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10.大空へはばたけ!の巻

何も、何も覚えとらんのです……。

プロットを書くべきなのです……。

半年かけて話を書く無能です……。

「ほんとにいいのか?お前ら俺等よりちいせぇけど。お前らが使えるなら魔法くらいありでも……。」

「負けたら負けたでその時さ。魔法は無し。時間は15分。別に僕にタックルするくらいならいいよ?妹にやったら、君が!泣くまで!殴るのを辞めない!けど。」

「おっおう……まぁしねぇさ。魔(・)法(・)は(・)無しな。所で妹ちゃんが物凄い殺意を向けてきてるんだが。」

「お兄を怪我させたら泣かす!」


……なんかウチの妹殺意高いんですけど。


「んじゃ、僕が妹にパスしたら始めね。よーいスタート。」


加速。僕と妹の間約1メートルをボールが移動するその瞬間、前に居た二人の男子が最速で詰めてくる。

速すぎる。

勿論、魔法は使ってはいない。

だが、魔力は別だ。

咎めはしない。ルール違反ではないからね。

彼らはちゃんと確認までした。魔法は無しだと。

そのなかに、魔力を巡らせて身体能力を強化するのは含まれていない。


「おにっ……!!!」

「安心しろって。勿論読んでる。」


パスしたボールに先に追いつき、前へだす。

「あっ。」

っと思った時にはもう遅い。既に前衛は後ろだ。

こっちが魔法を使わないと言ったときに魔力も使え無いと思ったなばかめ!

お前らが使わなきゃこっちも使う気はなかったが、こっちは動かれる前から魔力を使ってるか視(・)え(・)る(・)んじゃい!。

ということで。

後衛の男女二人……ディフェンスの少女とキーパーの少年は魔力がまだ使えないらしい。

が、このまま突っ込んでシュートも芸がない。妹にいいところを見せたいからな。


「あっ!ちょっと!」


マルセイユルーレット。

初見じゃなくても、何かしてくると警戒していなければ対応は不可能だろう。

完璧なコース。ゴールネット……は無いが、先ほど引いたゴールラインをしっかりとらえる。

そのままシュー……ト……。

ガシッ。


「ナイスキャッチだカイン!そのまま前に思いっきり蹴れ!」


………。後ろに一番背の低い少年を置いたのは、シンプルにフィジカルが弱いからだと思ってしまっていた。

明らかに油断した。まずい。


「いくよー!それ!」


そもそもが2vs4なのだ。俺が前にいる、ということはつまり、こちらのゴール前はガラ空きだということ。

不味い、戻らないと!


「お兄右前!走って!」

「おう!了解!」


反転。

そして疾走。

最高のポジション。

信じてとは言われたものの、いったいどうやって……は?


「ふん!」


相手より先に落下地点に入り、チェストトラップ。そのまま左足で思いっきり蹴り上げたボールは、俺の目の前に落下する。完璧すぎる位置だ。


「とう‼よし!」


ゴールネット……はないのだが、あらかじめ決めていたラインをしっかりと越える。


「くそー!取れなかった!」

「ごめんなさい反応できなかった。」

「いや、俺らがわりぃよ。せっかく前に出してもらったのに取れなかったからな。」

前書き


「身長が.......足りない.......。」


フハハ!ルミエにいいとこ見せれたぞぉ!

(ちょっと危なかったけど。)


「それじゃ、そのボールを真ん中に持ってきてくれ。次はそっちのキックから始まるから。」

「おっけー!ぜってぇ次はボール渡さねぇからな!」

「フハハ!それはどうかな!」


夕刻。


「じゃ!また明日な!妹ちゃんもバイバ~イ!」

「おう!また明日!」

「バイバイ。」


ふー!楽しかった!

前世では少年時代あんま友達いなかったからな!1人でモンハンtriGとポケモンやってる様な逆張りキッズだったが、割と友達出来そうで助かる。


「おにぃ。明日もサッカーするの?」

「ん?ルミエは嫌だったか?」

「嫌じゃないけど、おにぃと別のチームになるのはになるのは嫌。」

「うーん!愛いやつだなぁ。別のチームになって。いやなことって何?お兄ちゃんと離れること?お兄ちゃんと戦う事?」

「どっちも。」


少し潤んだ目で見あげられるとこっちまで何か申し訳ないことをしているような気分になるが、訂正しておくべきことが一つある。


「勘違いしてるかもしれないけど、さっきの試合、僕たちは確かに球を奪い合った。けど、喧嘩したわけでもなければ、争ったわけでもない。一緒に遊んだんだ。」

「……うん。」

「だからさ、明日もまた一緒にあそぼう?次はボールを取り合ってるかもしれないけど、一人でボールをけってるよりは何倍も楽しいだろ?てか───楽しかったろ?」

「うん……うん!」

「じゃあ、今日は家に帰って、汚れた服を……僕の方がだいぶ汚れてるな。ゆっくり風呂入って、ぐっすり寝ようぜ!」


腑に落ちた顔押して笑ったルミエの左手を取って、自宅へと足を進める。


珍しく遅く、泥だらけで帰った俺達に母さんは少し慌てていた。


「遅くなるなら遅くなるって言って頂戴ご飯冷めちゃうでしょ!って、ずいぶん汚したのね。こんな時間まで何をしていたの?」


ああ、そうだ。忘れていた。


「ルミエを連れて、友達と遊んでたんだ!」


俺にこの世界で初めて友達ができた。









はい。勿論怠惰です。エタってました。

一人称、二人称、名前の間違えなどございましたら随時教えてください。

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