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第二十九話 オフィーリアの婚約騒動2

追記)すみません!!エピソードタイトル間違えたので修正しました!!本当に申し訳ありません!!

さて、オフィーリアとカストルを尾行する弟二人。


ちなみに現在地は観光都市セレノア。


観光名所が多くデート初心者に優しい街である。


実は歌劇団の上映時間まで少しある。


だがしかしこの街にはお洒落なカフェやレストラン、

平民から貴族まで幅広い客層で大人気なジュエリーショップ、

他にも男女共に楽しめるブランドの店舗が数多くある。



どんなデート初心者でも、絶対に間違えようがないのである。




だがしかしカストルがまず先に向かったのは...........




おーーーーっと闘技場だァァァァァァァ!!!!






セレノアにたった一つしかない闘技場をどうやって見つけたと言うんだァァァァ!?!?





迷いのない足取りで闘技場に向かうカストルに、

ルシウスとアーサーは困惑を隠しきれなァァァァァァァい!!!




アーサー「な、何故闘技場に.........オフィーリア嬢は戦えないだろ!?」



違うそこじゃない。




ルシウス「そ、それにあんなに沢山お店やカフェがある中で何故闘技場に!?!?」




マジでなんでよりにもよって闘技場に.........




ちなみに、セレノアの闘技場では剣闘士の奴隷達によるデスゲームが繰り広げられている。


無論、デートスポットとして置かれてるものではないが、貴族御用達の場所ではある。


王都では厳しく規制されている奴隷だが、少し外れただけでこの有様。


カストル含むユースティティア皇族は、自国が豊かすぎてそもそも奴隷という概念自体を知らない。


つまり...........このままでは大惨事である。





アーサー「ちょっと行ってくる!!!」




おーっとアーサーが走り出したァァァァァァァ!!!


流れるように変装し、魔術で声を変える!


一体全体何をするつもりだァァァァァァァ!?





アーサー「さぁさぁさぁ!!!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!!

今宵生き残るのはどの馬か!?!?

競馬場オリュンピアの馬券がまだ残ってるぞーーーーーーー!!!」





オイオイ流石にそれは無理があるんじゃ...........







カストル「なんだ.........闘技場じゃないのか......。

つまらん..........。」




クリティカルヒィィィィィィット!!!



決まったァァァァァァァ!!!


流石兄弟!!


弱点を突いた正確無比の一撃!!



しかしこれが通じるのもどうなんだ..........?





次に向かったのは...............おーーーっとこれまた珍しい!!!



セレノアに片手で数えるほどしかないURスポット!!!



武器屋に直行だァァァァァァァ!?



一体全体どうしてそうなったァァァァァァァ!?



フォルティトゥード・イプサ・ユースティティア皇帝国から海外進出を果たした熟練の鍛冶師による国宝級の一級品がズラッと並ぶ店内!!!



決して安くはないが性能の割にコスパが良すぎる故に冒険者達の間で大人気!!


だがしかしデートスポットではないぞーーーーーー!?!?





アーサー「武器なら祖国で買えるだろう!?!?」



ルシウス「さっきからピンポイントでデートスポットから外れるの何なんですか!?!?!?」





弟二人から猛烈なツッコミ虚しくカストルは武器を見て子供のように目を輝かせているーーーーー!!!




おっと!!!!


カストルが手に取ったのは一本のダガーだーーーーー!!!


だがしかしカストルが持つとミニチュアサイズになってしまうダガーを一体どうするーーーーーー!?


なんだろう...........嫌な予感しかしない...........





カストル「ほれ!!!護身用に使うがいい!!!」




おぉぉぉぉっとオフィーリアに手渡したァァァァァァァ!?!?


やっぱりかァァァァァァァ!!!!


普通アクセサリーだよな!?


髪飾りとかだよな!?





手に取ったダガーは刀身の中央と柄はターコイズブルーで刀身の刃の部分と鍔の部分が銀白色。


鍔の中央には小さなサファイアが埋め込まれている一品。


金属の部分は何と耐久性抜群のタングステン合金。


だがしかし剣全部をタングステンにすると重くなるため、刀身の中央と柄の部分にSSランクモンスターリヴァイアサンの魔石を使って軽量化を図っている。


SSランクモンスターって普通倒せるわけないんだけどね。


不思議だね。


柄の部分には滑り止めのためにゴムをコーティングし、宝石が取れないように柄と鍔の部分には防弾加工並みのコーティングが施されている。


なんで現代の技術がこんなところで使われてるのかというと........まぁマッスル皇帝国だから。


デザインは洗練されていて美しいがその実めちゃくちゃ機能性重視である。




だが何故それをオフィーリアにーーーーーー!?!?



いくら軽くするために努力してると言っても多分それ鍛えてない人が持ったら普通に重いよーーーーーーー!?!?!?





オフィーリア「あ、ありがとうございます........!」





あ、嬉しそう。


絶対使う機会無いのにね。


恋って恐ろしいね。





カストル(アーサーにアクセサリーでも買えと言われたが........まぁこれでいいじゃろう!)





良くねぇよ!!!




さて、何はともあれやっと歌劇が始まる時間。


ちなみに演目はまぁ........うん.........「勇者カイゼルの建国物語」のうちの「サルムンド王国滅亡の章」。


歌劇は何とか何事もなく終わった。









ーーーーそして数日後、王宮で裁判が行われる。


オフィーリアとレオンハルト、そして他の王太子一味の貴族令息とその元婚約者達。


どちらが有責で婚約破棄できるのか、どちらが罪を負うべきなのか、決着をつける場でもある。


本来であれば婚約破棄する前に行われるはずだったが、ゴタゴタがあったため裁判の日時がズレてしまっていた。


無論レオンハルト達有責なのだが、相手が王太子と国家中枢の貴族令息なのでこの国の司法では裁きにくい。


どれだけ酷くとも数週間の謹慎だけで済み、女性側が泣き寝入りすることが多い。


故に、本来であればレオンハルトたちも非常に軽めの処分だけで済み、そのまま日常に戻れる......









ーーーーーーーーーーはずだった。


だがしかし、彼らに待ち受ける現実はあまりに非情だった。

作者です!!



いよいよ本番!!


婚約裁判!



果たして結果はどうなるか~?



次回!!「第三十話 オフィーリア婚約騒動3」よろしくお願いします!!

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