなに落ち込まないの……マリアが普通じゃないだけでエミリアだって今じゃ騎士様相手に余裕で勝ってるじゃない?」


「シス姉……でもそんな俺に全然引けをとらないマリアは正直凄いよ……はぁ、それにマリアは将来の俺の嫁だろ……嫁に剣技でいいようにされるってやっぱ納得いかないよ……」


「ちょっと待て!俺がいつエミ兄の嫁になると言った!俺はエミ兄の嫁になんてならないからな?」


「ちょっと、マリア!どうしてエミリアにそんな事言うのよ!それに俺って言うのもやめなさい!」


「ふん、エミ兄の嫁になんて絶対ならないからな!それに俺は俺の喋りたいように喋る!」


「……はぁ、シス姉……本当にマリアが俺の嫁になるのか?」


「エミリア何弱気になってるの?勇者のパートナーは聖女って決まってるって言われてるでしょ?決まってる事なんだから気にしないの!」


「そうは言うけどマリアって本当に聖女なのか?攻撃魔法だって今じゃ賢者のシス姉並……いや、下手したらそれ以上なんじゃないのか?」


「うっ、確かにそうなのよね……聖女は基本攻撃魔法や支援魔法は苦手な筈なのにどうしてかマリアは凄い魔法を使えるのよ」



その後、エミリアとシスタリアはマリアについて謎だらけだと話していたが、マリアはそんな話を聞き流していた。


マリアの剣技は自己流だが、エミリアとの戦いの中で精錬されていったのでかなり凄い。


同じく、攻撃魔法や支援魔法もシスタリアに学んで自己流でアレンジしまくってとても凄い。


しかし、これにはからくりがある。


マリアの剣技が凄いのは身体強化に支援魔法でさらに身体能力の向上を図っているからである。


身体強化の上に何十にもかけられた支援魔法で、剣は物凄い速度と重さを伴っている。


そして、相手の剣は動体視力の強化で完全に見えるので体がついてくれば簡単に防げる。


エミリアはマリアに剣で勝てなくなってから自分の強さに疑問を持っている様だが、そんなずるの様な強化をしているマリアに剣で五分五分なエミリアも十分に異常なのである。


そして、シスタリアが言っていた攻撃魔法や支援魔法だが、これにもからくりがある。


この世界の魔法はいかにイメージするかというのが重要なのだが、前世の記憶があるマリアはゲームや漫画等の知識から魔法をアレンジして使っている。


攻撃魔法を使うとき、マリアは魔力を素早くイメージ通りに変換して使っている。


その魔法はこの世界の住民がイメージする魔法とは異なり、まさにゲームや漫画で使われる様な魔法のオンパレードである。


今でこそシスタリアもマリアの魔法を見て、同じ様な魔法を使う様になったが、最初はマリアの変な魔法に大変驚いていた。


ちなみにマリアが調子に乗って爆裂魔法を使った時は凄い爆発が起こり騒ぎになったものである。


それも今となってはいい思い出なのであった。


そんなこんなでエミリアとシスタリアが話が終わった様なのでマリアはそろそろ孤児院に帰ろうという。


結局剣での戦いは引き分けに終わったのであった。

どうでしたでしょうか?


マリアは10歳になり剣技と攻撃魔法や支援魔法が凄くなってました。


本来聖女は回復魔法や生活魔法といった魔法がメインで、剣で戦ったり、魔法を攻撃に使ったりはしません。


そこからマリアがいかに非常識かがわかると思います。


ちなみに10歳になったマリアですがエミリアの嫁というポジは相変わらず否定してましたねw


次回は街へと出かける話を書くつもりです。


次回をお楽しみに。

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