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第十八話 舞踏会編3

長くなっちゃいました!!

すみません!!

アーサー達は馬車に乗っていた。


その馬車はフォルティトゥード・イプサ・ユースティティア皇帝国の国章がデカデカと描かれた黒塗りの馬車ーーーーそう、ダリオス皇帝がやって来た時の馬車の一つである。


その馬車に乗るアーサーは、使用人達に無理矢理着せられた礼服に身を包み、腰には剣を下げていた。

そんなどこからどう見ても大国の皇太子のような装いをしているアーサーは、突如口を開いた。



アーサー「ルシウスよ!!おそらく俺たちがユースティティア皇族だとバラさない方が良いだろう!!」



ルシウス「多分無理ですよ!?」



ルシウス、君が正しい。

しかしアーサーは続ける。




アーサー「まぁ待て。どうやら俺たちは恐れられているらしい。

皇族と名乗ったら怖がらせてしまうだろう?

だから、向こうにいる間はただの冒険者仲間のアルトリウスとルーファスだ!!」



ルーファスとはルシウスが冒険者やってた時の偽名である。

うん。

無理があるね。



ルシウス「そもそも!!この状況でどうやって身分を偽るんですか!?!?」



アーサーは胸を張って言った。



アーサー「なぁに!!皇族であることは黙ってればどうにでもなる!!」



ルシウス「なりません!!」




アーサー「むぅ.........では馬車と服も変えるか.........」



ルシウス「まず僕たち黒髪って時点でバレるんですよ!!!」



そう、純粋な混じり気のない黒髪はユースティティア皇族にしか受け継がれない。

黒髪自体は珍しくはないものの、髪色が純粋な黒とは微妙にズレている。

故に、貴族家の使用人は、まず最初に「純粋な漆黒の髪を見たらユースティティア皇族だと思え」ということを叩き込まれる。

何があってもユースティティア皇族にだけは絶対に誤った対応をしてはならないからだ。


ユースティティア皇族怖がられすぎだろ。

まぁ仕方ないが。




そして、それに気づいていたのはルシウスだけだった。




ルシウス「そもそもどこで服と馬車変えるんですか!?

もうヴァレンティア領に入ってますよ!?!?」



周囲には農場と鍛冶屋が広がる。

そう、剣術の名家ヴァレンティア領では、戦争になった時のために食糧を備蓄していた頃の名残で農業が盛んなのである。

服屋など、無い。



そんなこんなで馬車に揺られていると..........



???「おい貴様ら!!馬車を降りろ!!!」



突然、誰かに怒鳴られた。

アーサーは馬車を止め、扉を開くことはせず窓から飛び降りた。

普通に降りろ!!



アルバート「貴様ら!!このバロック辺境伯家令息アルバート・バロックの馬車を追い越すとは何事だ!!」



アーサーは考えた。

“やはり皇族であることは隠した方がよさそうだな”と。

そして深々と頭を下げ、膝を地につかせながら言った。



アーサー「いやはや、これはこれは大変失礼いたしました、バロック辺境伯令息。

すぐに馬車を下がらせます故ここはーーーーーー」




ブリッツ「何やってんだこの馬鹿ァァァァァァァァ!!!」



ーーーードゴォッ!!


突如、護衛と思しき男性がアルバートの頭を思いっきり殴った。

そしてアルバートの後頭部をガッと掴み、無理矢理土下座させる。



ブリッツ「も、ももも申し訳ありません!!ユースティティア皇族の方に膝をつかせてしまうとは.........ど、どうか!!命だけは!!!」



アーサー「.......俺たちはそんなに怖いのだろうか..........?」



怖いわ!!

アルバートが抵抗しながら怒鳴る。



アルバート「お、おい!!

この俺に触れるなど、従者ごときが無礼だぞ!!

手を離せ!!」



ブリッツ「すべてはあなた様の御身をお守りするためです!!

ご容赦を!!!」




そう言うブリッツの目は血走っていた。

地面には汗が滴り落ち、手は小刻みに震えている。

これが世間一般のフォルティトゥード・イプサ・ユースティティア皇帝国に対する認識である。

まぁ........そりゃ怖いよね。




アーサー「い、いや......そんなに怒ってないが.......」



ブリッツ「“そんなに”!?」



ビビリまくるブリッツにアーサーがタジタジしていると、馬車の扉が開く。

.........ルシウス、やっぱり君は普通に降りるんだね。

この安心感。



ルシウス「頭を上げてください。

兄上も僕も気にしていません。

ただ、僕達も急いでいるので、道を通していただけませんか?」



(へりくだ)りすぎず、尊大すぎない。

コイツ........デキる。



ブリッツ「も、ももももちろんです!!すぐに退きますとも!!!

ほら、行きますよアルバート様!!!」



そう言ってアルバート達は流星のように素早く馬車に乗り込み、ビュンッと風を切って消えていった。

その様子を、アーサーは呆然と眺めていた。



アーサー「............何故皇族だとバレたのだ?」



ルシウス「バレない方がおかしいんです!!」



そうだよ!!

逆に何故バレないと思った!?



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そんなこんなでヴァレンティア家の門番にもビビられ、現在。





ーーーーーバキィッ!!!



アーサー「セレスティアーーーーーー!!遊びに来たぞーーーーーー!!」


ルシウス「ちょ、待っ........兄上ェェェェェェェェェェ!?!?」




アーサーが扉を開けた瞬間、部屋の扉はセレスティアとロドリックの間をビュンッと彗星の如き速さで通り過ぎ、ユリウスの頭に直撃する。



そしてーーーー



ーーーーーーードガァァァンッ!!!



ぶっ壊れた。



経済大国ローゼンブルグ王国の王太子を気絶させた。

本来なら大問題。




だがーーーーーーー



ロドリック「こ、これはこれはアーサー殿下にルシウス殿下!!

本日は我が家にどのようなご用向きで?」



ーーーーーそんなことよりマッスル皇帝国はデカかった。




アーサー「うむ!!セレスティアが実家に帰ったらしいので遊びに来たのだ!!!

ところでコイツはなんだ?

強いのか?」



そう言いながらアーサーが足蹴にしてるのはユリウス王太子。

本来なら大問題。

しかし誰も咎められない。

ユースティティア皇族を怒らせたら家だけでなく国ごと滅ぶからだ。



土足で足蹴にされる大国の王太子。


とりあえず蹴って強度を確かめる超大国の皇子アーサー。


何も言えず、動くこともできず、冷や汗をダラダラ流しながらその様子を見守ることしかできないヴァレンティア公爵家の方々。


その静寂を破ったのはーーーー



ルシウス「何やってるんですか兄上!?」


セレスティア「その方はローゼンブルグ王国の王太子殿下ですよ!?!?」



この二人だった。

うん、やっぱりこの二人がいてよかった。



アーサー「だが........コイツ起きないぞ?

蹴らないと確かめられないだろう?」



お前は何を確かめようとしてるんだ!!

あと起きないのお前のせいだからな!?




ルシウス「兄上はご自分の立場を自覚なさってください!!

他国は我々に何も言えないんですから、自分で律しないと!!」



ルシウス、お前本当に偉いな。

マジでいい子。

さすがマッスル皇帝国唯一の常識人。



セレスティア「まず人間を足蹴にするのをやめてください!!!」



その時ーーーー



アルバート「おいセレスティア!!

お前ともう一度婚約してやる!!

泣いて喜べ!!」



馬鹿(アルバート)が来た。



セレスティア「.........アルバート様......」



セレスティアは顔を顰める。

眉間には皺がより、口元は引き攣っている。

だがしかし、そんなことを気にせずアルバートは続ける。



アルバート「マリアの奴、俺と婚約した途端いきなりふてぶてしくなったのだ!!

領主の仕事も手伝えんし、魔法も使えん!!

だから業腹だがお前にもう一度チャンスをやる!!」



セレスティアは腹の底が煮えたぎるような怒りを覚える。

肩をわなわなと震わせ、アルバートを見る目はまるで親の仇を見るかのような強い憎悪が見える。


この男こそ、セレスティアに婚約破棄を突きつけた男である。


婚約者の責務を果たすため、アルバートに歩み寄り、手作りのお菓子を送ったり外出に誘うなどし、彼を好きになろうと励んだセレスティア。


家のためにどれだけ暴言を吐かれようと涙ひとつ零さず耐え続け、剣の鍛錬をしながらも最後までアルバートや経営が火の車だったバロック辺境伯領に尽くし続けたセレスティア。


だがしかし、アルバートは浮気をした。

どこぞの男爵令嬢に入れこみ、セレスティアを冷遇した。



セレスティアはアルバートを信じたかった。


いくらなんでも浮気をするような人間ではないと、そう思いたかった。


だが現実は残酷だった。


父に呼び出されたセレスティアの前には、言い逃れできないほど確実で決定的な浮気の証拠が山のように積み重なっていた。



セレスティアは膝から崩れ落ちた。


光が消えた瞳から一筋涙が流れ落ちる。


今までの努力が、苦悩が、成果が出た時の喜びが走馬灯のようにセレスティアの脳内をよぎり.........そして儚く崩れ去っていく。


”自分が今までやってきたことはなんだったのか。”



ただそれだけの思いが、セレスティアの頭を支配した。



だがしかし、証拠を突きつけ、涙ながらに問い詰めるセレスティアをーーーー


アルバートは鼻で笑い、ふんぞり返りながらこう言った。




アルバート『お前みたいに剣を振り翳すような野蛮で下劣な女を誰が相手にしてやるものか!

少しはこの愛らしく淑やかなマリアを見習ったらどうだ!』




”剣を振り翳すような野蛮で下劣な女”


ーーーーーーーその言葉は、セレスティアのみならず、代々剣士の家系として続いてきたヴァレンティア公爵家そのものを侮蔑する言葉だった。




ヴァレンティア公爵家の家訓を自らの誇りとし、公爵家を愛していたセレスティアは激怒した。


怒り狂い、アルバートに婚約破棄を突きつけた。



これがアルバートとセレスティアの間にある確執である。



鉛が両肩に乗っているかのような、どんよりとして重苦しい空気が、室内を支配する。



アーサーがくるっと振り返った。

不思議そうに首を傾げる。


ーーーーそして重苦しい空気を一瞬でぶった斬った。



アーサー「セレスティアよ、アイツ強いのか?」



まず最初に気にするのはそれなんだなお前........

アルバートは憤慨する。



アルバート「貴様!!この私を指差すな!!

どこの家の者だ!!家名を名乗れ!!!」



学ばねーなコイツ。

アーサーは笑顔で答えた。

その顔には悪意が微塵も見えない。




アーサー「ユースティティア皇家だ!!」



もう一度言う。

コイツは馬鹿ではない。

ただ、致命的に世間知らずなだけなのである。




アーサーの言葉を聞いた瞬間、場が凍りつく。

誰もが彼の言葉に戦慄した。


顔は引き攣り、眉間には皺ができる。


体に力が入り、指先が小刻みに震え出す。


まだ冬は訪れていないというのに、まるで豪雪に見舞われたかのような冷気が背筋を撫でる。



まるで死神の鎌が首元のすぐ近くまで迫っているかのような、凄まじい緊迫感が彼らを襲った。



分かってはいた。

分かってはいたがいざ耳にすると、嫌でも突きつけられる。



今、プエルグラトゥス王国の存亡が自らの両肩に乗っているという現実を。



だがしかしーーーーーーー現状を理解していない人間が、2名ほどいた。



アルバート「ユースティティアだとォ!?

聞いたことが無いぞ!!

田舎貴族だな!?」



アルバート......君さぁ........

流石に空気読もうよ。



アーサー「ハーハッハッハ!!!違うな!!

貴族ですらない!!

ところで貴様強いのか?

剣を交えようではないか!!」



アーサーは快活に笑いながらそう言った。

いや、お前はいきなり何を言ってるんだ。




そしてアルバートは何も知らずに意気揚々とアーサーの申し出を受けた。

その顔は自信に満ち溢れている。

鼻息が荒くてちょっとキモイ。

きっと本人にとっては田舎貴族をシバくくらいのつもりなんだろう。

なんでこんな馬鹿がセレスティアの婚約者だったんだ..........




結果はーーーーーーーー言うまでもない。



開始直後、アルバートの体が浮く。


ドゴッ!!


アーサーに背中を蹴られた直後、状況を理解する間もなく。

アルバートは彗星の如き速さで地面に突っ込んだ。


ゴォッ!!


風を切る音が、短く鋭く空気を揺らす。

その直後。



ーーーーードガァァァァァァァァンッ!!!


アルバートの顔は地面に埋まった。

土埃が舞う。

数秒、辺りは黄土色の霧に包まれた。



土埃が去る。



そこにはアーサーだけが立っていた。



アルバートは.......顔が地面に埋もれた影響か、尻を突き出すような体勢で倒れていた。

太陽に照らされ、尻がピカっと光る。

きっと、アルバートの尊厳を守るつもりだったのだろう。

アーサーはそんなアルバートに歩み寄り、そっとズボンを直した。




アルバートは顔をスッポ抜き、ヨロヨロと座り込みながら叫ぶ。



アルバート「き、貴様ぁ!!

よくもこの俺の麗しい顔を台無しにしてくれたな!!

父上に言いつけてやる!!

お前のような名前すら聞いたこともない家名の田舎貴族などすぐに家ごとぶっ潰してやる!!!」



そう、アルバートは()()イケメンである。

ただ、誰と比較するとかではなく、本当に世界全体で見てもそこそこイケメン程度の部類である。

わざわざ説明するほどの美貌ではないので、あえて触れていない。



アーサーは困惑した様子で頭を掻きながら言った。




アーサー「困ったなぁ........ユースティティア皇家を潰されたら国を守れなくなってしまう.......」



アルバート「ふふん!!恐れ入ったか!!」



気づかないのかよ!!

いやはや馬鹿(アルバート)の阿呆具合は素晴らしい。

コイツ、もしかして本当に国を滅ぼせるんじゃないか?




だがーーーー



ズドドドドドドドド..........


遠くから明らかに身なりのいい男性が鬼のような形相で突進して来た。

そう、彼はヴァレリア・バロック。

バロック辺境伯であり、馬鹿(アルバート)の父親である。



そして地面を蹴り、高く跳躍する。



そして地面へと落下する過程で馬鹿(アルバート)の頭をガッと掴む。


そして、



ーーーーーーズシャァァァァァァァァ!!!


親子共々、見事なスライディング土下座を披露した。



ヴァレリア「こ、この度は私の愚息が大変失礼致しました!!

()()()()()()()()()であらせられるアーサー殿下への度重なる無礼、息子に代わり心よりお詫び申し上げます!!

差し出がましい願いであることは重々承知の上!!

ですが何卒.......何卒ご慈悲を.........!!!

せ、せめて.....私一人の首だけでご容赦くださいませ!!!

どうか......どうか、国と息子だけは........!!」




そう謝るヴァレリアの声は恐怖で震えていた。


体が石のように固まり、指先から全身まで小刻みに震えている。


呼吸ができない。


肺に空気を入れる余裕すらない。


心臓の音が頭の芯まで響き、神経が捩じ切られるような痛みがヴァレリアの脳を襲う。


まるで全身が凍てつく氷に包まれたような、凄まじい冷気が背筋を走りぬけた。


ユースティティア皇族を貶める発言の数々、あまつさえ剣すらも向ける不敬。


ヴァレリアは、自らの死を予感した。


それでも辺境伯として、国王の臣下として、そしてアルバートの父親として。

最後まで国と家族を守るという使命のもと、勇気を振り絞り、引き攣った声で陳情を並べた。




だがーーーーーーー


天然皇子(アーサー)は困惑していた。



アーサー(え.......俺そんな怖い......?)



怖いよ。

だってマッスル皇帝国だぞ?

世界最強の暗殺者集団の精鋭部隊800人をたった四人でほとんどぶっ殺す連中だぞ?

もはや怖い要素しかねぇよ。



馬鹿(アルバート)は抵抗しながら困惑したような声で言う。



アルバート「ち、父上!?何故こんな奴に俺がーーーーー」




ヴァレリア「黙れェェェェェェェェェェ!!!」



ヴァレリアの声が空気を揺らす。

そして遠くから木霊(こだま)する。

アルバートは口を閉じた。

静寂が、空気を支配する。




ヴァレリア「よく聞け!!!

このお方の名はアーサー・フォルティトゥード・ユースティティア殿下!!

偉大なる超大国フォルティトゥード・イプサ・ユースティティア皇帝国の.........




ーーーーーー皇太子殿下であらせられるぞ!!!」





そう、皇子としての気品も風格も何一つ感じないコイツこそ、マッスル皇帝国の皇太子である。

普通なら第一皇子が皇太子となるのが普通であるこの世界だが、あの脳筋皇帝国は実力至上主義だった。

故に、幼ながらに兄弟の中で圧倒的な才能と実力を持っていたアーサーは、第四皇子でありながら皇太子に選ばれた。


ーーーーガウェイン達がどう思ってるかって?

やだなぁ、決まってるじゃないですか。

あんな筋肉と戦いしか頭にない連中が権力に興味を示すとでも?



ヴァレリア可哀想..............



ちなみにヴァレリアを呼んだのはロドリックである。

彼は馬鹿(アルバート)を昔から知ってるが故に、問題が起きる前にヴァレリアを伝達用の魔道具で呼び出していたのだ。

事前にネットワーク繋がってるなんて用意周到だね。

自分の息子がマッスル皇帝国の皇太子に喧嘩を売ったと知った時のヴァレリアの顔と言ったら。

本当に可哀想としか言いようがない。



馬鹿(アルバート)も流石に状況を理解したようだ。

どんな状態かって言うと.........あぁ、漏らしたね。



もはや何も分かってない人間はたった一人になってしまった。




アーサー「え........俺は別に.......戦えればそれで..........」



バトルジャンキーにも程があるだろ!!

コイツが皇太子でいいのかマッスル皇帝国!?

だが、土下座しながら頭を地面に擦り付けるバロック親子にオロオロするアーサーを見て、セレスティアはクスッと笑みをこぼした。



セレスティア(もう.......本当に、頼り甲斐があるのかないのか分からない人だわ........)




恋は盲目とはよく言ったものだ。

その後、バロック親子の謝罪はルシウスが捌き、馬鹿(アルバート)は“せっかくだから鍛えてやろう”という善意100%の脳筋皇太子(アーサー)によって引き摺られていった。



え?



ユリウスがどうなったかって?



まだ気絶してるよ。

今医務室でスヤスヤ寝てる。






そんなこんなで馬鹿(アルバート)がどうなったのかと言うと.......それはまた次回!!

作者です!!



アルバートは果たしてどうなったのか、そしてついに始まる舞踏会!!


そして久しぶりにエイトとアイリスが登場!!



次回!!「第十九話 舞踏会編4」よろしくお願いします!!

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