結局、日本のジャンクフード文化が最強チートだった説を検証
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パプリカ王国の教会。
ふつうの中世ヨーロッパ風の世界なら
十字架があるべき場所に、大剣がかざられた変わった教会だ
なんでも大昔の英雄がつかってた大剣らしい
この世界の剣とか武器には神様が宿ると考えられてて
歴史に名前が残る英雄がつかってた剣なんかは
死んだあと信仰の対象になったりするらしい
英雄の剣には、それだけ凄い神様が宿ってるって考えだな
ある意味、理にかなってるかも。
だから、この世界には英雄の数だけ宗教があり、信仰がある
スティーブ・ジョブズが死んだあと、
ジョブズのつかってたスマートフォンを御神体にして新興宗教はじめるみたいなもんかwwww
いや、意外とイケるかも
ベンチャー企業で成功を目指す若者ばかり集まったカルト宗教。ムシズが走るくらい意識高い系の教義。
で、俺の目当ては英雄教の教会そのものじゃなくて、そのとなり。
戦災孤児とか捨て子が生活する孤児院のほうだ
孤児院のひろい庭
孤児院そのものは千人ぐらい生徒のいる小学校くらいの大きさだ
俺が顔を見せると
マサムネー!マサムネー!
と叫びながら子供たちがむらがってくる
ふっふっふっ……無知なガキどもにも俺のあふれ出る魅力は伝わってしまうのだな
俺の身体によじ登って、頭にかぶりついてくる女の子
足にかぶりついてくる少年
ギャーーーーーーーーーーーーー!!
ウォーキング・デッド!巨大孤児院編!!
アンパンマンがここの孤児院に訪問したら秒で食べられちゃうぜ、きっと
胴体までイカれるね、きっと
ところでアンパンマンの胴体ってアンパンなのか?
お人好しの王様が、国中の孤児をみんな保護してしまうもんだから、
ここの孤児院は子供たちで超満員
税金もあんまとらないで、こんな慈善事業ばっかりやってるから船も作れないんだな、この国は
で、貧乏な国の予算じゃ食費もあんまり出せないってんで
ここの子供たちはいつも腹をすかせてる。育ち盛りだし。
じゃが、ワシに食いつくのはヤメい!!
なんとか腹をすかせた子供たちをなだめすかして庭に正座させると
異魔神ポケットからカップラーメン入りのダンボール箱をどんどん取り出す
魔法で出現させた大鍋にキレイな水を入れて、
こちらも魔法の炎にくべる
なにか、ショーでもはじめたのか?と目を輝かせてる子供たち
子供たちに、かやくの入れ方とか説明するのがめんどくさいので、最初っから具もスープの粉も麺にまぜてあるタイプのカップ麺をえらんでおいた。
念力で、フタをぺろりと半分ひらいたカップ麺を子供たちの前に置いていく
すぐ手にとって、かじりつこうとする飢えた野獣たちを制止する
「お待ち!!」
お湯が沸騰していく
ここでちょっと、サービス精神を発揮
お湯を、
念力をつかってカップ麺の容器にうつすとき、
空中を浮遊するお湯のかたまりを動物のかたちに加工する
ウサギさんとか、ゾウさんとか、トラさんのカタチをしたお湯のかたまりが、
躍動感たっぷりに空中を走りまわってから子供たちの前のカップ麺につぎつぎ飛びこんでいく
歓声をあげる子供たち。
ちと、サービス過剰やな……。異世界でディズニーシーでも始める気か、俺は……。
「お待ち!!」
また、カップ麺の容器にすぐかぶりつこうとする飢えたキッズどもを制止する。
わりと、言うことは素直にきく子たち。




