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絶対恋愛マニュアル  作者: 高取クロ
絶対恋愛マニュアルって?
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(4)

「わかりました。お願いします」

あたしは即答した。


「おいおい、そんなに気安くOKしていいのかいお嬢ちゃん。結構、きわどいアドバイスとかもあるかもしれないんだぜ」


「きわどい?」


「この時点じゃまだ分らないけどよ。状況によってはヤバいアドバイスとかもありなんだぜ。まあ、それも含んでゆっくり考えなよ」


「いえ、大丈夫ですから。あたし、何でもやりますから」


「はーん。見かけによらず芯は強いってか。いや、鉄面皮ってところなのかな。ま、いいだろ」

サバサバと本のオバケが言う。


「あの、あたしが好きな人とかそういうのは聞かないんですか?」


「どうして?」


「どうしてって……、やっぱりそういう情報は必要なのかなって」


「おいおい、俺様は本だぜ。お前さんは本を読むのにいちいち、自分の好きな人を宣言してから読むのか?」


「読まない……ですね」


「だろ。俺様は恋愛のアドバイスを送るだけで、縁結びの神様じゃないんだ」


「ああ、なるほど」


「そこら辺はよく肝に銘じておいて欲しいもんだな」


「はい、わかりました」


「よしよし、いい返事だ。俺様は素直な子は好きだぜ。で、お嬢ちゃんの名前は何ていうんだ?」


「ミクミです」


「ではミクミちゃん、レッスン1と行こうか」


そうしてあたしの絶対恋愛マニュアルの実践が始まった。

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