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086 海中の第二エリア攻略 8

 ◇ ◇ 第二エリア 海底火山 235日目 ◇ ◇


 私は時間を掛けて海底火山のそばまで前線基地を伸ばしていった。

 流石に第二エリアなだけあってそこまでの規模じゃないのにそこそこ時間がかかったよ。

 第二エリアの掌握はそれなりに時間がかかりそうだね。


 まあ、掌握のことはさておき海底火山を見ていこう。

 海底火山は結構大きい。

 ここのエネルギー設備が完成すれば燃料式のエネルギー設備を全て止めてもなお維持出来るどころか大幅に余るレベルのエネルギーが確保出来るだろうね。


 正直一つの海底火山だけでここまでのエネルギーを確保出来るとは思ってなかった。

 もっと小規模なのを予想してたからね。


『にしても、海底火山付近まで前線拠点が伸ばせるとは思ってなかったよ』


『亀裂の奥の方にあるからな』


 海底火山は巨大な地面の亀裂の奥底にある。

 ここが水深4000mなら火山本体は6000mといったところだろうね。

 相当深いんだ。


『これなら思ってたよりも楽に建設できそうだね。問題は・・・・・・』


『僕達の熱耐性だね』


『それと水圧耐性もな。厳しくない範囲の最大深度はまだ5000mといったところだしコクウ以外はあそこまで潜って活動できるかは怪しいぞ』


 だよね。

 どう見ても第二エリアの境目付近の最大深度よりも深そうだもん。

 流石に耐えれないでしょ。


『とりあえず、今後の目標は設備設置補佐に耐えられるように耐性獲得が急務かな』


『私はつり下げて下ろすための大型クレーンを作成するよ。君たちは海底火山の噴火とか警戒しつつ耐性獲得を目指していって』


『・・・・・・よく考えたら火山なんだし噴火の可能性もあるよな』


 噴火したらやばいことになるしね。

 予想よりもかなり大きな海底火山だし設置にはかなり苦労しそうだよ。

 

 私が近くまでいけてつり下げ方式で建設できなかったらかなりとんでもない難易度になっていたとおもう。

 少なくともオボロが一年くらい錬金術を本格的に学ばないと建設は不可能だろうね。

 だって、アイテムボックスに入る容量を考えると事前に作られた物を設置するというのはまず無理だからね。

 設置できても噴火すると消し飛ぶからね。


『かなり時間がかかるだろうけど頑張っていこう』


『まあ、灼熱の大地で僕達は役立たずだったしね。この機会に熱を克服しよう』


『セクター戦では俺達は役立たずだったもんな』


『再び灼熱の大地に行くのでござるから克服しても無駄と言うことにはならないでござる』


 まあ、ドラゴンを倒した後もう一度あそこまで行く必要があるしね。


『よく考えたら天空都市に向かうとなると高空での活動も出来るように色々と対策を立てた方が良いんじゃ無いか?』


『水圧に耐えれるなら気圧も平気だよ。それと空気の問題もここでの活動で大分問題なくなってるしね』


 既に水中の酸素を皮膚呼吸で取り入れる必要なくなってるわけだしとコクウが言った。

 そうなるとあの洞窟も今なら問題なく抜けられるんじゃないかな?

 海底の洞窟を抜けるのは割とギリギリだったしね。

 今なら長時間掛けても問題なく抜けられそうだよ。


『そういうわけで、海底火山にエネルギー設備の設置作業が出来るように修行していこう』


 そして、この日から長い戦いが始まった。

コクウ「多分一筋縄ではいかないだろうね」

ホムラ「噴火するだろうしね。多分拠点も何度か壊されるだろうし建設時以外は本拠点の方に戻ってるよ」

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