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英雄の記憶 遺伝子学園の授業は過去のリアル戦争 その74

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『魅力無双』コミカライズ版 第12巻

2024年9月15日よりピッコマ様にて先行配信スタート!!

https://piccoma.com/web/product/153021


最新12話では無表情系ツンデレ美少女レナが初登場します!


コミカライズ版のレナの姿をぜひぜひチェックしてみてください!

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さんざん悩んだ末に俺がチョイスした3枚の英雄カード。



それが以下の3枚だ。




《マサムネさんの性癖や変態性や拭い難き偏見が反映された3枚です》





そんな事はありません。



そんな重い意味はぜんぜんありません。





1.


【炎の白魔術師 ディケンズ=ニコル ワーズワース】



遺伝子位階 S+



遺伝子ポテンシャル 12650



価格 12000000 タラント




その英雄は純白の炎を操る、大賢者の風格をまとった老人だった。


髪の毛から服装まで真っ白で、美しい白髪を背中まで伸ばしている。





《おじいちゃん天使って感じの見た目ですね》




ビックリマンチョコにでも出てきそうだな。




カードの色も、プラチナで、虹色の光沢を帯びている。




2.



【古代王墓の祭司長 大死霊使い(ネクロマンサー) アンドレア・ヤヤ・ヌワバ】


遺伝子位階 S


遺伝子ポテンシャル 8260


価格 9200000 タラント



巨大な、ピラミッド風の墳墓の奥深くで、怪しげな儀式を執り行う長身の黒人男の姿がホログラム映像に映っている。


男のまわりにいる、特殊な加工を施されたミイラたちが、つぎつぎに生命を宿して甦っていく映像だ。




《死霊を甦らせて使役するタイプの英雄・偉人ですか》




どちらかというと悪役系の能力って感じがするけどな。



これまたプレミア感満載のプラチナカラー。




3.



【伝説を継ぐ者 三代目勇者 ローゼタシア・アルデバラン】


遺伝子位階 S+


遺伝子ポテンシャル 26770


価格 15000000 タラント




『勇者』にしてはちょっとヤンチャそうな風貌をした、不敵な笑みを浮かべた青年の映像がホログラムのなかに映っている。


氷属性、氷結系を得意とするのか、その青年が伝説の勇者の剣を振るうたびに、その剣影の形に壮大な氷の彫刻アートが発生していた。





《アナと雪の女王みたいな勇者ですね》





うん、そのたとえ、ネズミさんの会社から訴えられそう。




勇者の英雄遺伝子は特別扱いなのか、


プラチナカードのなかでも特別な光沢を帯びたカードだった。




《キラキラ加工されていますね》





俺がチョイスしたのは以上の3枚。


この、超高額にして高スペックな3枚の遺伝子カードだ。




《以上の3枚の英雄カードから判明したマサムネさんの性癖。


それは、マサムネさんは『男好き』ということです。


それも『重度のオジサン好き』ということです》




英雄偉人なんて9割がたオッサンじゃろがい。



てか、女性英雄ばかり選んでも、それはそれで絶対に何か言うじゃろがい。





《でも、さすがのミヤコちゃんでもこれは予算オーバーじゃないですか?


ちょっと値段を気にせずに買いすぎじゃないですか?》




とりあえず受け付けのレジに行ってカートに登録した英雄カードの支払い手続きをしてみる。




すると、レジに立った受付嬢のお姉さんが、にこやかな表情で




「お支払い名義はミヤコ様ですね。


お客様、お客様はご先祖クレジット機能をご利用いただけますが、ご使用いたしますか?」




「くれじっと?」




ミヤコはポワンとした顔をしている。




「ええ。お客様のご利用限度額は10億タラントです」




俺は思わずズッコケていた。




「なんでお前だけクレジット機能まで利用できるんだよ!!!!?


ご先祖様クレジットってなんだよ!!!!!?」




しかも、10億って。


孫正義のクレジットカードですか?




《圧倒的な優遇措置。格差社会ですね》





「ちなみに俺はクレジット機能、利用できるのか?」




俺が話しかけると、途端に笑顔を消して能面のような顔になる受付嬢。




「ええ。遺伝子位階に応じて一定の額のご利用が可能です」




いま、この受付嬢のなかで人格が交代しましたか?ってくらい声色から愛嬌が抜け落ちている。




「お客様のクレジット限度額は………」





空間に浮かんだ情報を手早く操作すると、





「5タラントです」





『地球人のゴミ』みたいな戦闘力クレジット!!!!!




なんか、あとあと怖いのでこのクレジット機能は極力、使わないことにした。


今回の支払い不足分を埋めるだけに留める。




《あとで負債を払えなかったら何をられるか分かりませんしね》






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