095 海中の第二エリア攻略 17
◇ ◇ 拠点エリア 280日目 ◇ ◇
「天空竜を討伐!? なんで!?」
なんか試練云々の話だったはずなのになんか妙なことになったんだけど・・・・・・
一体どういうことなの?
「うむ、天空竜殿は呪いによって汚染されておってのそれが原因で大暴れ一歩手前になっておるんじゃ」
呪いによって汚染って・・・・・・
呪いを解除するために最も重要な素材を持つ竜が呪いによって侵されてるって最悪だよ。
素材手に入れても使えるか怪しいもん。
「でもなんで討伐って話に?」
「さあの。そもそも討伐すると決まったわけではない。可能性は高いというだけでの。確かなのは素材を貰っておしまいということはないということだけだの」
討伐すると分かってるわけじゃ無いのね。
でも討伐という言葉が出てくる辺りワイズの視点ではそれ以外考えられない状態なんだろうね。
相当やっかいだよ。
「でも、討伐だとイティアの手を借りないでというのはどういうことなんだろう?」
イティアはかなり強いからね。
正直天空竜でも普通に討伐できそうだけれども・・・・・・・
「さあの。ワシはイティア殿を見ておらぬから分からぬ。もしかすると彼女はヴェルディートの類いなのかもしれぬの」
「ヴェルディート?」
そういえばどこかで聞いた覚えがある。
なんかイティアはヴェルディートだとか何とか・・・・・・
「ヴェルディートだとなんで駄目なの?」
「ヴェルデートは生命力に溢れた食材しか食べられずそれ以外は受け付けぬというやっかいな体質を持っておる。故に相性が悪いんじゃよ。生命力をむしばんでいく呪いと対峙すればヴェルディートは飢餓状態に陥る。飢餓状態になれば理性をなくし周囲の生命力に溢れるナニカを喰らい回復しようとするんじゃ。あとは想像付くの」
要するにイティアは暴走する可能性が極めて高い訳ね。
イティアが暴走すれば止められる人はいない訳だし納得いく理由だよ。
普通に平然と色んなものを食べてるようにしか見えなかったけどその辺はなんとかしてたんだろうね。
「そうなると必然的に私達で何とかするしかないわけね。でも試練といったのは・・・・・・」
「純粋に条件を満たしていないんじゃから詳細を話さなかっただけじゃろう。おそらくホムラ殿とコクウ殿以外はセクター殿の呪いに対抗できなかったのじゃろ?」
対抗できなかったね。
というか戦えてすら居なかった。
一方的に束縛されてたしね。
「そうだね。でも、そうなると代わりに提示した試練でどうやって呪いに対抗できるようになるのって聞きたくなるよ」
「それは深海に耐える身体をつくれば全身にエネルギーが回る。ちょっとの呪いであれば抵抗できるようになるからの。あとは都合が良かったというのもあるんじゃろう」
都合が良かったね。
私達が都合良く深海の竜の素材を求めてたからね。
なるほどね。
「天空竜を討伐するかはわからないけど戦うのはほぼ間違いない感じかな」
「じゃの。セクター殿が対処出来ない程の呪いじゃから呪いそのものが形となって襲ってくるの」
本当にやっかいすぎるよ。
イベント前にやらないといけないことが多すぎる。
「とりあえず、その辺のことはここから出られる目処が立ってから考えようか」
天空竜とか今考えても仕方ないしね。
とりあえず目の前のことを片付けていこう。
イティア「呪いは平気なんだけどね~」
シャウラ「まあ、イティアはヴェルディートによく似てるけど根本的に異なる正体不明の生き物だしね」
イティア「そもそも飢餓なんて平気だしね~心配するだけ無駄なんだけどな~」




