076 第一限界突破の試練 20
◇ ◇ 海中の拠点 百五日目 ◇ ◇
新海底拠点が完成して数日が経過した。
なんかじっくりゆっくりと過ごしてるよね。
正直気が楽でゆっくり過ごしていたいよ。
「まあ、そういうわけにもいかないんだけどね」
手に入れてきた燃料にも残量がある。
ずっとこのままでは居られないよね。
「さて、そろそろ私も動こうかな」
既に皆は休息を終えて訓練に入ってるしね。
みんながやってるんだし私も動かないと。
「とりあえず、エネルギーの生産設備のさらなる拡張は必須だよね」
スキル習得にはまだまだ出力が足りないしね。
そのためにも火山に設置するエネルギー生産設備の設計を行わないといけない。
以前作った火山に設置予定のエネルギー生産設備の設計は正直使い物にならないしね。
あれを簡略化させると生成されるエネルギー量が今の拠点と同等というところまでおちるからね。
正直それならオボロに色々と教えて改良型燃料発魔力機を以前作った洞窟に設置して貰えば良い。
そこそこ時間はかかるだろうけど火山に設置予定のそれよりも時間はかからないだろうからね。
それと以前思いついた無限にエネルギーを生み出し続ける装置の試作とかもしないとね。
あれができれば人手不足が解消するからね。
第二エリアの素材とかに期待かな。
「そんな第二エリアに挑むためにも装備を強化しないとね」
オボロの刀である朧月にエネルギーを注ぎ込みリミッターを外す。
あと他にもエーテルリキッドとか鉱石をコネクトリキッドでつなげてさらなる強化を施す。
よし、これで以前よりも遙かに強くなったよ。
あと、海中で使った後に毎回分解してメンテナンスする必要もなくなった。
海水でさびるから海中で使ったらすぐにメンテしないと駄目になるからね。
コレが無くなったから気軽に使えるようになったはずだよ。
「次はドルフィスの盾だね」
アクターメタルで小手に変わる特殊な武器だ。
これは改良する要素はほとんど無いかな。
もともと海に行くと分かった後に作り上げた代物だったしね。
まあ、アクターメタルと性質が似ている素材がないから大幅な改良は無理だったんだけどね。
いずれは見つけたいところだね。
そして次はコクウの槍だ。
コクウの持つ槍の欠片を更に投入して強化する。
コレで40%の欠片が投入完了かな。
欠片を加えても壊れないようにする以外は考える必要ないから一番簡単だよね。
シンプルに強度だけを考えれば良いだけだからね。
完全な形になってからようやく作り始められるって感じだしね。
「最後はレクトの弓だね」
とはいえほとんど解決策といえるようなものは見つかってないんだよね。
この場で完成させてしまうことはできない。
ちょくちょく改造を施して海中でもまともに扱えるようにしないとね。
「とりあえずリムの部分に刃をつけて近接戦闘も可能にしておこう」
解体ナイフをつかっていろいろするよりかは弓そのものに刃が付いていた方が良いでしょ。
魔力を込めれば刃が展開されるような仕組みにしているから間違って怪我したり傷つけたりする心配は無いようにしてるから大丈夫でしょ。
「とりあえず、ひとまず武器の強化は終わりかな」
あとはオボロ達が探索で色んな素材を手に入れてくれることを祈ろう。
せっかくだし、高速移動できる乗り物も作っておこうかな?
ホムラ「簡単な水中バイクみたいなものがあれば探索もはかどるでしょ」




