閑話 お兄ちゃん
昨日も妹ラノベ買ってきました。
そういえば10月から妹系のアニメ始まりますね。
え?当然ラノベも持ってますし見ますよ?
だって僕ですもん。
私は今、お兄ちゃんを抱いている。
というか互いに抱いている。
......王女様という邪魔な存在も一緒だけど。
(はぁ、幸せ......)
でも正直なところ、王女様はあんまり気にならない。
だって、こんなに心地のいい感覚に包まれているんだから。
......一生このままでもいいかもしれない。
いや、むしろもっと過激な.........っ!
お、落ち着くんだ私。興奮でどうにかしちゃってる。
...ふぅ。
最初からこうしてれば良かったな...。
そうすれば王女様と会う前からこういうこと出来たし...。
べ、別にやましいことじゃないよ!?
ち、ちちちちゃんと兄妹...いや姉妹としての関係を保った上で............えへ、えへへ...。
...はっ。
いけない、また思考が変な方向に...。
お兄ちゃんの抱擁は麻薬よりも恐ろしい薬なのかもしれない。
本心でいえばずっとこのまま抱かれていたいけど、でもそうしたら私が私でなくなってしまう...。
あぁ、でもお兄ちゃんに自由にして貰えるなら.........。
...ダメだよ。ダメじゃないか私。
まだ想いを伝えてもいないのにこんな...っ!
想い、そう想いだ。
いつも伝えなくちゃって思ってるのに...、私の何かがストッパーになって声に繋がらない。
私をあと一歩のところに踏みとどめる何か。
その正体が分からないと、私は前に進めない。
大好きなお兄ちゃんに届かない。
今はその正体っていうものは分からないけど、でも絶対に見抜いてみせる。
それで、ストッパーを取り払って気持ちを思いっきり伝えるんだ。
だから、それまで、私は我慢するしかない。
......でも、この至福の時間をもう少し過ごすくらいなら...いいよね?
◆◆◆
ん?なんだろう。
心做しか、ヴィオラの抱きつく力が強くなった気がする。
......ま、いっか。
可愛い妹2人がせっかく甘えてきてるんだ。
今くらいは、優しくしてやろう。
......ヴィオラに関してはいつも神官の仕事が大変なんだろうし。いや、だって上から数えた方が早い地位にいるんだぜ?
仕事が少ないわけない。
だから、こんなことで疲れが取れるとは思わないけどさ。
ちょっとだけ、甘やかしてあげよう。
可愛い可愛い、俺の1人だけの妹なんだから。
妹がいれば良かったのに...。
はぁ。




