9.遊びには友達が必要です
言い訳:大学とバイトで忙しくてぇ。
実際:オルクセン王国史と、ハーメルンで連載してる「貞操逆転世界で湿度高めヒロイン達を無自覚に沼らせる転生者~死にゲー世界で鬱エンドを迎えるヒロイン全員救う、全員が曇る 」が最近読んだ奴だとかなり面白い。まじで読んでほしい。
うおおおおおおお!この体すげぇ!
リフティングが15回もできた!()
いやおかしいだろ。何で前世で4~5回しかできなかったのにいきなり15回もできるようになるんだよ。そんなわけないだろ。
才能とかそういう問題じゃなくないか?
というか、自分が変な方に蹴りそうな時に、体が無理やり矯正されるような感覚だ。
「お兄すごい!私も私も!」
「はいどうぞ。ただ、これ結構難しいから、パスの練習からしてみないか?」
「うーん。けど、一回だけやっていい?」
「もちろん!何回でもいいよ。横で見ててあげる。」
軽く足でボールを転がしたり、弾みを確かめてから、そっと蹴り始める。
一、二。
ポーンと遠くに転がりそうなボールを拾って、ルミネの方へ蹴り返す。
「遠くに蹴ってもいいぞ。いくらでも取ってくる。」
「ありがとうお兄!」
一、二。
遠くへ。
一、二。
また遠くへ。
まぁこんなものだろう。今日中に三回出来たら天才だ。
前世では高校生の時ですら安定して4回しかできなかった俺が言うのもなんだが、いくらボールのサイズが三号球とは言え、5歳の女児にリフティングのスキルを求めるのは……ん?
「お兄いまのみてた!?今5回出来たよ!」
「..............……。もちろん!すごいなルミエ!次は5回を安定できるように目標を立てよう!」
「うん!」
一、二、三、四、五、手に取る。
一、二、三、四、五、手に取る。
一、二、三、四、五、手に取る。
一、二、三、四、五、手に取る。
あの、できてるんですがあの。
というか、本当に遠くに飛ばさない。最初の三回で、遠くに飛ばさない力加減を覚えたらしい。
5歳児が???????
「上手だなルミエ!」
「ありがと!次はお兄の15回目指すね!」
やめてほしい。兄としての尊厳が死ぬ。
さすがに15回はいきなりはできなかったが、それでも五分くらいの練習で10~12回くらいが安定してできるようになっている。
お兄ちゃんそれの数百倍の時間触ってきて15回なんですけど!!!!?????
これが……才能……。
「あっ!できた!できたよ!」
「すごいすごい!本当に上手だなルミエ。まだリフティングやる?」
「ううん!お兄と一緒に蹴る!」
「よし!軽くコツだけ教えるぞ。」
ボールの留め方、インサイドの蹴り方、前を向いて蹴るなどを教えてから、パス回しを始める。
と、トラップめっちゃ上手くないか?小さい動きでビタ止めしてるんだが。
うん。すごくいい目を持っている。
俺と自分の動きの違いを観察して、体を動かして、フィードバックを取っている。
ちゃんと考えて体を動かしていて、そして何より真剣に取り組んでいる。
……。すごいなぁ。きっと大成する子だ。
「おーい!おまえらなにやってんのぉ?」
「サッカー!君たちもやる?」
「よくわからんけどやる!」
遠くから声をかけてきた4人組の子供達。どこかのタイミングで会ったような気がしないでもないが、俺の記憶なのか、この体の記憶なのかはよく分からない。
グイッ。と袖が引かれる。
「お兄。二人じゃだめ?」
「まぁまぁ。友達なんて多くて困ることは無いさ。ほら、一緒に行こう?」
「うん。」
……。破壊的な可愛さだったな今。
勿論我が愛しい妹の為ならば三日三晩でも一緒に遊ぶのだが……。
如何せんsnsもないこの世界で俺とばかり遊ぶのは良くない。友達は友達を呼ぶからな。
前世でネッ友しかいなかった俺はよく知っている。
「うっし。だいたい理解したぜ!」
まぁラフプレーなしだとか手を使うなだとか魔法無しだとか雑なルールを決めて始める。
━━━ただ一つ、チームは2vs4だ。
筆が遅くてかつやる気のないのはいけないと思います。どうにか二週間に一回以上は……。
えー。




