063 第一限界突破の試練 7
◇ ◇ 海底の拠点 十日目 ◇ ◇
さて、それじゃあ物作りを始めていこう。
まずやらないと行けないのは昨日コクウに指摘されたことだね。
エネルギーの確保は燃料式を作れば良いんじゃ無いかと言われたんだよ。
燃料式は空気の問題とか色々とあって出来ないと思ってたんだけど単純な方法で解決できた。
別の洞窟に作れば良い。
そこなら空気がいくら汚れようと関係ないんだから。
完全に見落としてたね。
なんでこんな簡単なことに気がつけなかったんだろうと思ったよ。
とはいえ燃料式は敷地面積の問題もあってそう多くはエネルギー生成出来ない。
私が拠点エリアから出られれば話は早かったんだけどね。
意外と広くないんだよね。拠点エリアって・・・・・・・
「洞窟じゃ無い拠点は作らないのでござるか?」
「レクト達が持ち帰ってくる材料だけで作ろうとしたら何ヶ月かかるか分かった物じゃ無いんだけどね」
持って帰ってくる量はそんなに多くないんだよ。
それだけ単一で集められてもそれはそれで困るしね。
大量に持ち帰るためにはストレージ程では無いにせよ大量に素材を収納できる鞄を作らないと・・・・・・
「あれ、そうなると洞窟の発電設備も・・・・・・」
「当然すぐには作れない。材料待ちだよ」
私の予想じゃ必要量たまるまで三日はかかるだろうね。
その後洞窟いっぱいに発魔力設備を建てるために十日くらいは集め続けないといけないから第二エリアの探索はだいぶ後になりそうだ。
「思った以上に時間かかるのでござるな」
「製作スキルの試練もこんな感じだったよ」
第二エリアからはモンスターが出るせいで探索に行けなかったしね。
ゴーレムを作ることになって凄く時間がかかったよ。
ゴーレムが完成して第二エリアを網羅したら第三エリアが無くて素材がこれ以上望めなかったから本当に大変だった。
「そういえばホムラ殿は試練にどのくらい時間掛けたのでござるか?」
「二度目とかは当てにならないし省くとして半年くらいかな」
まあ、私がクラフティングアルターを手に入れようとしなければもう少し早く終わってた気がするけどね。
パウリンと一緒になって錬金術で火山を加工しまくったのは良い思い出だ。
「半年でござるか・・・・・・・」
「でも半年って早いほうだった気がするし最低一年は余裕でかかると思うよ」
ロギロスが居ないとゴーレム作りは難しいと思うしね。
ちなみにあの後ゴーレム作らずとも設置型の設備から攻撃するなら限定的に攻撃が可能なことを知った。
つまりクロスボウとかを設置型の設備として運用させれば使えたわけだ。
だとすると火山とかにはモンスターが出ないんだからもっと楽に討伐できてた気がするよ。
でも飛行船がゴーレム駆動だから簡単に突破できなかったのは事実だけどね。
流石に気球じゃ認められなかったからね。
「まあ、私無しで向こうに何かを作ることが出来ればもっと早く終わると思うよ。オボロも錬金術を覚えていこう」
「そうでござるな」
オボロはこうして錬金術を本格的に学び始めた。
このとき私しか気がついてなかったけどオボロの生成エネルギー量が錬金術の学習と共にふくれあがっていくのを感じた。
結構良いことだと思ってたけどよくよく考えるととんでもないことだったんだと試練が終わる頃になってから気がつくことになった。
シャウラ「ところで気球は使わないの?」(それで第三エリアに迎えるよ?)
ホムラ「作る意味が無いでしょ」
シャウラ「そう」(コレは気がついてないね。まあ作らなくても問題ないみたいだし教えないでおこう)




