ニャンコ眼鏡ッ娘ロゼッタの異能
「お城を建て直すから……ちょっと手伝って」
なんか、メガネっ娘メイドに
普通に手を握られた
そのまま連れて行かれる
でも、なんかドキドキしないぞ
なんでだ?
女の子と手をつないでドキドキしないなんて変だ
熱でもあるのかな?
それにやけに温かい手だな
メガネっ娘メイドの手を見てみる
って!めっちゃくちゃ猫の手、してますやん!!
毛がふかふか!!肉球がきもちいい!!
ドキドキを圧倒してやまない、このほんわか感!猫の手最強!
でも、俺に何を手伝えと言うんですかな?
わたしは華の無職!
大工の経験なんて皆無ですぞ!
城を一望できる高台に連れてこられた
「じゃ、やっちゃって。ほら」
メガネっ娘メイドは城を指さす
巨人の猛攻で半壊したお城を。
「は?なにを?」
「だーかーらー!あの城、跡形もなくふっ飛ばしちゃって」
「はーーーーー!?」
「もう、みんな避難したよねー!?」
おーう!
かけ声がかえってくる
「じゃ、やっちゃって」
いや、やっちゃってって言われてもだよ?
「ん〜?それにしてもキミって」
メイド服のメガネっ娘、ロゼッタは、きゅうに俺の首筋に鼻をあててきた。
「…………変な匂いがするねぇ」
うわぁああああ!
変な匂いがとか言いながら鼻をどんどん押しつけてくる
入る!顔が服のなかに入る!
「魔神の墓でも荒らした?」
ちょっとムッときた。
ムッときた勢いのまま、
爆発系の最下級魔法を唱えた
最上級なんて唱えたら、あたり一帯が吹っ飛ぶ可能性があるから
どがーーーーーーーーん!!!
ハリウッド映画のラストシーンばりの大爆発
城があった場所には、
平らな空き地だけが残った
あちゃー、どうすんのよ。あれ。
知らんもんね。
言われた通りにやっただけだもんね。
「ひゅー!やるじゃん。基礎魔力だけで最下級魔法をあんな威力にするなんて!」
メガネっ娘ロゼッタはなぜか腰につけるタイプのバッグをまさぐってる
中から、赤ん坊の頭くらいのサイズの
きらきらと光る、種みたいなものを取りだした
「次はわたしの番だね!ここで見ててー!」
そう言ってロゼッタは城の跡地にかけだした。
「あてっ」
また転んでる!
ああいう子みるとアタシほっとけないの!
↑↑
なぜオネエ口調
さっきまで城があった空き地
真ん中につくと
ロゼッタは手にもったキラキラ光る種を
丁寧に植えた
最後、ぽんっぽんっと地面を肉球で叩くと
こちらに走り戻ってきた
「注目!ちゅーもーく!」
ロゼッタは猫の手で空き地をしめす
空き地の地面が、
ふわーーーん
と光りだした
なんだ、あれ!
地面から、なにかが生えてくる
消しゴムを溶かしたみたいな灰色の物体
地面から生えたそれは
みるみるうちに伸びてく
成長してるんだ、どう見ても!
見上げるように巨大に成長したそれは、
だんだんと形を整えて
色もはっきりしてきた
それは、城のかたちをしてた
数分後には
なにも無かったはずの空き地に
出来たてホヤホヤ、
新品の城が完成してた
ピッカピカのNEWお城だ!
「へっへーん」
思いっきり鼻高々のメガネっ娘
「あれがロゼッタの異能。
ロゼッタは、万物の種を創造する異能の持ち主なんだ。
ロゼッタがその気になれば城だけじゃなくて都市そのものだって種から作る事ができる。
1度コピーしてSEED化さえしてしまえば。
建造物だけじゃなく、生き物さえもね」
いつの間にか勇者がそばにいた。
すみません。話のほとんどが理解できませんでした。
声が、女の子みたいで可愛い〜としか思ってませんでした。すみません。
ただのメガネっ娘じゃねえって事だけは分かりました。はい。




