英雄の記憶 遺伝子学園の授業は過去のリアル戦争 その75
このたび、『魅力無双』コミカライズ版 第13巻がピッコマにて先行配信スタートしました。
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最新13巻ではニャンコ先生の異能【万物の種】が初披露されています!
ぜひぜひチェックしてみてください!
1、2話目無料、最新話まで【待てば無料】で読めますので、良かったらコミカライズ版もよろしくお願いいたします。
(^^)/
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一限目の英雄個人史の講義(ある英雄の人生を深く掘り下げて、その生き方を学ぶ授業)を終えたあと、
バルバのお嬢、ユーリ、マリエを招集して、みんなと学園内疑似ギルドでパーティー登録をすることにした。
クラブ活動や課外活動を管理している事務室が入った棟、
そこに疑似ギルドの事務所も入っていて、
クエストを受注したり、報酬のタラントを受け取ったりできる疑似ギルドのカウンター、ここで新規パーティーの登録を受け付けている。
ミヤコのゲットした英雄偉人カード、これらをパーティー内で共有使用できたら、かなり便利で戦術の幅が広がるからな。
《これからもミヤコにたかる気満々ですね》
俺は、おねだり王になる男ですから。
《開き直った》
申請書類にパーティーメンバーの名前を全員分、記入。
これをギルドの受付カウンターに提出して、学園のデータベースに登録が完了すれば、俺たちは仲間として正式認定された事になる。
ミヤコから、順番にパーティー名簿に名前を書き込んでいく。
「パーティー名はどうするニャ?」
最後に記名したニャンコ先生がそう訊ねてくるので
「そうだなぁ~
『ミヤコ様バンザイ団』
ってのはどうかな?」
なぜか、みんな一様に顔をしかめている。
《マサムネさんのネーミングセンスの無さは折り紙付きですからね》
うるせ。
ミヤコが、なにやらカキカキと紙に書き込んだ。
そして、その紙を見せてくる。
『マサムネおパンツ団』
なんのこっちゃい?
《パーティー全員、頭にマサムネさんの脱ぎたてブリーフでも被るんですかね?》
どこの国のカルト信者さんスか?それ。
「それはミヤコだけでしょーニャ」
バシッ
右手の肉球でミヤコの頭にツッコミをいれるニャンコ先生。
《ツッコミというよりただの猫パンチ》
今度はリムルルが、低身長者用の台に乗りながら紙になにかを書き込んでいる。
『マサムネ、アレ食べてい~い?団』
なんで名称が疑問形なんだよ?
《リムちゃんはとにかくお腹が空いているんでしょうね》
今度はバルバのお嬢がカウンターの用紙の前に立ってペンをとった。
カリカリカリ…………
新年の書き初めみたいにそれを見せてくる。
『GGG団』
「ほぉ~。これは良いニャ。なんかシックリくるニャ」
ニャンコ先生が肉球で拍手した。
「いいですねぇ」
ミヤコもうんうん頷いている
バルバのお嬢は照れていた。
《マサムネさんの遺伝子位階をチーム名にしたんですね》
「良くねえよ。なんで俺がメインになってんだよ」
あくまで生徒会長になるのはミヤコなのに俺が目立ってどうするんだ?
《本気で《《あの》》ミヤコが生徒会長になれると思っているんですか?》
ここに誰よりもミヤコを信用していない女がいた。
『マルサの女』ばりに疑いの眼差しを向けている女がいた。
当のミヤコは、疑似ギルド内の風景に見惚れてポワーンとした顔をしていた。
大賢者やら、英雄王やらの遺伝子はミヤコの体内でなに遊んでいるんだろうか?
結局、新パーティーの名称は『GGG団』に決定してしまった。
なんか、ポケモンの劇場版アニメに出てくる悪者の団体みてえな名前だな。
《『回春マサムネおパンティーズ』よりはマシでしょう?》
そこまで酷い名称だったっけ?
そして、俺たち新パーティーの仲間たちは、手に入れた英雄遺伝子カードの効果を試すべく、グラウンドに向かった。
英雄のゲノムカードを装着することで、どれだけ能力がアップするのかを確認するために。




