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079 海中の第二エリア攻略 1

 ◇ ◇ Sideオボロ 第一エリア 百五十日目 ◇ ◇


『よし、これでこの辺の水圧ならもう完全に平気だね』


『かなり時間がかかったでござるな』


『別に焦る必要は無いからな』


 それにちゃんとした耐性があっても時間がかかるのは目に見えてるからね。

 なにせ完全な耐性をもってるはずのアルターが一年近く攻略できなかったんだし多分第二エリアからはさらなる困難が待ち受けてる気がするよ。


『ところでコクウは第二エリアに行ったことある?』


 単独行動してたときがあったしその時に向かってたりするのかな?


『一応下見としてね。ちなみに第三エリアの存在も確認してる』


『第二エリアで終わりでは無いんだな』


 ホムラちゃんの生産スキルの試練は第二エリアまでだったから可能性はあったんだけどそうじゃ無いんだね。

 まあ、ホムラちゃん曰く生産スキルの上位の試練は浮遊島を渡って次のエリアに向かうことが大前提らしいしね。

 明らかに上位の試練なのにこの程度で終わるとは思ってなかったよ。


『ちなみに距離はどのくらい?』


『少なくとも日帰りできる距離では無いかな。そして最大深度が5000mくらいいってるよ』


 それはかなり厳しいね。

 ってことは第三エリアはそれ以上に深い気がするよ。


『それと第二エリアは途中から氷塊の壁で阻まれて円状ではなくなってるよ』


『どういうことでござるか?』


『つまり、探索範囲そのものが減ってるって事。壁に阻まれてるから実質第三エリアは最低でも二つ以上はあるのは確定だよ』


 無作為に円状にずっと広がっていくのかと思っていたけどそうでも無いんだね。

 探索範囲が狭まるのはいいけど戻るときにかなり大変そう。


『ってことは第三エリアから行くべき道を定めないといけない訳か』


『そうでも無いでしょ。というよりエリアが広くなりすぎたら探索が大変になりそうだとはホムラは以前から考えてたみたいだしなにかしらの対策は考えてると思うよ』


 確かに考えてたね。

 高速移動するためのアイテムとかね。

 そのうちちゃんとした解決手段を用意しそうだよね。


『それじゃあ、そろそろ出発しよう。第二エリアの攻略開始だよ』


 ついに第二エリアに入る。

 結構長いこと第二エリアに踏み込まなかったけどようやくだよ。

 私達は第二エリアに侵入して・・・・・・


『グホォ!?』


 レクトが変な声を上げた。


『あ、しばらくはこの入り口付近を泳ぎまくって水圧の変化になれる訓練をしないとね』


 どうやら以前から言っていた水圧の変化はこの地点からあるみたいだね。

 幸いにも変化は小さいらしいから即死する程では無いらしい。

 コレになれていってどんどん奥に進んでいくとのこと。


 まだ本格的な探索には時間がかかりそうだね。

 先にホムラちゃんが第一エリアを制覇する方が先かもしれない。

ホムラ「よし、そろそろ出来上がりそうだね。学習ペースも順調だしあと数日もあれば・・・・・・」

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