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母へ  作者: 火水
24/25

閑話休題 兄の事

亡くなった母には、お産で亡くなった子どもがいます

私の兄です

私は、帝王切開で生まれておりますが、

その母子手帳に『小骨盤』と、書かれています

昭和の頃、母より身長の低かった祖母は

8人の子を成したそうなので、それはもしかしたら、関係ない事かもしれません

  

1人目の子を身ごもり、出産に向けて幸せな時もあったのでしょう

しかし、普通分娩は危険だという医師からの判断があったのに

普通分娩を強行しようとしたのは、父方の祖母でした 

結果、鉗子分娩まで施してくださった医師の力虚しく、

兄は亡くなりました

母は、ぷりぷりした兄のお尻と

「ううん」

という、兄の声しか聞けなかったそうです



兄に戸籍はありませんが、

兄のお墓はあります


そこに、父も眠っています




とても、昔の記憶なので

真偽は分かりませんが、聞いた話では


産まれてすぐ亡くなった兄は

母から離され、父の母方の祖母が一晩中抱いていたそうです

昭和の頃のお話です


お墓の区画整理?の様な事があったのでしょうか


『ここら辺に埋めた』とばかりに、土を掘り返し

見つかった本当に、小さな白い骨と、赤い『何』か


そして、母の慟哭


あれは何だったのだろう? 

父の時には何事もなく終わった納骨の日


墓石を退け、母の納骨の日に

その赤い何かは出てきました








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