表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
18/21

返事

「私も・・・好き・・・春輝の・・・こと・・・が・・・」



りほが、ただ6文字の言葉を発した。その声は、見る見る映画の大音量にかき消されたが、その言葉を、春輝は聞き逃さなかった。その後、自分よりも3センチほど大きい身長の、りほを、ただ見つめていた。



「ほんと・・・うか?」



「(こくり)」



無言でうなずくりほ。そのうなずきに、また顔を真っ赤にする春輝。



「やったぁ~!りほぉ!」



「春輝?!」



りほは、春輝に抱きつかれてびっくりした。そして、映画のラブシーンとともに、キスをした。その気障さに、りほは、またまたびっくりした。




春輝の唇は、柔らかく、堅かった。




「・・・私・・・」



「ん?」



「ずっと、ずっと、ずぅ~っとね?」



「うんうん」



「悠斗の事が好きだと思ってたの・・・」



「し、知ってる・・・」




春輝がかすかに動揺した。




「でも、それは、勘違いだった・・・だって、悠斗と、愛莉が抱き合ったって、ちっともショックを受けなかったもん」



「はぁ?!悠斗と愛莉が抱き合うぅ?!・・・それって、ドラマでかぁ?!」



「ううん。普通に穴屋博物館で、悠斗が愛莉に告白して、それで・・・」



「そうか・・・悠斗もか・・・よかったな・・・それで、なんで勘違い何だよ」



「だって、私、実は、ずっと、ずっと、ずぅ~っとね?春輝が大好きだったんだからっ!」



その時、春輝の顔が真っ赤になった。今までにないほどに真っ赤っかになった。



その反応を見たりほも、真っ赤っかになった。



その光景を見ていたのは、2人以外、誰もいなかった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ