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057 第一限界突破の試練 1

 ◇ ◇ 海底の拠点 ◇ ◇


 転移ポータルに乗る要領で周囲の景色ががらりと変わるとそこは海の中だった。

 ・・・・・・まさかの海の中だよ。


『おいおい、スタート地点から海の中かよ!』


『どうやら見た感じ陸というものは無いみたいだね。天井が全部ふさがれてる』


 天井が全部ふさがれて陸に上がることは出来そうにない。

 洞窟というわけでは無く氷が海面を全て覆ってる。


『あの氷は壊せそうか?』


『無理だね。見た感じ厚さは一キロを軽く超えてる。それにあの氷の近くだと体温が下がって本気が出せないからね』


 どうも感知した感じからして上に上がると異常に冷えていき下に行くと暖かくなるらしい。

 普通は逆だよね?

 そういう意味では不可思議な地形と言えるね。

 この周囲の水温が高い原因も見つからないしね。


『まずは拠点作成からだね。と言っても建物なんかを作れるのは私しか居ないわけだけど・・・・・・』


 木材とかを扱うならレクトができるけど今回は岩を変形させて作らないとだしね。


『レクト達は周囲を探索して材料を集めてきて』


『了解した』


 レクト達は護衛としてオボロを置いて周囲の探索を始めた。

 今回はクラフターが私一人だからかなり勝手が違う。

 万能過ぎてよほどのことが無い限り使わないと決めていたクラフティングアルターも使っていこう。


 クラフティングアルターは製作スキルの試練の試練で獲得した凄まじい性能を誇る製造スキルだ。

 余りにも凄まじく私自身の技術の成長を阻害するとして必要ないときは頼らないようにしてるんだよね。

 今の私はこのスキルに振りまわされる実力しか無いからね。

 スキルに振りまわされない実力を身につけてから使わないとね。


『ところで何を作るのでござるか?』


『シンプルに洞窟だね。アルターが居た場所みたいなね。もともと深海でそういうのを作れるように勉強はしてきてるからすぐにでも作れるよ』


 深海に拠点を設立する可能性も考えていろいろと勉強したからね。

 まあ、この試練内には武器防具以外は持ち込み禁止だから設備建設用の材料はいま手元に無いんだけどね。

 製作スキルの試練は全部持ち込めなかったから大きな違いだよね。

 最も、武器に弱体化補正がかかってるらしいからないよりマシってレベルの代物になってるみたいだけどね。


『よし、とりあえず洞窟は出来た』


『早いでござるな』


 まあ、製作スキルの試練でさんざんやったしね。

 私がスキルを対価にしてクラフティングアルターを手に入れたから今度は五人だけでもう一度試練をこなしたしね。

 その時に洞窟を作ったりいろいろと作りまくったからね。

 流石に海中で作るのは初めてだけどね。

 でもほとんど同じだから問題無く作れたよ。


 さて、それじゃあ最後に近くからわき出ている空気を洞窟に送り込む仕掛けを作ればこれで完成だ。

 簡易拠点だ。

 簡易拠点の中に入ると空気で満ちた空間がある。


「おお、真っ暗でござるが空気があるでござるな」


「とはいえ、短期間ならともかく長期間ともなると問題が出てくる」


 二酸化炭素とかどうにかして排出しないとね。

 というより空気の全体的な調整が必須だ。

 入り口付近にアルターの洞窟みたいに仕掛けを施さないと気圧が異様に高くなりすぎてしまうからね。


 それに空気の全体的な質もよろしくないからどうにかしないとね。

 簡易魔法回路をきざんで簡易的な拠点を作ろうか。

 さて、ここから難しくなっていくし頑張っていこう。

ホムラ「にしても空気を清浄する方法はどうしたらいいのやら・・・・・・」

オボロ「潜水艦と同じ方法は使えないのでござるか?」

ホムラ「使えないんだよね。見渡した感じ既存の素材が無いからどれがCO2吸収するものか分からないし、他の方法は地上に潜水艇を浮かべてってものだしね」

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