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神父と白い野獣  作者: あともす


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「神父と白い野獣」登場人物まとめ

現段階の主要人物をまとめてみました。

活動報告に投稿した登場人物まとめです。

【第一章の主な登場人物】

●アーサー・ドミニク・クロムウェル Arthur Dominic Cromwell

 サマセット伯爵フレデリック・オズワルド・クロムウェルの私生児で現在はランカスター男爵領アッシュワース村で人質生活しつつカトリック司祭(神父)をしている。この時代には珍しい思想強めの博愛主義者の狂気ピュアでウルフには『不良神父』と呼ばれている。

 好物は蜜たっぷりのハチの巣で自分が責任者をしてる養蜂施設からよくちょろまかしていて、読書しながら食べるのが趣味で、養蜂が人生と言い切る。

 父親から唯一貰ったペットのハヤブサのノヴァ(メス)をとても大事にしており、心の拠り所に一つ。

 知識不足でハヤブサと鷹の区別や食性をよく知らないので、鷹狩でウサギやイタチを狩りたいのにハヤブサのノヴァが小型の鳥しか狩ってこないのが小さな悩み。

 趣味の養蜂と読書の他、鳥の羽を加工して羽ペンなどの小物を制作するのも好き。

 夜に自室を抜け出して貴族や聖職者の間では好まれない肉体の鍛錬に励んでいる。

 アーサー自身は知らないが、アーサーの存在が色んな人の人生を狂わせている。

<<常に何も知らない男、アーサー。>>

挿絵(By みてみん)


●ウルフ(本名は現時点で伏せられてる)

 アッシュワース村の端の森に流れてきた、肌も髪も白く瞳が赤いアルビノの流浪人で、実はケルトの末裔のウェールズ人。怪しい風体のわりに学があり出自が侮れない。自分の事を他人にあまり語らないので、詳細な過去の経歴は不明。

 誰にも話していないが過去にウェールズで辺境伯をやっているフィッツアラン子爵と因縁があり、非常に恨んでいる。

 若い頃から戦争への参加経験がある。白い髪をごまかす白い毛皮のフードを被り、赤い目を隠す遮光器を首から下げ、腰には主力武器である小型のウェルシュフックとハンティングナイフを下げている独特かついかつい装備をしている。

 彼が纏った知らない文化の匂いと人生経験豊富そうな雰囲気が、狂気ピュア『不良神父』アーサーにの琴線触れたらしく、粘着された結果静かな暮らしがしたかったのが崩壊した。

挿絵(By みてみん)


●エレイン・アン・アトウッド Elaine Anne Atwood

 アーサーの母で、教会でアーサー付きの使用人をしている。

元商人の娘で、城の使用人時代にアーサーの父によってお手付きにされて身ごもった。

 過去のことはあまり語らない寡黙な女。

 人質として敵地で生活する息子アーサーを不憫に思っているせいか厳しくなれずに甘い母親になっているところがある。

 教会に勤めてる元貴族の女使用人マーサに私生児を生んで伯爵を汚した女として蔑まれてキツく当たられがち。


■補足

 中世の貴族社会では、高位の立場になるほど身分を超えた結婚は難しく、正式な婚姻関係にない女性との間に生まれた子は、基本的に庶子として扱われました。

 また、その母親も、貴族の血筋や家名を汚した卑しい存在として白眼視されやすく、未婚のまま子を産んだ女性は、身持ちの悪い、道徳的に堕落した女として扱われることがありました。

 さらに、アーサーのような「ご落胤」の立場は、存在そのものが貴族である父親の汚点となり得ます。そのため、エレインは表立って母と名乗ることができず、対外的には伯爵令息アーサーの「養い親」「名付け親」という名目で、そばにいることを許されています。

 誰もがエレインとアーサーが実の親子であることを察していますが、あくまで対外的に「養い親」と「伯爵令息」という体裁を保つ限り、見なかったことにしてもらえる。二人はそんなギリギリの状況に置かれています。

 もし彼らが開き直って実の親子を名乗ったり、そうと分かる振る舞いをしたりすれば、親子共々、風紀を乱す存在として扱われかねません。その場合、村の治安を預かる代官トーマスは、彼らを取り締まらざるを得なくなります。

挿絵(By みてみん)


●ルーシー Lucy

 アッシュワース村の孤児。

 親が居ないため、まだ幼いながらも大人に交じって働き、一人で生計を立てている少女。

 亡くなった養い親の影響で野草や薬草の扱いに詳しく、教会の敷地にある診療所では薬の調合を手伝える貴重な働き手として重宝されているが、立場上、理不尽な扱いを受けることも多い。

 流浪人ウルフが村に流れて来てからは、彼を恐れた村人たちに森での野草採取を押し付けられ、一人で作業させられている姿をよく見かける。

 アーサーやアリスと仲が良いが、孤児という下層民であるため、貴族令息のアーサーと会う時は人目を避ける必要がある立場。

 そういった複雑な事情から、一時期は自主的に村の中から離れ、ウィンドル川の川下にある湿地帯へ住居を移していた。だが、シスター・マーガレットが防犯上の観点からも気を利かせて教会に掛け合った結果、診療所で寝泊まりできるようになった。

 村にとって有用な「薬草を扱う技能」を持っていることも、その判断を後押ししている。

挿絵(By みてみん)


●アリス・ベアトリス・ミルナー Alice Beatrice Milner

 村の上役である粉挽き職人ミルナー家の娘。

 少女ながら勇気と根性と覚悟がある子。

 アーサーとは幼馴染で、身分差があるルーシーよりも気軽に彼と一緒に居られる。

 ルーシーのことは妹のように思っているが、一人で生計を立てているので一人の大人として尊敬している。

 アーサーとルーシーがウルフが関わるのを最初は危険だと反対していた。

 基本的には親の粉挽き小屋の仕事をしているが、忙しい親の代わりにアリスが教会で賦役ふえきをしていることも多い。

 賦役とは奉仕作業のことで、信徒の義務とされている。

 読み書きが出来るため、アーサーの事務仕事もよく手伝っている。

挿絵(By みてみん)


●ピーター・フィンチ Peter Finch

 アーサーが所属する聖ヒュー教会教区書記としてクロムウェル側の人間としてアッシュワース村に来ている。アーサーの公私にわたる補佐と、教育係(兄のような関係性)の役割を担っている。

 あくまで『にいや』のポジなのでアーサーに対してちゃんと指導もするし怒ると怖いけど、本当に厳しいかは微妙。

 孤児ルーシーとアーサーが身分を超えた友人として仲良くしてもあまり問題にならないのは、ピーターの助力も大きい。

 ※活動報告限定裏話あり

挿絵(By みてみん)


●トーマス・バートン Thomas Burton

 ペンストレイト領アッシュワース村で代官をしており、アーサーに対するペンストレイト側からの教育係を任されいるが、代官になるきっかけを作り、前職の出世の邪魔をしたアーサーを恨んでいるのでついキツく当たってしまう。

 私生児のせいか、貴族の自覚が薄くて品位を気にせず自由奔放でいたがるアーサーに悩まされてイライラしている。

 根はまじめだが、現在は分かりやすく悪代官。

 だが妻のヘレナが貴族の出のせいか高潔で、格好悪い事(不正を含む)が嫌いなので、黒いことや悪いことは出来るだけ妻の目を盗んで行ってる。

 そのせいでバレちゃまずい奴にバレなきゃいいのだの精神へと突っ走ってしまった。自分の恩人であるペンストレイト男爵からの評価と社会的評価が何より大事。

 ※活動報告限定裏話あり

挿絵(By みてみん)


【その他】

●サイモン・ジョン・ミルナー Simon John Milner

 粉挽き職人で村の上役。アリスの父。

 中世ヨーロッパにおける粉挽き職人は食と金を司る場所のため村人からは敵意を向けられていることが多く、飢饉の際に真っ先に焼き討ちにあってしまうこともある立場。

 アッシュワース村では村長や代官などの村の有力者としては五本指に入る地位。

 代官トーマス・バートンには粉挽き職人の世間的な印象の悪さを引き合いにされて弄られたりと、常に煮え湯を飲まされている。


●エディス・メアリー・ミルナー Edith Mary Milner

 アリスの母。ミルナーの妻。さっぱりとしていて明るく、優しい女性。

 アリスとルーシーに対して、分け隔てなく接している。


●シスター・マーガレット Sister Margaret

 教会の敷地内にある診療所の監理者。

 アッシュワース近郊の聖ブリジット女子修道院に所属しており、修道院から診療所へ派遣されている。修道院までは村から馬車で半日ほどの距離があるため、実際には村に常駐している。

 診療所を始め、村内で懸命に働く孤児のルーシーを気にかけている。ルーシーがアーサーとの関係を気にして自主的に川下へ住居を移した際は、せめて安全に寝泊まりできるようピーターに相談し、診療所で寝起きできるようにはからった。

 体裁上、ルーシーは診療所付きの下働きとして、診療所内で寝起きしていることになっている。だが実際には、マーガレットが暮らす教会付属の小部屋で、彼女の監督下に置かれながら共に生活している。

人物まとめは定期的にやる予定です。

出番の少ないサブキャラにも裏話があったりするので、活動報告を活用して楽しんでもらえたらなと思っています。

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