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翡翠の神剣  作者: お餅つこう
第1章 転移してみるのもまた一興
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第16話 どこに行くの?へー、刑務所?

短めです。

(小並感)

......どこここ?


俺が、この地に赴いて思ったセリフである。

また、転移直後みたいにしょうもない一言目だが...。

まあ大したこと言えないのはいつもの如くしょうがないので置いておく。


「何ここ...?」


「ここは、言わば首都ですよ」


「...首都?」


急にT〇KYOみたいなこと言い始めたけど...?

ヴァルの頭もついにいかれたのか。

いや普通にさっきからいかれてましたわ。

すいませんねぇ。

俺なんかがいきなり国の首都に入れるわけないじゃん。

ある程度働いて、頑張って沢山稼いで、そこから大金叩いて上京するもんでしょ首都って?


何行きなり来ちゃってんのさ。

あ、そうか。

俺達の入る刑務所が首都にあるのか。

なるほどー。

つまり俺は無期限の就寝刑!!!










......虚しい。

激しく虚しい。

転移して実に一週間程度で牢屋行きとかまじかよ...。

あ、ちなみにここに来るまで三日三晩を要しました。

めっちゃ寝てたしご飯にもありつけたから超満足。

ま、それも牢屋までの快楽ってことなんだろうけど。

ま、この世界にカレーがあることには驚いたぜ。

過去にも転移者とかがいるのかもしれないな。

後で色々調べる必要がありそうだ。

──って、ムショ出れたらの話だけど。

あー、もうダメだよ。

明らかに後ろに部隊が長ーく並んでるもん。

どんだけ罪重いんだよ。

とんでもねぇことしてくれたなヴァルよ。

って、原因俺なんだけど。


とまあ、くだらない責任転嫁はこれくらいにして。


「どれくらいしたら着くの?」


俺が問うと、ヴァルが顎に手を当て、少し考えたような素振りをして教えてくれる。


「──ここからだと恐らく1時間くらい...だと思います」


...結構掛かるなおい。

1時間歩くとか...

どこぞのコミケくらい辛いぞ?

しかもこの行列...

あ、完全コミケだわ。

いや、全面的にコミケの方がすごいか。


...って、考えた時代が俺にもありました。

誰だよ!

コミケより楽だから問題ないって言ったやつは!

俺よく考えたら日傘さして団扇を持っていた上でのコミケだったじゃん!

俺今なんもないじゃん!

暑さで死ぬ!死ぬ!

もう無理!


俺は精神的な限界を迎え、その場にゆっくりと倒れていく。


「あぁ.........うぅ...」


そんな呻き声をあげつつ、俺は意識を失っていった。

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