17/21
決意
「じゃ、またな。おじゃましました~」
「いえいえ、また明日ねっ」
そういうと、春輝は、帰って行った。
りほは、心に穴が明いたように、さみしくなった。
悠斗の事が、好きじゃなかった・・・
勘違いしすぎていた・・・
悠斗に対する気持ち・・・ただの、友達になってしまっていた。
春輝に対する気持ち・・・片思いの相手になってしまっていた。
どうしよう・・・気持ちの変化を考えず、ずっと悠斗のことを好きだと考えていた。
実はさっき、春輝に言われたのだ。
「なぁ、りほ」
「はいっ?なぁに?」
「好き。りほが・・・大好き」
告白されてしまったのだ。
「はぁぁぁぁ?!?!?!?!理解できない・・・」
「あとでいいよ。あ、返事かえしてないからって、いつも通りに接しないのはいやだよ?返事がどう言おうと、普通に過ごしてくれよ?」
「あ・・・うん。じゃ、待ってね?」
「あぁ。よろしくな。・・・あ、もうこんな時間か。じゃ、オレ、帰るな」
「うん・・・」
返事はもう決まってる・・・
明日、絶対言おう。
りほは、そう決意した。




