069 第一限界突破の試練 13
◇ ◇ Side オボロ 海底の拠点 七十日目 ◇ ◇
かなり時間がかかったけどようやくちゃんとした発魔力機が完成したよ。
正直かなり大変だった。
一日一回という制限が無くても一つ作るのに三日はかかってたからね。
一度作り直しになると全部最初から作らないと行けないから本当に大変だった。
おかげで錬金術の技術も結構上達してきた。
今なら小型の発魔力機が一時間で作れるよ。
「思ったよりかは早かったね。現地でのミスもカバーできるように厳しめで採点したつもりだったけどまさかこんなにも早くできるなんてね」
「二十日近くかかってるのに早いほうなのでござるか!?」
かなり時間がかかってる気がするけど・・・・・・・
「早いほうだよ。厳しめにやったから妥協なしだからね。動けば良いとかそんなレベルじゃ無いからね。魔力回路も小型のレプリカより扱いが難しくなってたでしょ?」
「そうでござるな」
そもそもレプリカの魔力回路とは別物だったしね。
そこまで複雑にはなってなかったけどね。
「まあ、エーテルリキッド自体が扱い難しいからね。水を操りながら合成して固めて魔力回路に仕上げていくという手順が必要だからね。小型ならまだ操る水の量も少なく済むけど大型だとかなり変わってくるよね」
そうなんだよね。
私が発見したエーテルリキッドの運用方法なんだけどそれが水中でコネクトリキッド合成することにより出来上がるというものなんだよね。
変形術を海水、コネクトリキッド、エーテルリキッドの三つ同時に扱わないと行けないというのがかなり難しい。
それに平行して合成術まで使わないと行けないのもね。
発見時にやってたみたいに適当に混ぜ合わせれば良いってものじゃないから難易度はかなり高いよ。
「ホムラ殿はいくつ同時に錬金技術を扱えるのでござるか?」
「100以上だね。104が最高だけどこれはあくまでも同時に使ったことがあるのがそれだけしかないってだけだからその気になればもっと行けると思う」
そこまで苦じゃ無かったしとホムラちゃんは付け加えた。
うん、四つ同時運用でヒイヒイ言っている私じゃホムラちゃんには追いつけないね。
もっと練習しないとだね。
「さて、練習は終わったしここからが本番だよ。洞窟作りに私の作った魔力回路プレートの設置とかしないといけないんだからね。ここからが大変だよ」
そうだよね。
一番大変なのはここからだよ。
拠点に受信する遠隔受信機は確実に届くように有線で繋ぐという形にするからその線の範囲内で作らないと行けないからね。
何カ所か見つけては居るけど果たして作れるのだろうか?
まあ、やってみないと分からないよね。
やれるだけやってみよう。
「洞窟づくりは崩壊しないか注意してね。プレート設置して空気を注入したあと一日おいて問題無さそうなら設置って形にした方が良いよ」
「分かったでござる」
洞窟作りってそんなに難しいのかな?
ホムラちゃんが簡単にこなすせいで難易度が全然分からないんだよね。
難しいものと簡単なものが端から見てるだけじゃ全然分からないから。
とりあえずやれるだけやってみよう。
最悪地形壊しても復活するからね。
試練の場所は一日経過すれば復活してるというのがけっこうあるしね。
破損してない人工物が設置されて始めて修復されないようになるわけだしね。
こういうのも考えていろいろと作って行こう。
ホムラ(水圧とか考えると崩壊しやすいんだけどね。ここの洞窟は私が定期的に補強してるから参考にして欲しくは無いんだけど言っても無駄だろうしね。実践していろいろと試行錯誤して覚えていって貰うしか無いかな)




