42話「クラスの自己紹介」
「では皆様。提出なさいましたね。ではこれでこの授業を……はっ!私としたことが。皆様の自己紹介を忘れておりましたわ。ではこの列から順番にお願いします。」
ジルレーナはようやく思い出したようだ。
「私はセレナ・フォン・ラインハルトですわ。ラインハルト侯爵家の長女ですわ。」
ロングの銀髪にエメラルドグリーンの瞳を持った令嬢だった。どこか知的で儚げな感じだ。
「俺はレオン・フォン・ヴァルハイトだ。家は伯爵家だ。」
鮮やかな金髪にオニキスの瞳を持つ美少年だった。
「私はレイン・ミラージュです。家は仕立て屋をしています。」
アッシュグレーのミディアムにライトグレーの瞳の女の子だった。いかにも鉄の女のような感じがする。
「私はクロエ・フォン・ベルガモットですわ。ベルガモット伯爵家の次女です。」
チェストナットの髪にアンバーの瞳を持つ可愛さ全開のご令嬢だった。
「僕はジュリアン・フォン・ローゼンバーグだ。ローゼンバーグ侯爵家の嫡男です。よろしくお願いします。」
ゆるいウェーブのプラチナブロンドにルビーのような瞳を持つ男の子だった。いかにも紳士的である。
「テオドール・フォン・メルクリウスだ。一応家は伯爵家。」
黒髪にダークブラウンの瞳だった。少し近寄りがたい。
「私はエレナ・フォン・ソルシエールですわ。ソルシエール子爵家の長女ですわ。」
ハニーブロンドの髪にライトグリーンの瞳をしていた。しっかり者で頼りになりそうだ。
「俺はバーク・フォン・アイゼンだ。」
目も髪もヘーゼルだった。アイゼンといえば騎士の家系のはずだ。
「私はリンネ・クローバーです。父はローゼンバーグ家の護衛騎士団の副団長をしています。」
リンネの父は騎士をしているらしい。ローゼンバーグ家は超実力主義なので、副団長ということは相当な腕だろう。
「私はプリシラ・フォン・ヴァルプルギスですわ。」
とても気が強そうなご令嬢だ。黒髪を縦ロールに巻き、トパーズのような瞳が輝きを放っている。
「僕はアルフレッド・オーウェン・ブライアン・テーリアだ。テーリア王国の第二王子だ。少々病気がちなので世話になるかもしれない。」
アルの番だ。ハキハキと喋った。
「僕はアレン・フォン・シルヴァスターです。シルヴァスター伯爵家の次男です。」
ライトブラウンの髪にハニーの瞳を持つ優しそうな人だった。
「ロザリー・フォン・モンタギューですわ。私はモンタギュー侯爵家の長女ですの!」
ピンクゴールドのストレートロングヘアに若葉色の瞳の令嬢だった。
「俺はニコラス・フォン・チェスターフィールドだ。チェスターフィールド伯爵家の長男だ。」
アッシュブラウンの髪にツリ目のライトブラウンの瞳。少し怖い印象だ。
「ウエンディ・フォン・リベリアですわ。リベリア子爵家の一人娘です。」
モスグリーンの髪に漆黒の瞳のご令嬢だった。リベリアといえば豪商。セルリア皇国との貿易で富を築いた家だ。
「私はエメライン・ローズ・キャロライン・テーリアですわ。テーリア王国第三子で第一王女ですの。アル……アルフレッドとは双子ですわ。私も少々病弱なので皆様にはお世話になりますわ。」
エマの番だ。教室をぐるりと一周見渡し、自己紹介をした。
「トリスタン・フォン・シャドウゲイトです。子爵家の長男です。」
ウルフカットの黒髪にオブシディアンの瞳の男の子だった。
「ハルト・クロスファイアだ。家は魔術師と商人をしている。」
赤と黒のツートーンの髪にコッパーの瞳の男の子だった。
「私はクラリス・フォン・ハルモニアです。家は男爵ですわ。」
綺麗なフラックスの髪を大きなピンクリボンで結び、目は上品なオーベルジーヌだった。とっても可愛い。
「俺はレイノルド・フォン・ジークフリートだ。侯爵家の長男だ。」
オールバックの白金髪にゴールドの瞳。ジークフリート家は優秀な魔術師を輩出している家系だ。
「私はソフィア・フォン・ハルデンベルクです。ハルデンベルク子爵令嬢ですわ。」
フォレストグリーンの髪に濃い緑色の瞳をした儚げな女の子だった。
「僕はユーリ・フォン・フロストです。僕はフロスト子爵家の次男です。」
アイスホワイトの髪にアクアの瞳の男の子だった。氷のような雰囲気だ。
「私はトリス・フォン・アンバーです。アンバー辺境伯爵家の娘です。」
アンバー辺境伯家は代々魔物進行からテーリアを守ってきた一族だ。オレンジブラウンの髪にアンバーの瞳を持つ女の子だ。
「オーガスト・フォン・クレイモアです。男爵家の令息だ。」
短髪の黒髪にダークブラウンの瞳をもつ人だった。
「カトリーヌ・フォン・ボナパルトですわ。伯爵令嬢ですの。」
濃いヴァイオレットの夜会巻き風の髪に、冷徹な黒眼だった。
「僕はセドリック・フォン・ギルフォードです。伯爵の次男です。」
綺麗なシルバーグレーの髪に、冷静なダークグリーンの瞳。ギルフォードといえば、僕達の父ヴァルドの母の生家だ。僕達と再従兄弟ということか。
「私はミーシャ・ニードルです!」
明るい茶髪に黒い瞳の子だった。
「私はマクシミリアン・フォン・ブロッケンです。侯爵家……一応当主です。今後ともよろしくお願いします。」
焦茶髪にイエローオークルの瞳。美丈夫とはこのことだろう。まだ8歳らしいが、昨年父である前侯爵が病で亡くなり、今はオフィーリアが後見人としてついている。領地は王家の預かりとなっているはずだ。
「ラウラ・フォン・シュミットですわ。子爵令嬢ですの。」
艶やかな黒髪のストレートに鋭い金眼だった。
「自己紹介は全員言いましたね?このクラスのメンバーは最終学年まで変わりません。皆さんで仲良くいたしましょう。本日は以上です。各ご家庭でお帰りください。」
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